2020/5/5 (火)

1面等
・緊急時大宣言の5/31まで延長
*昨日の記事から、追加分を補足。

①14日をメドに分析実施、地域ごとに解除。
解除の指標は4つ。
ー直近2~3週間の累積患者数
ー感染経路不明の患者数
ーPCR検査を含む医療体制
ー近隣都道府県の感染状況

②新しい生活様式を提示
→共存のための長期戦略
③罰則含む法改正には慎重

*PCR検査数は目詰まりで伸びない
→保健所の業務量過多、人材不足、医療器具の調達不足がボトルネック

*アナログ行政 遠のく出口
日本は感染経路をアナログで調べており、感染者の急増に伴い追えなくなった。
台湾や韓国はビッグデータやスマートフォンを活用し、情報を結びつけAIも利用して、検査の大幅な拡大につなけだ。

😌日経を整理しながら読めば、記事と記事の繋がりがわかってくる。そこから日経の考えや、世の中の課題が明確に見えてくるのは面白いな。


・スイス ロシュの抗体検査薬、米許可
→精度がほぼ100%。1時間あたり最大300人の検査は、これは効率的ということかな。


国際面
・「一路一帯」がコロナで停滞
→中国の姿勢は「第一優先は国内経済の回復、第二に周辺諸国との協力でサプライチェーンの回復」

企業面
・サーバー需要、獲得競争、在宅勤務で通信料5倍
→米中勢と国内勢の競争が激しくなる。

・外食・土産品をスーパーが販売

オピニオン面
・米大統領選が対中競う皮肉
共和・トランプ氏と民主・バイデン氏は、11/3からの大統領選に向け、対中批判競争がエスカレートしている。米国民の中国への不快感が急速に高まっているためだ。国際的な協力が必要な疫病に世界の結束は雲行きは悪い。


経済教室面
・医療の持続性を高めるには *3部作
→課題は保険の支出が多いことと、医療サービス提供の物理的な限界の2つ。

上:医療提供体制にはオンライン診療を、公的医療保険には必要な薬に手当を集中。(ガンの薬と湿布に同じ保障はするな)

中:医療の無駄である「過剰な検査・過剰な治療・多すぎる病院」をなくすため、かかりつけ医の機能強化と、各治療の費用対効果を考えよう

下:未公表

😣医療には無駄が多い。倫理的な考えの重きも多いが、財政的な考えを取り入れて、持続的な体制になるようにメスを入れるべき。コロナはそのきっかけになるかも。


新型コロナ 変わる日常特集
・接触なき接客に商機あり
→ピザの置き配、アパレルのチャット・電話での接客、巣ごもり消費促進。
・通販の利用増 物流網が逼迫

😎運送業の人手不足はコロナ以前から課題であった。今後もデジタル化して、物流の需要は拡大していくはず。人手不足に対して、雇用拡大だけでなく、配達能力を持つ会社(異業種でも)との資本提携やITへの投資による業務効率化や、昨日話した人材のワーク共有の考えが、今後拡大していくんじゃないかな。