Coupe du Japon MTB 2022 朽木 観戦記 その2
Day 2です。5/5こどもの日。846さんの大会のイメージはやはり846ジャージの小さい子供達。開場がほのぼのするのが良いですね。
朝は7℃まで気温が下がり、車中泊した車の窓はびっしり水滴。人間ってこんなに水分を排出しているのだなぁと改めて思います。寝る前、起きたときの水分補給は大事。
コンビニで朝飯のり弁と昼飯おにぎり2個と水分は気温が上がると予想して3リットル+朝の一本を購入。でも、この時点では、あそこまで気温が上がるとは予想していなかったです。安全方向に振っておいて良かったです。
宿だと朝起きてから広げた荷物のまとめとかなんだかんだで時間を使えるのですが、車中泊すると朝の用事を済ませてしまうとやることがない、ので、試走の開始から逆算して開門時間に合わせて移動開始します。でも、こういう時に限ってはやめはやめの行動になるので、着いたときに開門されていることはまず無いです。せっかちな老人病という部類に入るのかなと思います(笑)。
さて、レースはkidsから。
Kidsもこれだけ揃うと壮観ですね。撮るときに心掛けていることは、視線の高さを合わせること。下を向いて走る子供も多いので、大人を撮るときより更にあおり気味に撮ります。大人で中腰のところなら膝をつき、膝をつくところなら座り、座るところなら腹ばいに。移動とそれを繰り返すので、同じ時間での運動量で言うと大人よりハードです(笑)。
プランは少ない周回数で出来るだけたくさん撮る。なので、スタート撮ったらラストセクションに走る。そこでランダム撮り。きつい上り下りは降りてしまう可能性があるので、そういうポイントで常駐して撮るのはなるべく避ける。多少画像が粗くなるとバーターでシャッタースピードは早めにして(ぶれにくくなる)、有効枚数を上げる。です。
ただ、今回は明るすぎだったので、有効枚数を上げることより光の向きを気にすべきでした。明るすぎると逆光補正(オートが勝手に明るく調整してくれる)も出しにくいし、順光でもメットをかぶっているので影で顔がかくれたりしてしまいます。この辺りはうまく撮れている条件を経験として蓄積していくしかないです。が、今回は修正する前にレースが終わってしまって涙。
ロスの次の次を狙う世代のトップは846大石理人(小3)。と
齋藤結陽(小5)。良く聞いていた名前なれど初めてタイプしたようで、一発変換ならず(笑)。
余計な話ですが、さいとうはたぶんいろんなところで誤植されるのだろうなと、伊藤と伊東問題を抱える私は思ってしまいます。齋、斉、齊、斎の四パターンありますもんね。斉藤亮、斎藤朋寛です。こういう記事を書くときは一旦手を置いて、ネットを検索してチェックしてます(笑)。齋と斉は結局同じ意の字だから、藤と東ほどには気にならないのかもしれません。沢田、澤田や、渡辺、渡邊、渡邉が前者、酒居、酒井、堺、坂井が後者になるのですかね。前者の方々は、テストの時に名前を書くのが面倒で齋とは書かず斉と自ら書くこともあるのでしょうか。……余計でした(笑)。
「乗り始めた子供の頃は言われるがまま、そしていつしか自分の意思でMTBに乗るようになった」(某記事より拝借)で、この朽木で勝つ姿を撮りたいですね。?ってその頃私は何歳になってる?????
第二レースは男子チャレンジと女子チャレンジとオープン
Men Challenge
なんか1人違う雰囲気で駆け抜けていったなぁ(写真右の黒ヘル)と思ったら、なんと勝ちました。神谷正紀。おめでとうございます。
1位 神谷正紀 2位 片岡誉 3位 野口淳
青い青い空と新緑と土。この背景私は好きなんです。
Women Challenge
1位 三山由紀
楽しそうに走る姿。気持ちよくなります。
Open (Men / Women / Men Cadetto)
前回の菖蒲谷もバチバチやっていた2人。伊藤隆聖vs.南翔大は隆聖の2連勝。もうすぐユース組ですね〜。ライバルがいるって良いことです。
第3レースは男子ユースと男子マスターズ
846さんのレースは、男子マスターズとアドバンスの前後が逆になります。マスターズが前、アドバンスが後。後のレースが女子エリートと一緒に走ることになるので、今回女子エリートと一緒に走るのはアドバンス。大会によって女子エリートの2分前を走る相手が変わるということになります。この辺りは主催者がさまざまな事情を鑑みて決めることですが、シリーズで見ている者にとっては統一して欲しいですね。統一されていると今回のレースはマスターズの誰までが女子エリートに食い散らかされた、という見方が出来るからです。アドバンスは常時参戦する人がマスターズに対して少ないし、速い人が抜けてしまうのでそういう見方がしにくいのです。
撮影プラン。今回は頂点から見下ろす絵は撮らないことに決めていました。だだっぴろいゲレンデを淡々と直登してくるのを上から見下ろすポイントは、ぼかしを効かせやすくて簡単に撮れる割りに受けが良い絵が量産できます。また、観戦ポイントとしても前半部分をほぼ見渡せて長く選手を見ていられるし、順位の把握もしやすいし、MC無しではあるもののレース展開を主に気持ちよく見るには最適です。ただし、そこまで歩いて登る体力は必要です(笑)。このショートコースレイアウトになってから2回ともにこの一番高いポイントでメインに撮っていた(スタートは撮らずに)ので、3回目もまた同じ絵になってしまう、というのは避けるためです。
なので、今回のプランは、スタートを撮ってから、新設ドロップを(飛ばないのは分かっていましたが)必須ポイントとして、其処までの移動で1周目。ドロップを2周目、其処から灌木の間を抜けるエリアを3周目で撮り、フィードを4周目、クネクネセクションをマスターズラスト周回、としました。
Men Youth
1位 内野友太 2位 澤井千洋 3位 松井颯良
友太。おめでとう。ユース2勝目?ですかね。前回湯船は集まったメンツで観ると順当な勝利だったけれど、今回は今まで分が悪かった千洋、颯良の2人を下しての勝利で喜びもひとしおというところでしょう。これを機に常勝もある?
Men Masters
総合 1位 岡本紘幸 2位 酒居良和 3位 多賀良成
30 1位 岡本紘幸
もともと、ワールドマスターズに焦点を定めてエリート一桁を走る力を持ちながら30代前半からマスターズを走る岡本。勝って当然という視線の中で、(勝って当然ではない)来たる日に向けてパフォーマンスを向上し続ける精神力にリスペクト。
40 1位 小林義典 2位 赤坂佳紀 3位 若松武史
数年前からXCOレースの活動を再会して、一気にマスターズ上位常連となった小林。2006年から2011年までエリートでブイブイ言わせていた人で、2007年全日本田沢湖で13位という記録があります。2012年から撮り始めている私とはちょうどすれ違いだったので、それ以前から知っている人であれば懐かしい人が帰ってきた、となるのでしょう。しかし2007年の走行時間が2時間34分って。。。。毎回フルマラソンってことですね。。。気が遠くなります。
あと、2位3位は栃木のお二人。赤坂さんとはレース会場もしくはろまんちっく村などでしかお会いすることはないですが、上位に予想するとトラブル、予想しないとちゃっかりという私の予想を外す天の邪鬼な方。今回は予想通りにきましたね〜。若松さんは私のチャリのメンテもしてくださったチャリのお店の人。やっぱ、なんともうれしいものですね。
あ、そうそう。今回マスターズ、展望予想、この一番むずい40代を攻略して全て当たりました〜。わーーいバチバチ。えへへ。
50 1位 酒居良和 2位 多賀良成 3位 大橋尚哉
有持を上に見送り、多賀、大橋尚を下から迎えた酒居が、前回菖蒲谷でDNSとなった多賀との直接対決をしっかりと抑えて王座を堅持しました。注目は右側シートステー。替わりがなかなか手に入らないご時世ですが、テープでグルグル巻きです。なんと、カーボン半分割れてます。いたわって走ったかは別として、そんなバイクでも勝てちゃう酒居に脱帽。ピカッ。
1位 有持真人 2位 増田謙一 3位 橋本寛二
有持が加わって一気に60代が熱くなりました。60にしてトップテンですからね。ってことで、リスペクトな画像を追加↓↓
さて、この画像。
レンズ越しに見ていると恐怖はあまり感じないです。というかこのケースで言うと、射線からずれているので本体との接触に関してはあまり恐怖を感じていません。警戒していたのは石で、反射的に脇を閉じて小さく身構えています。また、目は守られているので、歯に当たって歯が欠けることがないように口をグッと閉じていましたね。
進行方向側から撮っているときに一番怖いのは、突散らかって前輪がこちらを向いている状態です。その時はスピードが低くても本能的にその射線上から逃げます。だいたい間に合わずに当たりますが、逃げ始めているのでショックは少ないですね。そして、逃げているので釣果はございません(笑)。だから突っ込むのはやめましょう。
やばいと思ったのは木島平か何処かでスタート直後の落車で人が突っ込んできたときです。スタート直後の集団を撮っているときにガシャッという音がして、逃げる間もなく足をかっさらわれて、受け身とか何かする前に腰を地面に打ち付けてました。カメラもフードが吹っ飛んで割れました。何も対処できなかったという意味で思い出すと今でも身震いしますね。スタートを怯えながら撮っているのはこれが理由です(笑)。みなさま、お子様だと足をかっさらわれるのではなく全身をはじきとばされるので、スタート観戦時はほんと気をつけてください。
4000字超えたので つづく
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