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ミュージカル『NINE』を「考えるな、考えるな」

ミュージカル『NINE』を配信で観ました。

先ほど終わったばっかりです。


まずは、ざっくりと話のあらすじ。

『新作の映画制作に行き詰まってる映画監督グイド・コンティニと、それを取り巻く8人の女』

シンプルです。


雑感としては、

・全体的にグイドの脳内そのものを映し出したような舞台(むしろこれが新作映画なのか)

・現実と幻想が混乱(たまに並行)

・ミュージカルとゆうよりコンサート(くらいの気持ちで見たほうが良さそう)

・城田優さんの演技の幅すごい

・咲妃みゆさんの歌声キレイ(好き)

・主人公グイドの性格が許せるか許せないかで分かれそう

・ラストが好きか嫌いかでも分かれそう

・これはミュージカルなのかミュージカル映画なのか

・あのシーンは一体?(考えれば考えるだけ分からなくなる)

・考えるな感じろ(むしろ分からなくなるから考えるな)


ストーリーより音楽とかテンポを重視して作られてるのかなと思ったので、

「好きな人は好き。嫌いな人は嫌い」といった

大衆向けじゃない作品かと思いました。


あえてストーリーの話するなら、

ラストのために2時間待ったって印象。(だから1幕がすごく長く感じた)

ラストは「ああ成らざるを得ない」ってかんじで、

もしあそこで違ったら、もっと後味悪かっただろうな。

この話、私は好きになれませんでした。

何回か見たら変わるのかな。


Written by アレキサンダー李乃 / Alexander Rino

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