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セサミ5 Proオートロック動作不全について

2024/6/17追記;「とりあえずの対応策」

2022年からセサミ4を使っているが、これまでデバイスとしてはトラブルなく使用できていた。

しかし、ここに来て非常に困った事態が発生した。

それはセサミ5 Proのタイマー式オートロックとOpen sensorが動かない時があるという事。

鍵は防犯への根源的な対策の1つであり、この点が脅かされる事はかなりの懸念となる。

実際の症状

以下は実際の症状。
今日が2024/5/30なので、少なくても2週間の内に2回はオートロック動作不全が起きている。

1回目は21:37に開錠、その後、鍵が閉まっていない事に気づくまで2時間程度を要している。

2回目は13:08に開錠、13:37分。
30分も経過してからOpen sensorが発動するという不可解な事例。

いずれの場合も設定した時間でタイマー式オートロックもOpen sensorも発動していない。

1回目
2回目

Open sensorとオートロック時間

ちなみにOpen sensorとオートロック発動の時間は下記の通り。

Open sensorが正常に機能していればタイマー式オートロックは発動しないはず。

Open sensorとタイマー式オートロック設定

しかし以下の例ではタイマー式オートロックが発動している。

このパターンは他にも多くあるが、全ての画像を貼り付けても意味がないためこれ以上は示さない。

現状と考えられる可能性

使用環境(FWは全て最新)

  • セサミ5 Pro

  • Open sensor

  • セサミタッチ ミニ

  • セサミbot

  • セサミWi-Fiモジュール

問題点

  • Open sensorによる施錠が稼働しない事がある

  • セサミ5 Proのタイマー式オートロックが稼働しない事がある

考えられる原因

  • セサミの電池が少なくなった事で原因不明の症状を引き起こしている

  • セサミ5 Proのエラー

  • Open sensorの電池が少なくなっている

  • Open sensorのエラー

  • 施錠、開錠位置のズレ

対策

  • セサミ5 Proの電池を交換する

  • セサミ5 Proを再起動する

  • Open sensorを再起動する

  • Open sensorの電池を変える

  • 施錠、開錠位置の再調整

実施内容

全ての項目を実施したが改善していない。
実施内容をかい摘んで記載する。

セサミ5 Proの電池を交換する

最初に実施したのはこの項目。
原因不明の事が起きた時は電池交換、FW確認、再起動なので、まずはこれを実施。

念の為電池はCandy Houseで販売しているものを使った。

結果:改善せず

Open sensorの電池を変える

次に実施したのはこの項目。
Candy HouseのHPによると、電池寿命は10年とあるが、電池自体の耐久性は不明なので念の為交換。

結果:改善せず

施錠、開錠位置の再調整

結果:改善せず

結果

全ての項目について再起動や電池交換、位置調整を実施したが効果なし。

こうなると、残された道は製品買い替えか対処療法しかない。

対処療法案

現在の有力候補はセサミ5 Proの施錠/開錠ステータスとLEDライトの色を連動させる事。

例えば開錠時は赤、施錠時は青。
室内灯の色を変える事も考えたが、結構ウザそうなのでやめた。

4000円くらいの卓上型LEDを考えているが、まずはメーカーに考えられる原因を確認し、時間がかかりそうならLED作戦を実行しようと思う。

最後に

今回セサミ5 Proのログを見直していて気づいたが、ログにも問題がある事がわかった。

具体的には、本来施錠、開錠を行なっているのにも関わらずログには記載されないというもの。

たしかに先ほどセサミアプリを開いた際に「タイムアウト」表示がでていた。

一度タイムアウトになるとリトライはせず、そのまま無かった事にされるようだ。

これだとログの意味がない気がする。

2024/6/17追記;とりあえずの対応策

卓上型LEDを考えたが、単純に邪魔である事と電源をどこから取るのかの問題が生じたので、別の方法を考えることにした。

①:Switchbotテープライト

場所の問題を解決するにはテープライトを使えば良いと考えた。
テープライトは以下の様なもの。

Switchbotホームページから

価格が安く(2700円)、HUB2と組み合わせる事でMatterにも対応可能である事もポイント。

セサミ5の開錠で赤く点灯、施錠で消灯というトリガーを設定した。
これで居室にいる際にも鍵の状況を視覚的に把握する事ができる。

ちなみに、Switchbot HUB2は8台までのMatterデバイスを登録可能で、登録しても反映されるまでに時間がかかる点に注意。

僕の場合はおおよそ30分後程度に「Matter accessory」の様な形で表示された。

更に、Switchbot側で登録した「ルーム」に関わらず、Switchbot HUB2が属しているルームに追加される点にも注意。

②:玄関のライトに連動させる

現在施錠のトリガーは①セサミオープンセンサーによるオートロック(即時)、②本体のタイマーによるオートロック(10秒後)の2段階を組んでいる。

玄関に近づくとHue motion sensorによる人感センサーが発動して玄関のライトが付く。

玄関の扉を閉め、その場から人が離れると人感センサーが発動して玄関のライトが消える。

玄関のライトも玄関の鍵もMatterに対応しているので、これらをトリガーで結ぶ事でライトが消えたら鍵を閉めるという動きを達成する事ができる。


サポートありがとうございます。すなねずみ達の為に使わせて頂きます。