セルフリノベーションNo.09　期間と費用/まとめ

2020年2月2日 21:13

というわけで、やっと終わりました。
色々思うところもあって書くのが辛かったりしました。
なんとか記録程度には残せたと思います。拙い所は沢山あったと思いますが、なんとかやり切った〈はじめてのセルフリノベーション〉でした。

気になる日程と費用はざっくりこんな感じ。
後ろの数字はセルフリノベーションの記事番号です。参考まで。

【期間】
2018年2月下見ー01
3月：物の撤去、壊し始める、押入れに住み始めるー02,03,04
4月：ひたすら壊すー03
5月：ＭＴ限定解除、軽トラ買う、床を貼り始めるー04,05
6月：軽トラ塗る、床と壁を貼るー04,05
7月：あんまり作業進んでない
8月：天井まで貼り終わるー05
9月：漆喰塗る、壁紙貼る、羽目板つけるー06
10月：タイル貼るー07
11月：OSBボードで細かいところを飾る、仕上げ等
12月：ほとんど作業できず
2019年1月：お正月休みでフローリング貼り終了、買い物の家具の搬入開始ー07,08
2月：買い物で足りなかった分の家具製作、住み始めるー08

【費用】
大工さん作業費：5万円(まけてもらっている)
工具：5万円
構造用合板、石膏ボード：7万円
漆喰：10万円
壁紙：5万円
フローリング一式：30万円(ワックス、床用接着剤含む)
タイル：6万円
その他材料：20万円(ビス、2x4材、ボンド、ペンキ等)
家電家具一式：50万円(照明、洗濯乾燥機、テレビ、その他含む)
計 138万円

どんぶり勘定ですがこんなところです。
漆喰とかその他もろもろ、もっと安くできたなというところもあれば、知り合い価格で安く作業をしてもらったり、そもそも水周りの費用をもってもらっていたりと、格安で済んでいる部分もあります。照明は高いものを買いましたし、タイルも結構しましたが、拘りたい部分だったのでよいです。

窓も本当はすりガラスから透明なものに変えたかったのですが、とてもお高いのでやめました。
窓や扉部分は精度が必要なんでしょう、全て高いです。
全面ガラスがいい！等になると費用はかなりかさみますが、憧れはしますね。予算の範囲内で自分が拘りたいところにお金をかけるというのが正解ではないでしょうか。

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さて、今回やってみたかったリノベーションというものをやってみて、とても勉強になりました。よく田舎の中古物件を買ってカフェとか聞きますが、物件によっては住めるようにするだけで(主に水周り)とても費用がかかったり、シロアリ駆除や補強が必要だったりします。
新築よりも手間やお金がかかることもざらです。
中古物件てのはポイントを押さえてから買わないとかなり地雷というのがわかりました。

そもそも家ってのは普通は数千万のものですから、1千万クラスでローンを組む気合で購入、リノベーションする人が多いと思います。もう一生住むぞと。そらそうですよね。リノベーションして賃貸するとかそういうビジネスとしてやる人もいます。いずれにしても初期投資が結構かかります。

しかしわしはまだそんな決心がありません。
そもそも、田舎暮らしがあんまり合わなかったです。
どこに行っても顔見知りだったり、収入や人間関係について言われたり。
都会みたいにバイクも車も置けない程窮屈なのも嫌ですが、田舎の人間関係の煩わしさも嫌です。しかし移住とか田舎暮らしとなるとそういう問題がついてまわります。
特に費用を抑えたい場合は所謂コネがものをいうので、もう一生そのコミュニティから逃げられない、みたいな感じになります。

わしが人間嫌いなだけなのかもしれませんが。
みんなある程度人間付き合いして生きてるんですよね、えらい。100点満点。
.....そんなわけで暫くは家無き子でいいなぁと。
これ、行きつくとホームレスになるので、なんとかそうならないように自営で生きていけるようになりたいです。

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昔レモンハートというバーテンダーの漫画が好きでよく読んでいました。
その中に、一目惚れした一杯の盃を買ったがために家族に見放され、一人で生きている老人の話がありました。わしは家族も財産も全てを失ったが、この盃と一緒じゃから今日も世界一の幸せ者なんじゃ！
みたいな話でした。
この話がとても好きで、人の幸不幸は決して他人が推し量れるものではないと思ったのを覚えています。

都会の狭いマンションも、田舎の古い家も、荒野に張るテントも、それぞれの価値に合っていれば、きっと世界一の場所です。

何に幸せを見出すかは人それぞれで、わしは家どころか人生の価値手さぐり状態です。
決して綺麗ではないかもしれないが、心地の良い。
人には理解できないかもしれないが、満足のいく。
自分にとってそんな家とはどういうものなのか、それを考えながらしばし旅したいと思います。
しばらく旅生活になる予定なので、そのために絵のパトロンサイト等初めて見ました。noteにも面白い記事を描いていきたいです。
少しでも自分の在り方を残しておきたいです。

現在家というか将来やりたい店についてなんとなく考えていることを書きだすと

・バスや車、コンテナといった乗り物を改造して使う
・ソロバイク乗りが寄れる場所にしたい
・廃校を利用するのもいいがちょっと広すぎる気も
・模型作成スペースと展示スペースほしい
・コミュ障で世間に居場所がないと感じている人が籠れるような雰囲気
・カレーを出したい。通販からはじめたい。
・最初はトラックの移動ハウスからカレー屋をはじめてもよいな

こんなかんじ。
まだ場所も予算も影も形もありません。
どうなるかは全然わからないのですが、今回の経験を活かせたらいいな。

前回最後にいい暮らししてましたけども、それも9月で終わりました。
カブに積んである荷物が今のわしの大体全部です。軽くなりました。