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カブ作り⑤(2018.5下書き)

日経新聞 5/23

【土壌作り(知識のインプット)】

ETF → Exchange Traded Funds

日本語で「上場投資信託」とも呼ばれる。

金融商品取引所(証券取引所)に上場し、取引されている投資信託をいいます。

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・投資信託(とうししんたく)

 → 投資家から集めた資金を一つにまとめ、運用の専門家(プロ)が短期金融商品や債券、株式、不動産などで運用し、その運用成果に応じて収益を分配する金融商品をいいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーETFには、大きく分けて、運用成果が株価指数(日経平均株価、TOPIX等)や商品指数などに連動して運用される「指数連動型上場投資信託」と、

金価格などに連動して運用される「指数連動型以外の上場投資信託」の2つがあり、現在、その大半は前者の指数連動型上場投資信託となっています。

ETFは、ファンドを組成する管理会社が募集を行い、これに応じた者(「年金基金をはじめとするポートフォリオ運用者」や「指定参加者と呼ばれる証券会社」が中心)に対して、ETFの受益証券を発行することになります。

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・受益証券(じゅえきしょうけん) 

→ 信託契約に基づいて行われる信託財産の管理・運用などの結果を享受する権利である「信託受益権」を表示する証券のことをいいます。

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通常の投資信託では、募集に応じた多くの一般の投資家が金銭を拠出して受益証券を受け取るのに対して、ETFでは、指数に連動するように構成された現物株式のバスケットを拠出した場合に限って、ETFの受益証券を受け取ることができる仕組みになっているからです。

なので、一般の投資家は、管理会社の募集には応じることができないため、その代替手段として取引所のETF市場を通じ、募集に応じた者が放出する受益証券を小口で購入することになります。

募集に応じたポートフォリオ運用者は、受け取った受益証券をパッシブ運用の手段の一つとして保有し、換金の必要性が生じれば市場で売却することになります。

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パッシブ運用 (ぱっしぶうんよう)

投資信託や年金などのファンドにおいて、アクティブコストを支払っても超過リターンは得られないという考え方に基づき、市場平均と同程度の運用成績を目標とした運用スタイルのことをいいます。市場平均を上回ることを目指して、個別証券などの割高や割安等を運用者が判断して売買を行うアクティブ運用に対して、運用者の判断を交えず、インデックスに追随することを目指した受動的な(パッシブな)運用であることに由来する呼称(呼び名)となっています。一般にパッシブ運用では、売買回転率が低く、取引に関わるコストが少なくてすみ、また個別証券等の詳細な調査や分析などを行わないため、アクティブ運用と比べて、手数料や運用報酬が全般的に低く抑えられる傾向があります。また個人投資家についても、ETFの普及と共に、その運用手法に関心を持つ人が増えています。

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ETFのマーケット

●流通市場

不特定多数の投資家の間で小口化されたETFの受益証券を自由に売買できる市場であり、その流動性は日々の出来高という形で広く一般に公表されている。

●発行市場

流通市場だけでは、機関投資家等の大口の取引需要に対応するだけの流動性を供給することができない場合もあるため、発行市場において、大口の受益証券の設定・交換を行うことで、流通市場における出来高を超える規模の取引を行うことができる。

□ETFの特徴とは

ETFは、通常の投資信託とは大きく異なり、管理会社の募集に応じて大量の受益証券を取得する者(大口投資家、指定参加者)と、市場を通じて小口で受益証券を取得する一般の投資家が明確に分断されています。以下は、一般の投資家にとっての主な特徴です。

・商品内容が指数に連動するなど分かりやすい
・証券取引所に上場されている(市場価格)
・通常の投資信託と比べて信託報酬などコストが安い
・株式と同じようにいつでも売買ができる
・指値注文や成行注文などができる
・信用取引(買い建て、売り建て)ができる
・少ない資金でリスク分散ができる
・投資判断や損益把握が容易である

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