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函館スプリントS 2024

みなさん こんにちは。
早いものですね~。春のG1シリーズもあっという間に終了。今週からは夏競馬開幕。「光陰矢の如し」とはよく言ったものです。
皆さんはG1シリーズいかがでしたでしょうか?当方は的中は半々。回収率はマイナス。なんとか、夏競馬で盛り返したいと思います。


函館・芝1200メートル

2コーナー奥のポケット地点からのスタートで、3コーナーまでの距離は約490メートル。スタートから3コーナーと4コーナーの中間付近までは緩やかながらずっと上り勾配が続く。力を要する洋芝コースということもあって、レース前半の消耗度はラップから受ける印象以上に高くなる。ただ、ゴール前の直線は262.1メートルと短く、4コーナー途中からは緩やかな下り勾配になっているので、前がよほどバテないかぎり後方に控えた馬にチャンスは回ってきづらい。このコースで信頼できるのは、激しい先行争いを耐え抜いて直線でもうひと踏ん張りできるスピードとタフさがある馬だ。純粋なスプリント能力に加えて洋芝への対応力も不可欠になる。

2桁人気馬の激走注意

2018年以降は毎年単勝1番人気が馬券に絡んでいるため大きな波乱は起きていないが、2015年は2桁人気馬が2、3着に入って3連単が100万円に迫る高配当となった。2014年にも3連単が80万円を超えるなど、思わぬ伏兵が配当を引き上げたケースが少なくない。ちなみに、過去10年で馬券に絡んだ2桁人気馬は6頭全てが栗東所属だったので、人気薄を狙う際は所属にも注目してみるとよさそうだ。ちなみに栗東所属は下記。

・オタルエバー
・カルネアサーダ
・ジャスティンスカイ
・ジュベリーヘッド
・セッション
・ゾンニッヒ
・ビッグシーザー
・マテンロウオリオン

6歳以上の高齢馬注意

過去10年の年齢別成績では、3歳と4歳の3着内率が30%を超えている。これに5歳を加えた3世代で3着以内馬の8割近くを占めるが、妙味という点では6歳以上も無視できない。2015年に単勝14番人気で2着に入ったアースソニックをはじめ4頭が2桁人気で好走したほか、2014年にガルボが8番人気で勝利して高配当の立役者となっている。ちなみに6歳以上の馬が下記。

・ウイングレイテスト(7歳)
・カイザーメランジュ(9歳)
・シュバルカイザー(6歳)
・ジュベリーヘッド(7歳)
・ゾンニッヒ(6歳)

※とはいえ・・2桁着順が続く9歳馬 カイザーメランジュ ここで消します。

前走1着馬と芝1200m戦で6着以下だった馬

過去10年の前走の着順別成績を調べると、3着以内だった馬の好走率が比較的高くなっている。ただ、前走でオープンクラスのレースを勝っての参戦となった馬は、〔0・1・2・11〕と優勝例がない。狙い目は2着または3着に惜敗していた馬。前走が重賞またはリステッドで2、3着に敗れていた馬は〔4・2・1・5〕という成績で、3着内率が58.3%に跳ね上がる。該当馬が下記。

・アサカラキング(オープン 1200m 1着)
・カルネアサーダ(リステッド 1200m 4着)
・サウザンサニー(3勝クラス 1200m 1着)
・サトノレーヴ(リステッド 1200m 1着)
・ジャスティンスカイ(オープン 1200m 1着)
・ゾンニッヒ(オープン 1200m 6着)

なお、3着以内馬延べ30頭のうち14頭は前走6着以下からの巻き返しだった。ただし、前走が芝1200メートル戦で6着以下だった馬は3着内率7.7%と苦戦傾向にある。注目したいのは前走が芝1600メートル戦だった馬。3着内率37.5%と好走率の高さもさることながら、2016年にソルヴェイグが12番人気で勝利を収め、2015年にも12番人気のレンイングランドが3着と、人気薄での好走例が目立っている。該当馬が下記。

・キミワクイーン(ダービーCT 16着)
・セッション(マイラーズC 11着)

距離実績のある古馬と3歳牝馬に注目

6歳以上の馬は2014年のガルボを最後に勝利から遠ざかっており、優勝候補は5歳以下の馬に絞ってもよさそうだ。また、近年は距離実績のある古馬の勝利が多く、2018年以降の優勝馬6頭中5頭は、同年に行われた芝1200メートルの重賞またはリステッドで3着以内に入っていた。該当馬が下記。これに該当する4歳または5歳の馬がいれば注目したい。なお、2022年ナムラクレアに加え、2016年のソルヴェイグ、2017年のジューヌエコールは3歳牝馬だった。3歳牝馬が出走してきた場合は軽視禁物だろう。

・サトノレーヴ(春雷S 1着)
・ゾンニッヒ(短距離S 3着)
・ビッグシーザー(オーシャンS 2着)

GⅠ実績

近2年のG1成績をポイント化。高い順に。
1.レイベリング(0-0-1-0)※朝日杯3着
2.ビッグシーザー(0-0-0-1)※高松宮記念 7着
3.キミワクイーン(0-0-0-1)※スプリンターズS 10着
4.シュバルツカイザー(0-0-0-1)※高松宮記念 13着
5.マテンロウオリオン(0-0-0-4)
6.セッション(0-0-0-1)※NHKマイルC 13着

GⅡ実績

近2年のG2成績をポイント化。高い順に。
1.ウイングレイテスト(1-0-0-2)
2.ゾンニッヒ(0-0-0-1)※京王杯SC 6着
3.マテンロウオリオン(0-0-0-3)
4.ジャスティンスカイ(0-0-0-2)
5.ビッグシーザー(0-0-0-1)※セントウルS 10着
6.アサカラキング(0-0-0-1)※青葉賞 14着

GⅢ実績

近2年のG3成績をポイント化。高い順に。
1.アサカラキング(0-1-0-0)※阪急杯 2着
2.シナモンスティック(0-1-0-1)
3.ビッグシーザー(0-1-1-1)
4.サトノレーヴ(0-0-0-1)※阪急杯 4着
5.セッション(0-2-0-1)
6.ウイングレイテスト(0-1-0-3)
7.ゾンニッヒ(0-0-1-1)
8.  ジュビリーヘッド(0-2-0-6)
9.  キミワクイーン(1-0-0-5)
10.  マテンロウオリオン(0-0-0-5)
11. シュバルツカイザー(0-0-0-3)
12.  カルネアサーダ(0-0-0-1)

斤量

同斤量での成績をポイント化。高い順に。
1.アサカラキング(2-1-0-0)
2.サウザンサニー(1-1-0-0)
3.サトノレーヴ(1-0-0-1)
4.ビッグシーザー(1-1-1-0)
5.ゾンニッヒ(3-2-1-3)
6.カルネアサーダ(0-3-0-5)
7.シナモンスティック(1-1-0-3)
8.ジュビリーヘッド(2-4-0-6)
9.  キミワクイーン(1-0-0-2)
10.  マテンロオウオリオン(0-1-0-6)
11.  セッション(0-0-0-3)
12.  ジャスティンスカイ(0-0-0-2)
13.  シュバルカイザー(0-0-0-5)

調教

個人的見解で5段階評価。今回は〇、△。以外は真ん中の「可もなく不可もなく」です。

〇:サウザンサニー、サトノレーヴ、マテンロウオリオン
△:シュバルカイザー、カルネアサーダ、キミワクイーン

調教ワイド

今回は下記3頭のBOXで。
・サウザンサニー
・サトノレーヴ
・マテンロウオリオン

まとめ

今回はポイント上位5頭で勝負します。高い順に。
1.サトノレーヴ
2.ゾンニッヒ
3.アサカラキング
4.サウザンサニー
5.ビッグシーザー

抜けたのがサトノレーヴ。前走内容も強かったですし、追切も好印象。馬体の張りも良く見えました。本命でいきます。対抗は枠が気になるのですが、サウザンサニーでいきます。1勝クラスからとはいえ、3連勝は立派。重賞でもいい勝負ができそうな気がします。外を引いたこともあって、ゾンニッヒは△まで。
◎:サトノレーヴ 〇:サウザンサニー ▲:アサカラキング
△:ゾンニッヒ・ビッグシーザー






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