セルフリノベーションNo.0 プロローグ
こんにちは。1/35少年です。
こちらはわしが2018年の3月から2019年の2月までの約1年間やっていた北海道での一軒家セルフリノベーションの記録です。
もとはpixivのFANBOXで連載していたものなので、そちらに合わせた価格と公開設定にさせていただきます。表現的にそのまま転載すると変なところを直したり、表現を整えたりといった添削を行っています。
ひとつの記事にしてみたのですが、長くなって読みにくかったので分割してマガジン形式にしました。
結構楽しい記録だと思いますので、気になったらぜひ読んでいただけると嬉しいです。
2017年の年末頃、セルフリノベーション欲がピークに到達していました。
数年前からうっすらやりたいと思っていて、次に引っ越すときはと機会を伺っていました。
しかし、理想の家を作りたいとか、こういうところに住みたいとかよりも、とにかく『リノベーションがしたい』というものでした。
当時プラモデルをはじめとした模型にハマっていたので、その延長的な感覚でいけるやろという根拠のない自信がありました。
祖父母の家を改装して民宿
北海道で古民家パン屋
リノベ可能賃貸でルームシェア
男前インテリアDIY
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検索すると、海の見えるコテージで犬をなでながら微笑む夫婦や、都内のオシャレ空間で酒を嗜みながら音楽を楽しんでいる初老の男性やらが沢山出てきて、引きこもりオタクのわしはなんかちょっと雰囲気違うかな。。?やめよかな?となりましたが。
しかしどうしてもリノベという経験が欲しかった為、なんとかできる機会を伺っていました。
というのも、バイクでツーリングが趣味なのですが、その際にゲストハウス等に訪問し、うっすらと将来はこんなのもやってみたいなぁと思っていたからです。
それにあたって、一度リノベの経験があるといいんじゃないかと。
必要な費用とか工数、気にしないといけないところとか。
そういうのを知っておけると、実際にやろうとなった時に計画が立てやすいなと。あとは単にやったことがないからやってみたいという好奇心ですね。(というか基本好奇心かもしれないです。
そんなこんなでリノベ欲を数年間高めた結果、北海道で物件を手に入れました。
こちらです。
築50年の家賃1万5千円。
トイレ(汲み取り)とお風呂の工事は大家さんが肩代わりしてくれる(約200万円)という物件です。
みんなわりと都合のいい物件を見つけているので、そんなモンあるかいっ!!てネットを見ていた時は思っていましたが、数年間リノベがしたいと言い続けて、物件を虎視眈々と狙って生きていれば、人生のどこかでいい物件に巡り合えるのだと思います。
あとはそれ(リノベをする)以外の事をどれだけ妥協できるかです。
リノベ物件は田舎を探せばそこそこあると思います。状態はともかく。廃墟探索をしていても、地方に空き家結構見ました。
デメリットは地域に馴染まなければいけないことです。近所付き合いとか、地域で求められるキャラを演じるとか。
人付き合いが嫌いで、極力放っておいてほしい引きこもり人間にとっては、妥協ってのはこの辺りになります。
わしはこの北海道の前は川口に住んでいたので、きつかったです。
都会の駅で大量に人が蠢いているのに、全く誰も自分に興味を示さないあの冷たい感じ、結構好きだったんだなと。
そもそも人と接することが基本苦手なので田舎都会に関わらず生きてるだけでメンタルごりごり削れていきますがね()
地域性とか住みやすさとか、そのあたりの知見は今後に生かすとしましょう。
さて、そんな現世を忘れるためのものづくりです。
絵だろうと模型だろうとリノベだろうと、手を動かせば色々忘れられます。
むしろ動かしてないと死にます。
実際に手を動かしていたをしていた期間は2018/3末~2019/2頭までの約1年です。
作業はほぼ週末のみ。数か月の停滞期間や、人手不足によりやや遅いという印象です。
本にしようかなと思ったのですが、当分イベント出られなさそうなのでネットで連載形式にしました。
というか試しに3Pほど漫画形式で描いてみたんですが、こうじゃねぇと自分が言うのでボツにしました。
思い出したり、感情を整理したりしながら主に文と絵と写真で書いていきます。
DIY情報とか、誰でも簡単整理棚とか、北欧風リメイクとか、そういうのは他の人たちがやってくれているので、もっとリアルに淡々と現状を伝える形になります。
目次はこんな感じです。
No.0 プロローグ(いまここ)
No.01 間取り編
No.02 工具編
No.03 破壊編
No.04 軽トラ&押入れ生活編
No.05 内装基礎編
No.06 内装装飾編①
No.07 内装装飾編②
No.08 家具編
No.09 費用と期間/まとめ
No.10 おまけ 北の国から
最後にbefore afterの写真載せておきます。
ではまた次回に!
旅の費用にさせていただきます!