空白の2年間、投稿までの経緯

 はじめまして。
 『yumegui』というグループで作詞・作曲を担当しているさまぐらと申します。
活動をはじめてから、いくらか時間は経過していますが、これからはSNSもやりつつ、自分たちの音楽やどんな考えでいるかなどをここにつらつらと書き残していきたいと思います。(はじめまして。といいながら僕らのことを知っている人向けの記事になるかと思います。本当にはじめましての方は、ぜひ僕らの音楽を聞いてみてね)

・はじめましてのひと用に…yumegui代表作「スーパーノヴァ」

 まずはじめに、なぜ急にこんなことを始めたのかについて説明が必要かと思います。理由としては2点あり、まず1点目は尊敬している人が「表現者であればさらにインプットとアウトプットを太く」と言っていたからです。尊敬している人は私の手が届く様な方ではないので、もちろん自分宛に仰っていた話ではないのですが、「音楽を作る」→「発表する」というアウトプットしか持たないのはたしかに勿体無いとは思っていたこともあり、「音楽の楽曲以外の部分の発信」はおもしろいんじゃないかと考えました。2点目は「自作曲の言語化」に慣れておく必要があったためです。こちらについては、私が最も苦手なことであり、私の楽曲に携わる方に私の音楽表現がどの様であるかを説明できず、酷く迷惑をかけたことがあり、外部に発信する・しないに関わらず自分で作った音楽については言葉で説明できるようにならなければと考えていた次第でした。
 拙い文章で恥ずかしい限りですが、何かイベントがあった際(投稿とかなんとか…)は何か伝えられたらと思っています。

さて、前置きはここまでとして、表題についてお伝えしようと思います。
タイトルのとおり、僕らの楽曲は2021年8月28日に「レティナ」という楽曲を投稿してから、今回の投稿に至るまで実に約2年間の月日が経とうとしておりました。「丸2年間も何してたんだ?」「投稿したの既存曲じゃねえか」「歌詞に四月の花ってあるのになんで今?」と思った方もいたんじゃないでしょうか。
 そんな問いについては私はこのように考えております。


 マジですみませんでした。


 ただ、一つ言い訳させてもらえるのであれば、途方もなく労働をさせられていたので、各所連絡などが滞ってしまった次第です。情けない話ですが、いくら大好きな音楽でも生活の先にはたたないな、と実感する毎日でした。ただ、何とか耐え忍び、音楽ができる余裕を取り戻しましたので、新曲の前に活動を開始した証として既存曲ではありますが、私もボーカルのもじぞぅも本当に気に入っている楽曲である「スピニング」を投稿させていただきました。

・7月22日にリリースしました「スピニング」



 この曲を一番最初に作成したのは、遡ること3年前…さけハラスさん(イラストレーターさん)の依頼のもとで作成したシングル盤のカップリング曲として作成された楽曲でした。作成した当初はもじぞぅと「これは両A面(って言って今の若い人たち分かりますか…?)でもいけそう!」と話していたのは記憶に新しく、3年経った今でも、その当時の新鮮な気持ちを覚えております。
 その後、同じ年の11月23日に「螺旋状の記憶」というEP盤をリリースしており、そちらにも「スピニング」が収録されているのですが、こちらは色んな歌い手の方に協力をいただいて、コーラスを豪華に仕上げたバージョンになっております。ただ、今回は権利の関係で、通常バージョンを投稿しました。(その節は皆さん本当にありがとうございました。)

・yumeguiの曲を聞いてピンときたら…『螺旋状の記憶』の購入がオススメ


 今回投稿した「スピニング」では「普通」に抗えないことを察しながら誰も知らない場所、誰も知らない時に咲き誇る個性や強がる青さを表現したのですが、この3年の間に一つ青さを乗り越えた私の視点で見るとまた、別の見方もできるなと思いました。当時の私と今の私は、考え方も経験も何もかも異なる人間ですが、この歌で謳っているとおり、またひょんなところで、いや、まさにこの歌によって過去の私と交差したような感覚があり、これから再度また走り出そうというこのタイミングで投稿できて本当によかったです。

 最後に、これからの活動についてお伝えして終わろうかと思います。
 どこまで実現できるか分からない、あくまで目標となるのですが、これから1~2ヶ月に一回程度新曲を投稿して、来年四月ごろに新しいアルバムを出したいと考えております。「重い腰上げたばかりのジジイが無理するなよ!」と思うかもしれませんが、この2年間溜めていた想いを溜めているままにしておけるほど、大人になりきれていないので、どうかこのまま走らせていただけたらと思います。
 ちなみに8月の投稿動画は既に作成済みです。投稿まで少しだけ待っててね。
(ボカロの曲もどっかで出す予定!)

また、この活動を続けられるのも、周りのひとたちのおかげです。
もじぞぅはいつも無茶振りに答えてくれてありがとう
まきびしさんはそんなもじぞぅを支えてくれてありがとう
さぶろうさんは音源10秒で返ってくるけどあれどうやってんの
(マジでいつもありがとう)
volontaは苦しい中で、最後まで諦めないでくれてありがとう
yumeguiやさまぐらの曲を今も聞いてくれるひとは本当にありがとう
嫁さんは苦しい時もそうじゃないときもおれを支えてくれて本当にありがとう

誰一人として居なかったら、yumeguiは成立しておりませんでした。
感謝を忘れず、これから再出発したいと思います。




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