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2019年の私立恵比寿中学(note版)

再掲シリーズ第3弾です。

私立恵比寿中学10周年イヤーの2019年を振り返って、主な出来事と自分が見た感じなんかをまとめました。主観です。

2019年、私立恵比寿中学が結成してから10年を迎えるこの年を10周年を記念する1年と位置付けて活動をはじめることになりました。

しかし、話は遡って2018年12月24日、年末(年始)の恒例行事、大学芸会の当日リハーサルで星名さんが怪我をして、そのまま大学芸会の残り2日、そしてCDJ(COUNTDOWN JAPAN18/19)を欠席することになりました。この星名さんの怪我を引きずる形で新年を迎えて、恒例の文化放送「私立恵比寿中学放送部」公録でも星名さんはお休みだったんですが、ここで柏木さんもインフルエンザで欠席ということで、4人エビ中での年始になりました。

私はCDJ、放送部公録には行ってないんですが、この頃は姿を現さない(現わせない)星名さんの状況が全く分からなかった(リハでステージから落ちて頭を打ったということはブログで知らされていましたが)ので、どういう怪我なのか知りたいけど聞きたくないという感じでした。

星名さんは、ドラマ「神ちゅーんず ~鳴らせ!DTM女子~」の撮影等から仕事を再開しているとの情報がブログであり、その休業期間が短かったので、そこまでの怪我じゃないのかなと思っていました……。

2017年、年始以来のエビネギ(エビ中とNegiccoの対バンライブ)は、星名さんお休みで5人での出演となりました、東京・新潟・東京と3公演開催。
前回はこのイベントは何のためにやっているのかよく分からないと思っていましたが、やることの意義というか意味が分かったという感覚がありました。だからこそ、このイベントに星名さんが出られなかったのは、当時ものすごく残念だなと思っていました。バンドセットでしたし、2017年からこっちのことを考えるとエビネギの意味合いというのは大きくなっていたと思います。

このイベントは今後もあるのかなと思いましたが、この年の3公演目のFINALの名の通りこれ以降は開催されませんでした。意味が分からなかった2017年には何も思っていませんでしたが色んな意味が出来てしまったこともあり、なんとなく意味が分かった気がする今は、またやってほしいなと思っています。

星名さんの待望のステージ復帰は2月のFCイベントでした。
この日の星名さんは、OPとED以外に「曇天」の初披露に参加しただけでしたが、ステージ上の星名さんを見ることができたのは嬉しかった。まだ基本的には5人で、FCサイトで募ったリクエストのベストテン形式での披露だったので、意外な選曲というか、普段見れない曲にスポットが当たる感じだったので、前年のFCイベントと似たようなテイストにはなったように思いますが、「なにがなんでも」とか「大爆発No.1」が見れたのは良かった気がします。「なになん」のイントロ、5人は少ないなと思ったりしました。この日は過去のユニット曲の復刻があったり、会場リクエストでソロ披露があったりと非常にFCイベントっぽいFCイベントでした。安本さんの「藍色のMonday」と「Fantastic Baby Love」 はなかなか味わい深かったように思います。
まあなんだかんだあっても、星名さんの復活がハイライトではありました。この日、星名さんはエビ中のライブを見て、色々と思うところがあったようです。

3月、4月は4月後半の春ツアー開始までは、あまりライブはなくて、3本目の劇場版EPが東名阪で上映されたり、10周年記念の展示会などがありました。劇場版EP3は、過去作と違い、EPのナンバリングタイトルの再編集版ではなくオリジナルということで、他では見れない場面が多く見れたので充実感のある内容だったなと思います。(現在、期間限定公開中)

渋谷のタワレコで開催されていた、10周年の記念展については過去衣装の展示で歴史を感じましたね。衣装以外にもナタリーの過去写真が会場中に展示されていたので、懐かしいなと思いました。連動する形でライブイベントもありましたが、チケットが外れたので見られていません。
渋谷に急遽に行くことにした日に見に行ったわりに結構な時間見てしまったので、前売りも買っていなかったんですが、見に行けて良かったなと思いました。

4月の後半からの「MUSiC」を引っ提げた春ツアーは通例とは違うライブハウス開催で、地方中心の開催だったので、1公演も観れませんでした。ツアーでは星名さんはお立ち台に上がってダンスをあまりしない形での参加になり、曲によってはステージ上から外れたりと、体調を鑑みた参加になりましたが、6人での活動になってうれしいなと思いました。

ツアー中の5月にはZepp DiverCityを使っての2マンライブが3本あって、私はフレンズの回に行きましたが、これが最高だったので、MUSiCフェスに呼んでください!と思いましたが、願いはかないませんでした。そして、ひろせひろせが願っていた楽曲提供も叶わずだったので、とても残念です。本当に楽しいライブだったので、2020年のMUSiCフェスには是非呼んでください。(ひろせひろせは姿を消し、2020年のMUSiCフェスはありませんでした)

6月の頭まで続いた春ツアーの終わりと共にTBSラジオのアフター6ジャンクションに生出演、スタジオライブのコーナーでCMJKのリミックスした音源で生歌を披露。MUSiC楽曲を含む13曲をメドレーで歌って、これまで積み上げてきた色々なものを見せる(聴かせる)ことができたんじゃないかなと思いました。

その勢いのまま、初の主催フェス「MUSICフェス」を開催。楽曲提供アーティストやスタプラの大将、そして妹分的存在を呼んでのフェスということで、これも10年間で積み上げてきたものが見せられたイベントだったなと思いました。
場所も横浜だったので比較的見に行きやすかったこともあって良かったんですが、6月って梅雨でしたねっていう。前半は大雨、後半はそこまで気温も上がらず過ごしやすい感じではありました。個人的には前半は雨の中最前線で見ることができた(普通に入場して3列目くらいまで進めたので、その辺りで見ていました)ので、OP挨拶とゲストアーティストとコラボするエビ中さん達を何組か見ることができたので、背後からの圧をかけられる前に一旦撤退して、その後は音漏れを聴きながら食事をするなどしたり、芝生エリアのあたりからステージを見たりして都市型フェス(1ステージでの開催だったので逃げ場も無かった)を楽しみました。フジファブからのエビ中は遠くから見ていましたが、だからこそ音楽の力を感じました。

その後は、DISH//主催の2マンに出演したり、春は大阪開催だった神ちゅーんずのイベントで一連のドラマ関連行事に区切りをつけるなどして、10周年を記念してトルコへ。トルコの大使館で交渉したり、トルコの街で観光したり、エビ中のバラエティに飢えていた私には非常にありがたい番組を作ってきてくれました、最高。(CS日テレ+で9月から月1で3本オンエアされました)ちなみに再放送も結構しているので見ると楽しい気分になりますので見てください。7月はトルコ行きもあったということで、国内での活動は若干スローダウンした感じでした。

8月、夏はフェス、ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019(ひたちなか海浜公園)に参加、そしてファミえんが山中湖に(そして1日開催で)戻ってきました!ということで、私も3年ぶりのファミえんに行きました。バスツアーで新宿から行って、新宿に戻ってきましたが、ツアーバスは寝ていても目的地に着きますし、多少の渋滞なんかもありましたが今年は往路も復路も特に問題なく前後も最高、本編も最高と言いたいところでしたが、水演出が調子に乗り過ぎているなと思いました。イベントの性質上、午後から夕方・夜にかけての開催なので、水を浴びた後は気温が下がるばかりで若干命の危機を感じました。私も調子に乗ってスタンディングエリアに行ってしまったのが悪かったのかもしれません。ただライブは楽しかったです。ファミえんは行けば結局楽しいなということを思い出しました。帰りのバスにもすんなり乗れたので後のことはよく分かりませんが、なんなら横浜でライブを見るよりも帰宅が早かった可能性すらありましたね。

今年のエビ中は、横山だいすけ×小林よしひさの両お兄さんが開催した「Family Live 2019」にも参加していて、イベントに寄った選曲のカバーやダンスをアンフィシアターのステージでやっていて、これが全年齢型のエビ中の魅力なので、Eテレの番組なんかにももっと出てくださいという気持ちになりました。ちょっとこれで紅白に一歩近づいたかなという気持ちにもなりました

9月は気志團万博からの秋冬ツアー、今回はホールを回るし、東京周辺でも開催ということで、私は運よく初日の八王子に行くことができて、コンセプチュアルなライブを楽しみました。

その後、ツアー中心に進んでいましたが、10月の市川公演でとうとう「playlist」楽曲、「PANDORA」初披露でしたが、その市川公演を最後に安本さんが離脱、期間を区切らない休養に入ってしました。心身ともにコンディションが整わないということでしたので、休めるだけ休んでよと思いました。

秋冬開催のツアーということで、12月まで日程が続きますので今年は「ちゅうおん」の開催は無しで残念でしたが、状況を考えれば、安本さん抜きで「ちゅうおん」をやらないっていうのもそれはそれでいいかなという感じもありました。ただ「ちゅうおん」に関しては、また然るべきタイミングで開催してほしいなと思います。

「ちゅうおん」が無い秋でも、5回目の秋田分校はありました。元々は縁もゆかりもない秋田で、毎年イベントを5年続けたことで、本当にこれで文化になったんじゃないの?と思いました。私は地方には行かないという縛りで生きていますので、見に行ったことは無いですが、前後のスタプラ系のイベントも含めて、単独のライブともまた違う文化ができているよなと思いました。秋田にとってのレッスルマニアウィークみたいな感じなのかなと思っています。

秋の学園祭シーズンでは学園祭ライブもツアーと並行して行っていて、学園祭のライブに出てるの久しぶりだなと思っていました。チケット争奪戦への参加意欲が無かったので見に行っていません。

ツアーについては徐々に「playlist」の楽曲もセットリストに追加されて行っていて、11月には初日の八王子以来に横浜を見に行くことができました。ここで初めて聴いた「PANDORA」、「ちがうの」もこの日初披露だった「ジャンプ」も良かったんですが、フル尺のライブを久しぶりに見たこともあり、安本さんの不在を感じたというか「ジャンプ」は安本さんが戻ってきてから改めて聴きたいなと思いました。ちなみにこの日に初めてライブで聴いた曲の中では「ちがうの」が一番良いなと思いました。安本さんの不在は現実なので感じるんですが、5人のライブに不満はなく、5人でもエビ中なのに、ここに安本さんが戻ってくることでさらにパワーアップすることが約束されているというのが凄いという感覚でした。

そのまま12月まで続いた秋冬ツアーは北海道で終了。安本さんがお休みになってしまって残念でしたが、過去最大規模のツアーをグループとしては完走しました。
ツアー終了直前に、メンバー5人で撮影された「ジャンプ」のMVが公開されてアルバムのリードとして安本さん不在ながらもテレビで歌ったりという機会もありました。

当初は秋予定だった今年2枚目のアルバム(通算6枚目)の「playlist」が発売されて、前作の「MUSiC」に比べてさらに音楽に向いた作品になっているような感じがあって、アイドルと音楽の持つ可能性を、今のところはアイドルという形を保ったまま、突き進んでいっているのでアイドルの新しい形を作っていかれるのではないかと思いました。どこまで行っちゃうんですかねっていう感じです。

そして、恒例の大学芸会は2DAYS、バンド編成での開催で興奮しましたし、「history」の一連で安本さんが映像で登場、歌唱にも映像で参加するという最高なイベントになりました。幕張開催は去年、星名さんが途中で出られなくなったので、その分を回収するという意味合いもあったのかなと思いましたが、幕張は平日の夕方から行く場所ではないので、2年連続開催でみんな慣れたと思ったら大間違いですよということは伝えていきたいです。たまたまですが、着席指定の座席が初日と2日目で上手下手が逆になったので、両サイドから見れて面白かったです。5572320はメンバー数が減ってしまったので、変な編成がさらに変になってしまったので残念でしたが、もう2度と見ることはできない(この日も見ることはできていませんが)、生で聴けることはないと思っていたので、嬉しかったです。それはそれとして「愛のレンタル」最高なんだよな、ということです。

さらに星名さんの18/19のCDJを回収して、2019-2020年の年越しは初めてカウントダウンライブの開催となりました。カウントダウンに関してはフジテレビONEで生中継という奇跡もありましたが、そんなもんが発表される前からチケットを買っていたので、普通に見に行きました。序盤の「playlist」ブロックが終ったら、だいぶマニア向けのセットリストだったので、生中継がせっかく入ったのになにしてくれてるんですかね、と思いました。私は楽しかったですし、はじめて聴く派の人も盛り上がったのかもしれませんが、世間の人はどう思ったのか聞いてみたいです。聞くすべはないんですが。

藤井校長曰く、2019年度いっぱいを10周年イヤーとするという宣言がありましたので、2020年は10周年イヤーのロスタイムに入っていたんですが、1月の放送部公録、スタプライベントの後は2月のFCイベントまで表に出てくる仕事は無し、今年は「エビネギ」も無かったのですが、1月2月は例年通りの感覚(毎年いつもイベントが少ない)でしたね。FCイベントはデビュー年に開催した初のホールコンサート、「じゃあベストテン」のリバイバル公演で、当時のキャパ(日本青年館 約1300席)の約4倍のパシフィコ横浜(5000席)を2回回しという、8倍のキャパを普通に埋めていました。内容も懐かしい全体の流れを踏襲して、当時のユニット曲を新しいユニット構成でやるなどなかなか面白い試みでした。

そして、3月から4年ぶりの舞台が予定されていましたが、コロナウィルスの影響で大阪東京共に中止、2回連続で払い戻しっていう、こんなことあるのかよっていう残念なことに。幻の演劇が2本あるアイドルグループなんて他に存在しないだろうよ……。とついてないというにはついてなさすぎる状況の中、安本さん復帰の知らせがあって、歓喜。どのくらいの感じで復活してくれるのかは今のところ分かりませんが、tvk「関内デビル」の撮影には既に参加しているということで、新しい安本さんがちょっとずつ見れてきています。

そんなわけで、2020年がやっとはじまります。とにかく早く6人に会いたいな。

続く2020年はこちら
https://note.com/sumorock/n/nb8fa83b1cb0b

脚注など含めてのオリジナルは「はてな」にあります。
https://iitaidake.hatenadiary.jp/entry/2020/03/30/203940

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