セサミ5とセサミbotをHomekit化する（我が家のスマートホーム事情4）

2023年6月4日 20:37

Homekitコントロール端末

現在、モニターアームを使ってiPadを横向きに設置し、Split Viewで2つのアプリを同時表示している。

左はAppleMusic、右はHomeアプリ。
僕が普段いる机の横にiPadがあるので以下をその場から動かずに行うことができる。

個人的にはAVアンプ系の操作を行えるのが非常に大きい。
というのも、Marantzのリモコンは有効範囲が驚くほど狭く、結構正面までいかないと赤外線が届かないという難点があるからだ。

まず、セサミ5はmatterに対応が予定されているので、将来的にはHomekitでの制御管理が可能になると思われる点を踏まえて読み進めてほしい。

セサミ5が来るまではセサミ4を使っていたので、特に設定など変えずにスムーズに移行できた。

セサミをHomekit化するためにはHomebridgeを使うが、Homebridge自体のセットアップは色々なサイトで非常に詳しく説明されているので、ここでは割愛する。

Homekit(Homebridge)は常時稼働が前提となるので、WindowsやMacなどのPCよりもRaspberry Pi（ラズベリー・パイ）やSynology NASの方が適しており、以下の中から自身の環境に合うものを選ぶのが良いと思う。

我が家の場合はスナネズミ用にNASを使った常時録画システムを構築していたので、Synology NASによるDocker方式を採用している。（というかSynology DSM版があるのを知らなかった）

インストール自体に関しては他の関連ページに非常に詳しく書かれているのは前述の通りだが、ポート番号が8581である点に注意。

インストール時、参考にしたページには異なるポート番号が記載されており、Homebridgeにアクセスできなかった。

Homebridgeを起動し、プラグイン画面にある検索から「Homebridge Open Sesame」を入力し、出てきたプラグインをインストールする。

ここからはセサミ情報の取得→プラグインに情報の入力を行っていく。
具体的な作業は以下の通り。

意味が分からなくてもこの通りに進めれば問題はない。

必要な情報
準備１：api keyの取得
準備２：Device UUIDの取得
準備３：Device Secret Keyの取得

最初に自分が使用しているセサミに関する情報を取得する。

iPhoneでセサミアプリを起動する
セサミ4や5の項目（鍵）をタップし、右上の・・・から「このセサミの鍵をシェア」をタップする
オーナー鍵、マネージャー鍵などが出てくるのでオーナー鍵を選択
出てきたQRコードをiPhoneの写真ライブラリに保存
下記のURLにアクセス
https://partners.candyhouse.co/
QRコードアイコンをタップして先ほど保存したQRコードをアップロード(画像は後述)
人物アイコンをタップすると、接続されているセサミデバイスが表示される(画像は後述)
対象のデバイスをタップするとDevice UUIDとDevice Secret Keyが表示されるので控えておく。
また「ご利用のapi key」と記載がある真下に40字の文字列があるので、それも控えておく。
ちなみに、僕はiPhoneに保存した写真をiCloud経由でPCにダウンロードし、https://partners.candyhouse.co/にアップロードした。

※必要に応じてChild bridgeを設定

Homebridgeのプラグインに、先ほどインストールしたHomebridge Open Sesameがあるので「設定」を押す。

以上の手順で、セサミ5およびセサミbotをHomekitで制御管理する事ができる。

サポートありがとうございます。すなねずみ達の為に使わせて頂きます。