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Coupe du Japon MTB 2022 一里野 レース展望

一里野と言ってもそれどこ?という人も多いでしょう。石川県の白山市。石川県と岐阜県を繋ぐ唯一の道、白山白川郷ホワイトロードという絶景の山岳道の石川県側に20km程行ったところ、というのはマニアックすぎですかね。金沢市から南に40km言ったところにある一里野温泉スキー場で開催される大会です。

もともと6/19を予定していたのが2週間前倒しになって、でも募集期間が変わらなかったために運営側も大変だったようです。なのでエントリーリストもレースの4日前に公開となってしまいました。

前述の白山白川郷ホワイトロードの冬季通行止の全線開通が6/17。以前六月に開催されたときも開通前に設定されていたので、日程変更はこの辺りの関係もあるんでしょうかね。帰りにこの道を通るのが高所恐怖症のわたしにとって超刺激的で良かったのですが、今年もこの道を通って絶景を楽しみながら、股間をキュンキュンさせながら帰宅する事は叶わないようです。まじこえぇっす。

で、前戦八幡浜HCのおかげでUCIランキングになんとNation/Japanで45人がリストアップされました。ニノと同じページに名前が載るってことなんですね。^^ 一年消えない記録です、じっくり味わいましょう(笑)

XCC

Top 5からは宮津旭と平林安里。沢田時はローラーの上で?ウイリーして?治療中。竹内遼、北林力はパスです。安里は現時点CJランキング6位ですが、UCIポイントはなく、今回UCIポイント持ちが23人出場するので、XCC出場枠24枠のギリギリ末席での参加となりました。XCCで8位までに入ればXCOでは最前列か2列目までに並べますが、それを逃すと24番コールでのスタートになります。もし、今後の大会でUCIポイント持ちが24人以上になると、XCCで上位8人に入って前方からスタートするという目もなくなります。全日本も考えると八幡浜でのDNFはだいぶ痛い流れになってしまいましたね。

このコースとの相性から考えて旭がトップは既定事項。翌日のXCOも見据えXCCをパスする人も居るので、というか上位に予想すれどパスされそうなので、うーん、8位を当てに行きましょうか。

2019 Ichirino 創平

山口創平。
より上位に行けそうでもかの上野亮を見習ってぴったしでフィニッシュしてくださいね。

XCO Men Elite

出走61名。2019年の37名からすると倍とは言わないけれど大幅増。全日本前最後の手合わせというのもあるかもしれませんね。今年は以前ほど行動制限が掛からないことから、エリートからの降格が復活することがほぼ決定事項ですし、東方面のライダーにとって全日本とゆぶねと此処が比較的東寄りの大会なのできっちり上位に食い込んでポイントを稼いでおきたいところ。

Top 5が二人しか居ないです。三つ目の席を狙えます。旭は勝てるレースで勝つことがミッションになります。続く安里は八幡浜DNFの原因が何だったのかに一抹の不安はあるものの負の流れはそうそうに脱してしまいたいですよね。安里を次席確定としてその次を誰とみるかです。

筆頭は緑の無印佐藤誠示。八幡浜でお遼、リッキー、旭に続いての4位は記憶に新しすぎるでしょう。それに互するのを西山靖晃とします。地元愛媛の大会でトラブルでDNFとなったシマウマジャージ。師匠?門田基志に忖度せずに?悔しさを吹っ飛ばしてはじけてくると見ます。

注目はAXのエリート男子最終兵器合田正之。AXは今回エリートに6名ですね。フィードが大変そうです。

XCO Men Junior

遠藤紘介 vs. 江越柾也。この二人だと現状では紘介の勝ちと見ます。エリート後2分差スタートなので、どの選手まで追いつくか目標を定めるのも安里かも知れないですね。

XCO Women Elite

矢吹優夏。勝たなければならないレースを守らず(無茶ではなく)攻めて勝ちましょう。

10名の参戦。PAXの3人娘?が来ると一気に華やかになりますね。
朽木のメンバに津曲範子とキラ人太田まどかの二人を足した形になるので、2位のナショナルジャージ橋口陽子も獲らなければならない2位以上として、路子vs.まどかという戦いになりますか。

XCO Women Masters

小林真清、近藤民子、綾野桂子、水谷有紀子、佐復亜都奈、北島優子です。

XCO Men Masters

おっと久々の橘田淳一郎の名前がありますね。ご無沙汰です。

総合は岡本紘幸、酒居良和、多賀良成
30は岡本のみ 
40は小林、荒川大介、古郡今日史
50は酒居良和、多賀良成、大橋尚哉 
60は有持真人、橋本寛二、五味隆登

やっぱ40の難易度が高いですね。

XCO Men Advance

さて、ここは注目レース。修善寺をCJでは無く全日本で走る切符を手に入れる最後の大会。厳密に言うと海外に行ってUCIレースでポイント獲っても良いのですが……

その2枚の切符を手に入れるのは誰か。

ネームバリューで選びます。山田誉史輝(←わたしのATOKは一発変換)、橋本青空。

XCO Men Youth

19名。盛況です。

内野友太。3連勝で常勝路線を築くか。
上手く勝ちに結びつけられない流れに終止符を打てるか澤井千洋。
八幡浜でクレバーな走りで内野友太に肉薄した垣原弘明。
菖蒲谷2位、テクニカルコースで本領発揮、音速の赤ヘル松山海司。
菖蒲谷の覇者、音速のスカイ松井颯良。
やっと歯車が噛み合ってきた野嵜然新。
そして、そこに今シーズン初参戦の成田光志。

まだまだ他にもキャラの立つ奴らがひしめくユース。みんなでじっくり育ててきましょう。

XCO Women Youth

八幡浜に引き続き、日吉彩華vs.石川七海。と綱島凛々音。
八幡浜の結果を見るに、彩華。

XCO Men Challenge

菊地壮太郎。中曽祐一という名前に見覚えあり。

とりあえず、ささっと書いてみました。
それぞれの人がスタートリスト見て自分なりに目に止まった人を、現地で応援したり結果を見たりして一喜一憂する。情報がない時代ってそんなことだけで楽しんでいた気がします。

2012年、レースを実際に見る前のわたしのMTBヒーローは29erの先駆者小野寺健。2008年にGary Fisherを買って、友人と最新機材の話で盛り上がっていた頃ですね。ネットの情報でトキドキ見掛けるリザルトを見て応援してたっけ。それぞれの楽しみがあると思いますが、気に入った選手を少しずつ覚えていくのも楽しみを拡げます。

では現地で。
(後日懐かしの写真を補完します)

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