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中級者向け作曲・編曲講座第2回 「作曲、メロディー作り」

こんにちは。Snowdropです。第2回目の今回は、いよいよ「作曲」についてです。

作曲に対する捉え方もいろいろあると思いますが、ここではその定義を「メロディー(とコード)を考える」ことにします!

私の場合、メロディーやコードはある程度同時に思いつくことが多いですが、メロディー→コードの順で考えてもらっても構いません!
ちなみに、先にオケ(=伴奏)を作ってからトップライン(メロディーと歌詞)を乗せる方法もあります。この辺はお好みで。

では、第2回目です!


第2回 作曲、メロディー作り

メロディーは鼻歌から

さっそくですが、私は鼻歌による作曲方法がベストだと感じています。その理由は次の通り。

・音域や息継ぎなど、無理のない範囲で作曲できる

・その時の気分やテンションによって、様々なメロディーが生まれる

・スマホのアプリで録音できる

ひとつめの、音域や息継ぎ、というのは重要です。楽器(鍵盤やギター)を使う作曲方法では、メロディーの音域がめちゃくちゃ広くなったり、息継ぎがまったく無い曲ができたりするんですよね~


サビの音程

キャッチーな曲を作るには、Aメロ、Bメロはやや抑えめにして、サビの最後のほうでメロディーの最高音を持ってくるのが良いと思います。


フレーズの始まり方

続いて、作曲の実践編。作曲について語るマモルさんは、以下のように述べられています。

これについて簡単に譜面で説明すると、

小節の頭、というのは、小節線ジャストからフレーズが始まる場合


頭より前で始まる(食う)、というのは小節線より前から(アウフタクト)フレーズが始まる場合


後から入る、というのは、1拍目より後からフレーズが始まる場合

です。このバランスが重要なのですね。


BPM(テンポ)について

鼻歌を歌っている段階で、テンポというのはおのずと決まっていると思います。

アレンジの段階に入っても、レコーディング前であればDAW側のテンポはいつでも変更できますが、最初に歌って気持ちのいいと思ったテンポがベストなことも多いです。


隣り合う音の音程がはなれるほど、エモーショナルになる

これはそのままですね。個人的には音高差が6度以上あれば、エモーショナルになる気がしています。ボーカリストさんは音程とるのが大変ですが…

他にバラードなどでは、テンションノートからはじまることもよくあります。これは、その後コード構成音に解決することで、緊張→緩和という大きな流れを作ってるのですね。


3回繰り返して4回目変える

これも重要です!確かミュージシャンの向谷実さんがニコニコ生放送でおっしゃっていたように思うのですが、確かに、モチーフを3回繰り返して4回目で変えるとそれっぽくなります。

メロディーに繰り返しがないと不安になるし、そもそも聞いて耳に残らないですよね。


コードについて

メジャーのダイアトニックコードと、その機能(トニック、サブドミナント、ドミナント)についておおまかに理解しておくと、とっても便利です。
時々裏コードを使ったり、マイナーのダイアトニックコードから借用すると、とってもかっこ良くなりますよ!


今回は、主にメロディー作りの方法についてお話しました。いかがだったでしょうか?次回もお楽しみに!


文責:Snowdrop
最終更新:2015年12月13日 19:40

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