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Coupe du Japon MTB 2022 朽木 観戦記 その1

Coupe du Japon MTB 2022 第二戦 朽木(びわ湖高島)です。

天気良し!!! これで今年の雨男候補からは脱することが出来ました。

朽木は栃木からだと570kmで7時間45分。前戦、菖蒲谷(兵庫県たつの市)は720kmで9時間15分。この8時間というのが日帰り観戦(撮影)の限界点。朝8時までに会場に入る、16時までに会場を出る、で0:00-24:00が可能になるからですね。なので、日帰り観戦を縛りにしていた頃の私にとっては、この朽木が観戦できる最西端のレースだったんです。

朽木はGWに行われるので、わたわたしていると宿はほぼ取れないです。高速の割引もないので、金銭的な都合もあって車中泊前提で考えています。コンビニが対面にある道の駅が近くにあるのと、そこにはチャリ満載のお仲間がいて安心感もあります。ただ、GWはまだ寒いですね。今回はVEZELの気温で7℃まで下がりました。

八代さん主催のレースは基本的に駐車料金取られます。まだまだ参加型のイベントでエントリーフィーを取っているのに駐車料金も取るのかよ、という声も良く聞きます。言わんや「せっかく」観戦に来た人からも取るの?って思う人も居るはずです。だから、これを知った上で行かないと、えっ?たかだか20分のXCC見るのに1,000円取られるの?ってなるので覚悟していきましょう(笑)。2日通しの時もありましたが、今は1日1,000円が多いです。

あと、1,000円払ってもらう領収書チケットに近くの温泉「てんくう」の案内があります。割引券でもなんでもなくただの案内です。割引券だと思って現地に行った人が何人かいたようなので勘違いしないようにしましょう(笑)。

あと、お金に絡む話で言うと、食料、飲料の調達の件。私の場合、多少割高でも現地調達を基本にしています。開催してくれている地域への恩返し。MTBでツーリングするときからその考え方です。だから、近所のスーパーで買って持ち込んだ方が圧倒的に安くても会場に近いコンビニなどで調達しています。

コンビニは基本的にセブン、無ければローソン。これは、スマホアプリ関係の縛りです。セブンのアプリはナナコ使うと履歴が残ってクエストっぽくなる(店訪問数・県訪問数)ので、遠出したときは必ず近くの新規店舗を開拓してます(笑)。ローソンはポンタポイントですね〜。

お昼はおにぎり2個、コンブと梅が標準。動き回っている最中に食べるのでそんなに入らないし、炎天下で保持するのでやはりしょっぱい系のモノが安心です。実際、レース後に食べようと思ったら糸引いたことがあります。飲み物はアクエリアス(出来ればH2O)、とお茶とカルピスで、標準で総量3リットル、今回はピーカンで暑くなると思ったので4リットルを買い込みました。塩分は別にサプリとして持っています。

さて、Day 1。渋滞嫌いです。でも、夜移動は安全のため出来るだけ避けようと思っているので仕方ないです。朝4:50発、朽木着14:00。今回は一宮で+20分、木之本降りてから+20分の渋滞でした。上河内SA-佐久小諸JCT 4,550円。諏訪-木之本 6,330円。燃料30リットルで4,700円。

現地に着くと情報収集。事前情報ではコース取りがだいぶ変わると思っていたのですが、どうやらそれは古いデータだったようで一旦チャラ。昨年とほぼ変わらずで、コース中程にあった長ーいテーブルからのドロップが大きく変わり、そこにジャンプが追加されているとのこと。まずはそれをチェックしに行きます。

Day 1 試走 梨紗 @新設DROP

手前が、キャニオン状のドロップしながらのジャンプ、真ん中がすり鉢状のドロップ、テープの向こうがエスケープ。三本のルートにプラスしてカノジョの様にジャンプのバックサイドの側面を使って走ろうというルートもあった。

結果としてジャンプルートはDay 1は撮れず、Day 2で撮れた人2人、真ん中7割、エスケープ3割。といったところでしょうか。側面ルートは降りてからの安定性に欠けているようで本番はほとんど見ませんでしたね。

Day 1 試走 飛びすぎるとこうなるの図

ビルダーさんはジャンプルートが一番速いのを選手が分かっていないとおっしゃっていましたが、あのドラゴンバウム(竜樹)が飛ばないのだからリスクに対するゲインが少ないのだと思います。私的にはバックサイドの面が1車身分くらいしかないのが撮っていて怖かったですね。いずれにしても魅せる走りが出来るエリートがジャンプを選ぶように作って欲しいなと思いました。理想は勢和多気みたいな感じですね。みんな頑張って飛ぶし、撮ったらカッコ良いし、あの時はいいね!が付きまくりました。

XCCは2分台で回るコースを9周回。ストレート区間が長いので付き位置勝負も出来るコース。撮影プランは何も考えずに逆回り。出来るだけ他のカメラマンとかぶらないように気をつけながら

XCC Start

沢田時がホールショット。

XCC Lap 1 

トキに続くのは西山靖晃、平林安里、高本亮太、竹之内悠、宮津旭。。。

XCC Lap 1

1周目トップで戻ってきたのは、トキ。安里、旭と続くが1周が短いこともあり後続から抜け出した感はありません。

XCC Lap 4

3周目で戦前の予想通りトキ、安里が先頭交代しながら、旭と3人で抜け出します。その後をXCE全日本チャンプの森下尚仁、松山大学村上功太郎、NESTO開発者詫間啓耀がばらけて続きます。今回はXCOスタート最前列8人なので、予選の位置づけとなるXCCで8位に入れば、最前列が約束されます。その争いは、北林仁、西山靖晃、竹之内悠、戸谷亮司、門田基志の6位争いに絞られてきました。

XCC Lap 6

5周目に安里が前に出て引き続けます。まったく、本当はまだスポーツして良いという許可の下りていない人ですからね。サイボーグではないかと疑われる原因です。

XCC Lap 6

後では、若者ががっつりしのぎを削っております。功太郎が一気に差を詰めて尚仁をぐいっと交わして4位に浮上。

XCC Lap 6

6位争いはジン、基志、悠(上の写真のジンの陰に悠が居ます)に、亮二、靖晃が脱落して、色川岳宏が上がってきています(上の写真の左側)。

XCC Lap 7

7周目、トキが仕掛け。舌出しは何を意味するのか。下松仁に対するリスペクト?

XCC Lap 8

8周目、そのまま舌出しトキが行くのかと思いきや、旭が前でやってくる。劇的な結果が予想されるゴールまで行こうか迷うが、3分でまともな位置取りまでいけるとは思えず、展開の見やすいここで最後まで撮ろうと決意。

XCC Last Lap

ラストラップ、仕掛けがはやすぎたのかトラブルか旭が遅れ、トキと安里の一騎打ち。体調万全ではないので最後はタレると思っていた私の予想は見事に裏切られ、

XCC Last Lap

何処かの動画で見ましたが、ほぼこのままの関係でゴールしたようです。トキおめでとう。安里良くやった。

XCC Last Lap

翌日のXCOに疲労が残ることを考えると一番獲ってはいけない9位(ポイントは6P入るけどね)は竹之内悠。一時期はジン、基志のパックに加わるかという勢いだっただけに惜しい展開。

トキ、安里、旭、功太郎、尚仁、啓耀、ジン、基志の8人が翌日の最前列をゲットしましたとさ。

これで、この日のプログラムは終了。新設部分はドロップだけでコースウォークも必要ないので、速攻で道の駅へ。XCCをアップして、一日終了と思いきや、江越柾也ことマチャ選手(ん?逆?)とマチャパパの車がお隣に。バーベキュー現場に突入してご相伴をあずかりました〜。こんな機会はなかなか無いのでいろいろ語り合いました。思い返せば前年、此処で江下健太郎ことエシケンさん(ん?逆?)と長く語り合ったっけなぁ。人とのつながりって面白いものです。

マチャパパ様、あれ、小野さんに使ってもらったらどうでしょう。響くかも。

Day 1の夜が更ける前、9時前に就寝。此処でちゃんと寝ておくと、翌日の帰りが楽なんです。はい。

つづく。

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