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日々のおとしもの

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ふとした瞬間のあたしの人生に必要だと思ったmemo的な.
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#田舎暮らし

濁点

台風が通りすぎた次の日は 朝も風が冷たくて、下り坂ですれ違う風は、 少し寒いとさえ思った。 チェーン取り替えたての自転車で 町にひとつしかないスーパーに 寄ったあとの帰り道、 20時前の道は真っ暗そのもので、 自転車の無灯火が 良くないとされる意味がはじめて解かった。 帰りのピークは大体16時を過ぎたころから 18時半くらいまでだから、 車の通りも比較的少なくて、 たまに、真横を横切る車は ハイビームを装備していることが多い。 真正面からの車は私の存在に気が付くと それを

天王星人(+)零合星人の方々、今日しんどくなかったですか?

これはきっと「停止」の襲来に違いない。 天王星人(+)にとって今日はそんな日だった様子。 おかげ様で今日は鏡に映る自分の顔が 正直誰だかわからない。 あたしの場合は零合星人でもあるから、 急にお湯が沸いたかのような ハイテンション状態「達成」がやってくる可能性が高い。 一番重要なのはこの「停止」をきっかけにして、 泥沼に入り込んでしまうコトがあるから、 これをまず阻止する。 「今日は停止の一日だったから、思うように進まなかったんだ」 という今日の反省を 他の物事に飛び火

うさぎとりすと時々ハリネズミ

自作でパソコンが作ることが趣味だという彼が 見かけとは全く一致しない、 メルヘンチックな直方体の箱をもってきてくれたのは お昼休みに入ったくらいだった。 側面の正方形の面には「HAPPY」と書かれていて、 何処で手に入れたのかを聞いてみると、 近所の100均らしかった。 それを選ぶ彼を想像するだけで、 なんとなくふんわりした気持ちになる。 昨日1日、仕事に付き合ったお礼と 今日が上司が誕生日ということを聞きつけて、 どうやら作ってくれたらしい。 箱の中に規則正しく並んでいる

ことわざ辞典を図書館でかりてこよう。

「次の日に仕事を回すのは良くない」 とされるのは、 日中に適当にサボっていたり するかもしれない人に 向けられたフレーズなのであって、 21時以降に仕事をするのは きっとナンセンスなのだと思う。 出社時間が昼の3時とかなら 別に問題ないのかもしれないけれど。 昨日Twitterを散歩していると、 「夜に明日の予習をして、次の日の仕事は朝するのが良い」 と書いてあった。 それから 「睡眠時間を8時間以上に増やしたら、やる気が復活した」 とか、前向きなフレーズ並んでいて

まごころ

職場にたどりつくまでの最後の坂道、 気合を入れてペダルを漕ぐと オモイキリの良い音が足元で鳴った。 信号が変わらないうちに 冷静に向こう側へ渡る途中 振り返ると案の定チェーンは綺麗に切断されていた。 今日は会議が重なって、 お昼休みもほぼ存在しないようなものなのに、 とりあえず誰に聞いたら直す場所がわかるのかを 考えながら駐輪場に自転車を止めた。 はじめに会った職場のお姉さんに 今朝の自転車の件を相談すると 「それは大変!」と 自転車屋さんを教えてもらうだけにとどまらず、

雨予報の根拠は梅雨前線

週末は何もしなかった。 驚くほどに、何もしなかった。 寝てるかゴロゴロしているか、スマホゲームをしているか。 時々、業務連絡で誰かとメッセージのやり取りをするくらいで、 この2日は他人と会話をしていない。 自分の声は歌いたくなって少しだけ聞いた。 油断すると期待と希望すべき未来に押しつぶされそうになる。 鯖寿司くらいならいいかもしれないけれど、 イメージに近いのはどちらかといえばも うちょっと良くないナニカ。 今はパッとちょうどいい例えが思いつかない。 良いことなのか悪