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静電気と車のお話

パチッと痛い静電気。

髪がボサボサになる静電気。

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これはピカチュウ

静電気と言えば、昔から、オーディオ業界ではCDとかレコードの静電気を除去すると音質が良くなるという事を謳う製品が定番商品として、雑誌に紹介されていたりオーディオショップで売られている。

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これは、SK-3と言う「オーディオ専用特許除電ブラシ」

嘘か真か鑑識の人が指紋とか取る時に使うブラシがこれだったとかって噂があったりする製品。

さて、本題。

ここ数年、TOYOTAが比較的、わかりにくい静電気という代物に執着されてる。

車両に帯電している静電気が操縦安定性に悪影響を及ぼしているという話。

TOYOTAは主に、車の表面を流れる空気が陽イオンと陰イオンのアンバランスによって乱されることで車の操縦安定性が悪くなるという。

静電気を除去する事によってボディ表面に沿って空気が流れるようになって、操縦安定性が良くなると。
超簡単に書くとこういう事である。
下図はトヨタのHPから

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さて、この車の静電気を除去するのとオーディオの静電気除去すると音質が良くなると言う話では同じ部分と違う部分がある…
ちょっとレコードに関してはこの現象に当てはまらない部分があると思っている。

車やCD、DVD、Blu-rayは空気中をそこそこな速度で移動、回転している。
上記の静電気が空気を乱すのであれば、空気中で回転している物は、どこかで振れる事になる。
何故なら、空気中を回転している物には抵抗があって空気が乱れる=その抵抗に変動が出るから。
振れるという事は、CD等であればデータの読み込みにムラが出る事になる。そうすると微妙なデータの誤差、遅延が起きる。これが音質の悪化に繋がるという事らしい。
車も空気中を走る。凹凸があるから正圧負圧と不安定な物である。それを安定させる事がこの車で静電気除去をするという、技術的な簡単な話かと思う。

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基本的な話は、ここまで。
次へ続くと思う。
次は、この現象、自分で体感した感触からもう少し考察してみた所を書いてみようかと思います。

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