カブ作り⑦(2018.6下書き)
□今更の『四季報』『決算短信』
実際のネット証券『四季報』の抜粋。
前回やったように、『売上高』『営業利益』『経常利益』『当期利益(純利益)』の数字をみる。
上から下にザっと見るだけでも、予想も含め全ての数字が年々伸びていっているのがわかる。
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□コンセンサス予想
→ 専門家による予想の平均値や最頻値を提示したもの。予想同士を結合することにより予想精度が高まることは立証されています。また、様々な視点から見た専門家の意見の集約であり、また市場の雰囲気を知ることができるという利点もあり、市場参加者の多くが参考にしています。
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□決算短信
→ 会社が3カ月ごとに発表する決算の発表資料が『決算短信』。
見るところ。
① → 終わったばかりの期の業績結果【2017/4/1~2018/3/31】
② → 前の期の結果の記載【2016/4/1~2017/3/31】
③ → 自己資本比率の確認
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自己資本比率とは・・・自己資本=純資産。会社の総資産から、負債(借金、支払わなくてはいけないお金)を引いたもの。業種にもよりますが、一般的には50%以上で安全、20%未満になると危険な会社が随分混ざっています。金融・不動産などで10%前後で通常。金融で1ケタ前半、不動産は1ケタで危険性が高くなってきます。
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④ → 営業キャッシュフロー(営業CF)
キャシュフローとは現金の流れのことで、営業CFが『1億円の黒字』という場合は、本業の活動によって1億円の現金が増えた!ということ意味する。
営業CFは本業の活動で入ってきた現金収入から支払った現金をひいて求める。
例えば、商品を納品して支払いは数カ月後先といったことはよくあることなので、1年くらい多少赤字になったからといってすぐに『危ない会社』と判断することはありません。
しかし、あまりにも大きい赤字であったり、2~3年も赤字が続いていたりするようだと、これは資金の流れに異常が出ている可能性があります。
⑤ →今期の【2018/4/1~2019/3/31】の業績予想
ある意味ここが一番重要!
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