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Coupe du Japon MTB 2023 八幡浜 観戦記 その3

八幡浜はCJの流れに海外勢の話が加わることや、U23が別レースになることなどもあって、書き残しておくことたくさんです。

第四レース 男子エリート / U23 / ジュニア 13:30- のつづき

男子エリート
1位 沢田時
2位 平林安里
3位 佐藤誠示

大トリ男子エリート。

Elite Start

舗装路登った後のシングルはスピードに乗る下りのつづらなので抜きどころが少ない。ということもあってスタートの位置取りは重要。なので、スタートの踏み踏みシーンはぞくっとします。

Top 5は左から赤ブリツェン沢田時、オレンジPAX宮津旭、水色/竹内遼、そして白赤SCOTT平林安里としっかり前方キープ。真っ黒くろすけなイメージが強いお遼がさわやかニュージャージでリニューアル。が、お遼は1周目の北の森から帰ってこず。翔まで続いていたトラブルからの巻き返しの話題に乗れませんでした。

Lap 1 桜坂を臨む

スタートがU23とJunior待ちになったので、予定していた桜坂での待ち受けの絵は撮れず、重い身体を引きずってこれを撮るのが限界でした(笑)。安里とトキのパック。

Lap 1 桜坂後から

でも、予定外はそれなりに予定外な絵を作ってくれる訳で、この後ろからの撮影に繋がります。1枚絵ではなく複数枚をまとめてアップする人が案外使ってくれていて、今までとは違った視点の絵もありだなと感じました。

旭、エドメル・ジョン・フローレス(フィリピン)、竹之内悠、村上功太郎、松田賢太郎、西山靖晃、門田基志、黒瀬文也、ジェリコ・リヴェラ(フィリピン)、そして12位で佐藤誠示が桜坂を登っていきます。TOP 5の後ろを賑やかす活きの良いU23のメンツがいないので、いつもと空気が違います。

Lap 1 トキ

南コースの戻りでトキ-(5s)-安里-(10s)-旭。四番手エドメルジョンまでは35秒。勝負は3人に絞られ、トキが引っ張り、パックで登っていった安里が離され、旭は様子見の位置。空気感としてはトキが頭から勝負を決めに行っているなと感じました。

ここで、Top 5 の一人がおらん。あれ?お遼は?坂のぼってった?ジャージ替わったから見逃したか?と気づき、クラッシュでないことを祈ります。→トラブルでDNF。身体は問題無さそうで良かったです。

基志、功太郎、靖晃の愛媛トリオに割って入るように功太郎の後ろ七番手に誠示があがっています。入り口からするとエリートトップライダー達を5人抜き。南セクションは思いの外抜きどころ満載なのでしょうか。

Lap 2 功太郎

2周目。地元愛媛で気合いの入る村上功太郎。同じ地元の英雄巨人基志を交わします。他の会場で見るより前に出る感が強くてレンズ越しの応援に力も入ります。

一方、誠示は、功太郎、基志の争いなど我関せずで、功太郎の前5位にポジションアップ。山本幸平よりお兄さんの1983年生。快進撃はまだ続きます。

Lap 3 旭 右後ろに安里の影

3周目トップ3人に動きが発生。トキは安定の1人旅。その後ろで旭が安里の前に出ています。タイムチャートを見る限りは宮津一定ペースに対して安里がペースを落としているので、安里のトラブルだと思われます。

Lap 3 誠示

その後方ではとうとう誠示がエドメルジョンをも攻略し4位に浮上。前の3人の中で安里がタレ気味なれど、安里通過後の時間はむしろ長くなっていて快進撃もここまでかな?惜しいなと思っていました。やはり、3位表彰台と4位は意識の壁があります。

4周目は移動→ゴジラで撮影。功太郎まで変わらず、悠が基志を抜いて7位にあがってきました。

で上位陣の話から外れてゴジラの話。

Lap 4 小野良太と門田昴

25-30位前後の争いの一コマ。地元黄緑門田昴が遅い訳ではないです。音速の菖蒲師小野良太がおかしいのです。ゴジラ観戦中このシーンが観客含め一番盛り上がりました(笑)。こうやって見るとイメージより重いギアで登っているんだなと思ったりします。

音速の若頭岸本直樹の小野寺健さんばりダダダダ直進走りが撮れなかったのは残念。もう一周回ってください。

5周目、間に合わず撮れなかったトキのゴジラを撮ってからショートカットで斜面を転げ落ち、ドロップオフの上のバンクに移動。このゴジラから直落ちルート、少しずつ道らしきモノが生成されているのが面白い。

功太郎が少しずつペースを落とすのに対して、ベテラン悠、基志は安定ペース。故に、6,7位に悠、基志が浮上、功太郎は8位に。

Lap 6 基志

エリートのトップ陣はU23のライダーを周回遅れのように交わしていく流れの上に、双方の順位の把握もしながらの撮影で、いやあ、まじ頭吹っ飛びます(笑)。

最後はゴールで待ち受ける予定なので、6周目のここがコース上最後のポイント。スタート側のコースならラストラップも撮れるのだなぁと、来年に向けてプラン見直し検討中。昨年までと比べてコース横断に対する規制が少なく、南から北コースへの移動が楽になったのも考える余地に気づいた一因です。

で、6周目、なんと安里と旭が位置を入れ替えています。タイムチャートを見ると旭のタイムが極端に落ちていて、旭のメカトラだったのだと思われます。レース後どうしたの?と聞きに行ったのですが、チョー悔しそうにキクちゃんと話していて近づけませんでした。

これで何が起こったか。トップの3人が安定していて表彰台に届かないと思われていた誠示にもう一個上に登る機会が訪れたのです。

Elite Ceremony

UCI HCでの表彰台です。中央がずれているのはトリミングで修正してくださいm(_ _)m。強かったトキ。崩れそうで耐えきった安里。そして脅威の40歳一般人誠示。という戦いでした。

さて、注目の25位UCI1ポイントゲットでエリート残留資格を得るのは誰か。

Lap 5 石川絃

サッサーズ石川絃。最終周19位から25位まで落ちた原因がまだ不明ですが、残り全レースでなくても来年エリート決定です。無論、25位に入るような人は数レース出れば残留できちゃうのですが、ま、それは保険感覚という奴ですよね。

持たずトップの大橋優 40位
よしこ❤代田和明 21位 よしこ→紘幸(代理)
マスターズから鞍替え多賀良成 29位
音速の菖蒲師小野良太 26位
菖蒲谷朽木とレポート連続掲載のSOHAYA橋本将吾が昇格第一戦 39位
スキーで世界を渡り歩く八幡浜でよく会うBG8穴田玖舟 47位
あら、ここ八幡浜にはいろいろ縁のある我が同僚山西健司 52位

ニアピンはゴジラを湧かせた小野良太でした。

今回、SDカードからHDDに移さず、SDからそのまま『Mac写真』のソフトに読み込ませる方法に代えて時間を短縮しました。SDカードと『Mac写真』の相性がよろしくないので騙し騙しなのと、最終的にはHDDに移すので二度手間ですが。ま、途中でバッテリーの充電ケーブル抜け事故が発生しなければ、26:00までに全部あげられていたと思うので深坂、吉無田はこのパターンでいきたいかなと思います。

写真を選択してアップする一連の行為にまだ改良の余地ありですが、これについてはまだより良い解が見つかっていません。連写をやめて母数を減らすというのも一つの解ですね(笑)。

・目が悪くなるので写真選択にはPC画面の大きさが欲しい。
・選択する行為をマウスではなくキー操作にしたい。右手で右キーで送り、左手で何かのキーを叩いて選択と選択解除の今の方法がこれはベスト。
・その後、勝手にアルバムできててFBに一括アップロードしたい。←ここがFB側もアプリ側も微妙。FB 80枚制限(スマホ(=カメラ)から80枚以上追加不可。PCからだと追加可能だが1回に80枚追加を超えると不安定、1回に300枚はほぼアウト)、Macアルバム内選択画面の並びがランダム、などなど。

一括アップロードに手があればAdobe系のソフトに流れても良いのですがね。

翌日、午後3時栃木着。途中、ブリツェンカーに遭遇。少し落ちていた集中力が復活。かなり運転が楽になりましたww。しっかし東北道に入ると眠くなるのはなんとかしたい(笑)

次は一里野。速く書き書きせねば。

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