white out

white out

僕は君以外知らなくていい
遠くの町へ消えてしまいたい
全て真っ白な吐息の行方のようになりたいんだ

声は届かなくてもいい
握った裾は離さないから
全て真っ黒なこころの中をどうか見つけて欲しい

朝が眩し過ぎて僕は夜の方が好きだった
でも、君は太陽の光の下の方がよく似合っていたんだ

今日は雨が降っているから昨日に閉じこもっていようか
そうして取り残されることが心地よくなってしまった

もしも僕がこの世界からいなくなっても構わないよ
でも、どうか神様がいるのなら君よ穢れないで欲しいんだ

言葉に出来なくてそっと思い出を握り潰した

朝が眩し過ぎて僕は夜の方が好きだった
でも、君は太陽の光の下の方がよく似合っていたんだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?