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自分の本が出た日に他人様の記事がバズる

三年ぶりに単行本が出ました。いとめでたし。

サイコミさんのほうで連載させていただいた「ねこはなはなし」です。

この企画はもともと本業がうまくいかないときにほぼ育休状態でこちらnoteのほうに掲載していた「産んでもいいけど育てない」の中の猫エピソードを中心に今度始めるアプリでやってみませんかという話から始まったので、もろもろ皆様のおかげと感謝もひとしおです。

おかげさまで現在は同サイト内で念願のバスケ漫画「B-TRASH‼」も連載させていただいてます。16年前と12年前に描き続けて載らなかった物語がついに世に出ることになるとは。生きててよかった。

で、そんな感じで久しぶりにはしゃいで宣伝ツイートなどしてるときに思わぬバズりをしてしまいました。人様の文章で。

同じnote内の小野美由紀さんの「批判は人を育てない」という記事です。

(バズり具合をご確認いただくために僕のツイートを経由したリンクです)

なんで?

基本的にコンテンツの力あってこそ読んだ人のRTを押したい気持ちを生み出したことは当然なんですが、正直もっとフォロワー数の多い、影響力のある方々も称賛してツイートしておられたのに、なんでこれが?というくらい伸びてしまいました。しかも誤字で。ネトて。

僕の方は筆者の方と面識も全くなく、cakeなどで文章を読んで面白い方だなとnoteをフォローしている程度でした。それで同時期に同じような感覚でフォローしてた岡田育さんのツイート、最近の出版社の編集の傾向の変化と対極のwebメディアの理想像の話と内容的にリンクしてたのと、単純に文章がきれいだと思ったのでそのままの気持ちでツイートボタンを押したものでした。

最近流行りのバズったらスレッドで宣伝するのはさすがに人様の記事でははばかられたのでしなかったのですが、これが棚ぼたというか、ツイート内容的に「前のRTってなんだ?」ってなるので結果的に自分のプロフィール誘導に成功して自著の宣伝に便乗するという恩恵に図らずも預かってしまいこの場を借りて感謝の意を表します。小野美由紀さんありがとうございました。

今回の現象で思ったのは、やはり情報の波の中で何かを読んでもらう、受け手の時間を使ってもらうときに、中身の力というより誘導の方法というか、うまいこと読みたくなる一言というのが確実にあるんだなということを個人的に実感しました。

その上で次の人に読んでほしいという共有力自体はやはりコンテンツの力が必要なんですけど。いくらプロフィール誘導しても俺の本バズらねえし書店にもあんまおいてねえし。

読みたくなれ!

ようやく自分の話を思い出しましたが今回の本は電子図書もありますが、書店で出会って手に取る方に注力してお願いしました。漫画よりも猫グッズの一種を目指してます。

はなは自前のバズも発売日のちょうど一年前にあったし、これもまた運命。

(帯に使わせていただきました。3890000インプレッション!)

もうコンテンツはもともと無料アプリで読めるものなので、本というのは所有欲・部屋に置きたい欲とは何か、もっと視界に入ったときのときめきが必要なんじゃないかということを考えています。

そんな感じなんで「ねこはなはなし」1&2巻、この顔をもし書店で見かけましたら思い出してください。

ベストセラー表紙風POP

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