物語５

あっという間に６月ですね。
今日は朝からバラのお手入れをしていました。
一番花が終わったこの時期に、引っ越しのため抜いてきた薔薇の根がどうなっているのか見ておきたくて。
すごい。ちゃんと生きてる。新しい白い根がいっぱい。つるバラはすごく強くて、鉢底から地面に根が伸びだしてきていた。
どうしよう、どうしよう、
この家に似合いそうだと３月に買ったのは花壇に植えるとして、１０年、２０年と一緒に生きてきた子たちもみんな元気で、、、でも、地面に下ろしたら、そう簡単に植え替えられないし、、、うーん。

「今日、全部やらなくてもいいんじゃない？」

あ、そうね。そうだよねー。
娘に言われて、すん、となりました。なんだか私、煮詰まるクセがあるのかも。できるだけ早く終わらせなけりゃイケナイといつの間にか思い込んで、頭の中でぐるぐるし始める。
休もう。これは仕事じゃない。上手くやれなくたって誰かが困るわけでもないのだ。
小さい頃から割と何でも上手にできた。上手に出来るのが当たり前で褒めてもらうのが普通だった。

そんな親に育てられた子供は、息苦しかったのかもしれないです。
でも、３人共、ちゃんと生きて大人になってくれた。ありがとう。

そして今、すごい雷です。雷のあとはキノコが生えるらしいけど、うちのバラにも新しい芽が沢山出るといいなっ！