DAWのテンプレートを作って作業を効率化しよう!
こんにちは。Snowdropです。
今回は、DAWのオリジナルテンプレート(プロジェクトファイル)を自作するメリットと、実際に私が使っているテンプレートを紹介します。
さて、CubaseやLogicといったDAWで制作を完結させる方も多いと思いますが、曲をアレンジするとき、DAWを起動して、音源を立ち上げて、EQを挿してリミッターを挿して、みたいな作業があると、思いついたアイデアを忘れそうになってしまいますよね。
そのため、特にヘビーユーザーの方には、いわゆる何も音源などが立ち上がっていない初期データとは別に、よく使う音源やエフェクトなど、いくつかのトラックがすでに立ち上がっているようなプロジェクトデータをテンプレートとして保存しておくことをお勧めします!
例えば、以下の画像では、「Empty」は、Cubase付属のまっさらな状態のテンプレート、のこりの3つは私が作ったテンプレートとなります。
「start」は「Empty」とほとんど同じですが、マーカートラックを追加したりステレオ・インプットを-∞dBにしたりしています。
そして、私がよく使っているテンプレート「Pops」はこんな感じです。
全トラックにリミッターを挿しているのが特徴で、上からドラム、ピアノ、パッド、アコギ、シンセブラス、ストリングス、ベル、エレキ、ベースですね。もちろんEQ、コンプなどのパラメータもトラックごとに設定しています。
リバースシンバルやウィンドチャイムなどは、ソフト音源ではなくwavのサンプリング素材を使うことが多いのでテンプレートには含んでいません。ハープなどもそうですね。
お好みで、ドラムのMIDIなどを貼り付けておいてもいいかもしれませんね。
Tipsですが、エレキベースは、キューンというグリッサンド音が入ったトラックと、メインのトラックふたつを使っています。ストリングも音源別に2種類ですね。
また、ドラムはミックス段階でパラアウトするのでまだひとつのトラックのままです。
というわけで、DAWのテンプレートを作っておく、オススメです。Snowdropでした!
文責:Snowdrop
最終更新:2016年2月22日 14:15
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