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2018/1/4~2021/5/5 私立恵比寿中学の1217日(note版)

結果的に過去一番長く続いていた6人体制の私立恵比寿中学が終わりを告げました。終わりはいつだって唐突なものですが、今回はポジティブな終わり(オーディションによる新メンバーの転入)を約束されていたので、これはこれで良かったのではないかな?という風に思いました。
終わりがあれば、はじまりもあります。

(この時点では)まだ新しい私立恵比寿中学はその全貌を見せていませんし、まだまだこれからです。本格的に新しい私立恵比寿中学を見る前にあの日から、1217日間の6人を振り返ろうかなと思います。

6人のエビ中のスタートは、2018年年始の大学芸会武道館2DAYS、廣田あいか転校ライブに引き続いての2日目、20180104「私立恵比寿中学新春大学芸会 ~ebichu pride~」から。
前日、7人エビ中の最後を飾った「シンガロン・シンガソン」で幕を開けました。本編では、6人エビ中初めてのオリジナル曲「響」の初披露もあり、安本さんの「涙は似合わない」への曲振りでの感情の爆発を受けて、本編ラストへの「涙は似合わない」~「手をつなごう」~「靴紐とファンファーレ」~「スーパーヒーロー」という怒涛の構成とか、アンコールの爆発からの「感情電車」、最後に「永遠に中学生」と、前日には7人でフルサイズの武道館ライブをやったとは思えないくらい、6人で完成度の高いライブをやってくれたと思いました。

この日は星名さんが「どこから見てもアイドル」から「今どき革命ガール」になったり、真山さんが近藤キネオミスリードによる「私がエビ中」宣言をしたり、りこちゃんの強さが浮き彫りになったりしました。
6人のエビ中は期待以上で、初めてライブを見た結果、まったく不安はありませんでした。その分、これから加入するメンバーがいるとしたら、かなり難しいことになるんだろうなという風に思いました。
その後、6人体制で初めて音源として出されたのが、かほちゃんの主演ドラマの主題歌「日記」で、思えば新編成お披露目からたったの一週間後には配信されていました。そして2月は劇場版 私立恵比寿中学「EVERYTHING POINT -Other Edition-」の劇場公開があり、ここで7人体制については完全に一区切り。

3月はFCイベントで「エビマニ(干され曲)」「エビハイ(アゲ曲)」に2年半ぶりのメンバープロデュース公演の自習(カホリコP)から6人体制のライブ試運転、そして過去最大規模の春ツアー「私立恵比寿中学 SHAKARIKI SPRING TOUR 2018~New,Gakugeeeekai of Learning~(新・学芸会のすヽめ)」がはじまって、その間の5月には初のハワイツアー、6月には12th Single「でかどんでん」が発売されて、ツアー日程の空いた週末はリリイベが入って、7月のツアーファイナルの後には、8月にはTOKYO IDOL FESTIVALからいくつかのフェスに出演して、山中湖でのファミえん2DAYS、9月にはちゅうおんが2年連続で開催、10月には秋田分校、秋ツアー「私立恵比寿中学秋のツアー2018~9年目、義務教育からの卒業~」、その他に夏放送/配信で主演ドラマ「君は放課後、宙を飛ぶ」もあり、順調な活動だったところで、年末の大学芸会で6人体制最初の大事件が起こります。

この年の大学芸会は初の3DAYS開催、初日から久しぶりのユニット曲なんかもありつつ、良いライブだったんですが、2日目土曜の朝リハーサル中に星名さんが怪我をして急遽欠席するということに。
ユニットは固定で曲をシャッフルするという試みの予定でしたが、2日目は星名さんとコンビだった真山さんがソロで、そして3日目は安本さんが真山さんとのコンビでもう一曲を披露するという現場力を見せて、その他の楽曲でも2日目は星名さんパートをユニゾン、3日目は割り振ってカバーするという、この状況下においての最高のものを見せていたと思います。この時点での星名さんの状態は怪我したという情報のみで、詳細は分からずでした。(その後、10周年本「HISTORY」の中で脳挫傷であったということが語られます)

年が明けて星名さんの仕事復帰が知らされましたが、エビ中結成10周年イヤー2019年は波乱の幕開けになりました。

10周年イヤーは4月まで継続中、しかしコロナ禍がはじまった2020年。

そして2021年は元旦からオーディション開催の発表という衝撃のスタート。

私は以前から新しいメンバーは入れた方が良いと考えているので、今回の決断に関しては別に悪いとは感じませんでした。ただちょっとタイミングが遅いかなとは思いました。

そもそも人の出入りのあるグループであるという前提での話にはなりますが、転入(加入)に関しては7年ぶりということで、この7年間に見始めた人が現在見ている人のほとんどを占めていると思いますので、それは衝撃的な出来事であろうことは理解できます、そしてメンバーチェンジは「転校(脱退)だけじゃない」んだよっていうことで。

予定通りに2021年5月5日の加入となった場合、現状の想定で行くと7月頃には2020年から延期になった2回目のMUSiCフェスとファミえんがあるので、この日程まじかよとはなりました。

そして2021/5/5 私立恵比寿中学メジャーデビュー9周年記念ライブの2部にて新メンバーの3人が紹介されて、エビ中の6人体制が終了、そして9人体制になりました。

ということで、この6人体制が期間的には一番長くなったわけですが、結局星名さんが怪我をするまでの約1年が6人で活動できた期間としては一番長くて、星名さんが約2ヶ月で復帰してきた後、秋には今度は安本さんがお休みに入ることになり、この年の大学芸会では約2ヶ月ぶりにVTRで登場しましたが、復帰は2020年の春ツアーからということになって、約半年ぶりに6人が揃うかと思いきや、コロナ禍に見舞われてツアーは延期から中止、結果的には復活は6月のやついフェスに。
その後、初のオンライン配信ライブで「playlist」楽曲を披露して、秋のちゅうおんまで活動していましたが、今度はまた安本さんに悪性リンパ腫が発覚、治療のためお休みに入ることに。また実質5人での活動になったまま、新メンバーの募集、オーディション、転入という流れに。結果、6人揃っていたのは、期間中の6割位でした。

あの8人の流れを汲む6人のエビ中は正直美しかったし、過去最高であった(いつだって最新のエビ中が最高理論)ように思います。でもそのまま終わって行くことを選ばなかったことに感謝しています。過去は必ず美しくなるし、思い出は強くなっていくと思いますが、今、そして未来は過去にはない新しいものになっていくのでまた新しい最高を作っていけると思います。過去には素晴らしい瞬間がいくつもありましたが、悲しいと感じた時も苦しいと感じた時もありました。
これからの9人にもまた素晴らしい時が来るという期待感がめちゃめちゃありますし、これまてとはまた違う瞬間を作っていってくれることと思います。

あの混沌としたインディーズ期も、(メジャーデビュー期の)9人の時も、(カホリコ加入期の)8人の時も、(2017年の)7人の時も、そして6人の時もいつも最高だったので、新しくはじまった9人(全員が揃うにはまだ時間がかかるかも知れないですが)もまた最高な瞬間が訪れると思いますので、まずは2021年のファミえんが開催されて、私も見に行くことができるように祈っています。

新メンバーはプレッシャーも大きいでしょうが、応募者6000中の3人であることに自信を持って乗り越えて行ってほしいですね。成人組は何かといえば飲酒の話をするのではなく、メンバーには久しぶりのリアル中学生も入ってくるということを肝に銘じてグイグイ引っ張り上げていってほしいです。

そんな素敵な1217日でした。

そして、まじ最高なロスタイム(当時)が届きました!

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2018年から2021年5月までの関連記事も含めた元記事になります。


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