四国カブ旅14
2020/9/3
さて、最終日です。
13泊14日の旅も本日が最終日。無事に帰るまでが旅です。
和歌山から三重まで運転し、伊勢湾フェリーで伊良湖岬へ。その後家まで運転という日程です。
どこにも寄らない予定だったんですが、こんな看板を発見してしまった。これはまさか以前テレビでみた...あの...一人で何十年も作っていたというあの...?
これは降りるしかありません。看板によると、すぐ近くの道の駅でチケットを販売しているらしい。500円。
購入しました。パンフレット貰った。
このパンフレットが大事で、これを読んでから鑑賞することをお勧めします。というか、読まないと何がなんだか。
35年をかけてたった一人の陶芸家、東健次が作り上げてきた作品。人生の全て。
こちらがその全貌です。1番高い所からの眺め。
いやぁ、ここは何処なんだろう。。。
異界に来てしまった感がある。
白いものは全て雲を表現している。
人像樹の森という場所。53体の人像が樹木と一体化している森。
壁画。全てが陶で埋め尽くされている。
記念日や名前が彫られた陶作品でできた壁。
地面もほぼ全てタイルで埋め尽くされている。途方もない数。
陶芸空間 虹の泉。
そんなわけで30分ほど鑑賞しました。
いやね、好みとか好みじゃないとか、綺麗とか汚いとか、美しいとか気持ち悪いとか、すごいとかすごくないとか、そういう物差しで測るようなものじゃないんですよね。。。
これだけの熱量の作品を見せられて、では私が作品について一言...と言えるわけがない。
一人の人生、その在り方について他人がとやかく言うことなんてできやしないのだ。
今回は瀬戸内のアート諸島で、沢山の人に評価されたアートの“光“の部分を見てきた。
しかし、アートとか芸術って本来評価されるとかされないとかに関わらず、人生をかけた何か、想いの塊みたいなもので。
そんな熱量を感じました。
(一言言わせていただくなら、高圧洗浄機で綺麗にしてあげたい。
圧倒的な熱量に触れたい方はどうぞ。立ち寄って行っても損はしないと思います。
どしゃ降りを覚悟していたが、和歌山から奈良を突っ切り三重につくまで無事全く降られずにいけた。よかったー。
そしてこの旅で11回目にして最後のフェリー。
島旅故にめちゃくちゃ乗りましたね、フェリー。もうバスみたいな感覚で乗ってます。
渥美半島に帰ってきました。地元の海岸で一枚。
たった2週間でしたが、久しぶりに感じます。
なんだか嬉しくなって意味なくただいまー!と叫びたい気分。旅っていいもんですね。
無事に帰宅。全くトラブルなく帰ってくることができました。花丸です。
お疲れ様でした。
カブは次の旅までにオイル交換とチェーン清掃、タイヤ空気圧調整です。
しばし待たれよ。
以下、この旅のまとめを簡単に。
今回の旅は13泊14日でした。
宿泊は
キャンプ:6泊
ゲストハウス:4泊
ネカフェ:2泊
フェリー:1泊
かかった金額は
移動費:3万円(フェリー、ガソリン)
宿泊費:2万円
食費:2万円
観光費:2万円(美術館代)
お土産とか:1万円
計10万円
内訳はざっくりですが、アプリで経過を見ると合計はほぼピッタリ10万円ですね。
どうですかね。今回は観光地で美術館に行きまくったので少し高くついたなー。
それでも10万でここまで楽しめたらかなりいいのではないでしょうか。好きな物食べていたし。
もちろんもっと節約するぞーってすればできるとは思います。
毎日バナナとかパスタにするとか、宿泊をひたすら野宿にするとかすれば1日2000円位以下に抑えることは可能と言えば可能…。
しかし自分はそれは旅というよりも修行とか苦行に近くなり、楽しさよりも辛さが優ってしまうので...バランスが大事です。
次は平均して1日5000円以下がとりあえず目標かな。
総括して、非常に良い旅ができたと思います。特に島は想定外のこともたくさんあり本当に楽しかったです。前回書いたように、長距離移動していろんなスポットに行くよりも、狭い範囲をちまちまとのんびりやる方が向いているっぽいです。これだとめちゃくちゃ時間がかかってしまうんですが…まぁいいか~。
以上で四国カブ旅の日記は終了です。
来週末あたりから今度は自転車でしまなみの方へ行き、島をひたすら巡る予定です。3週間くらいを目処にしています。
自転車で長期旅行というのをしたことがないので、予行演習とトレーニングを兼ねています。
どれくらい自分の体力があるかなとかも見極めたいです。地図も正しく読めるようになりたい。自分なりの自転車旅の楽しさを見つけられるようなものにしたいです。
以上です。長々とお疲れ様でした。
後半グダってしまいましたがまぁそれもそれ。
そもそも人にドヤる為に書いてるわけでもないですし。
今までの旅をあまり残していなくて少し寂しくなってしまったので、記録をつけようと思った次第です。
何年後かに見返して、懐かしく思えたらいいな。
ではまた次の旅で。
旅の費用にさせていただきます!