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セルフリノベーションNo.02 工具編

工具編です。使った工具を紹介します。

工具の前にまずは服装から。わしはこんな格好でやってました。
作業服

絶対にあったほうがいいのがゴムの滑り止め付作業手袋保護メガネです。
手袋はホームセンターで3組入り700円くらいの。
手の保護はもちろん、滑り止めがついていると力が入りやすく、工具や部材をしっかリ掴めます。
ただし、回転機械に巻き込まれる恐れがあるときは外しましょう。
旋盤とかボール盤を触るときに手袋厳禁なのと同じです。
電動工具は回転するものが多いので、外した方がいいと思います。
(わしは面倒なので付けたまま作業しちゃってましたが、常識ではよくないです。
(しかし作業者の裁量に任せる部分が多く、どうしても自己責任でおまかせって感じになっちゃいますね。

あとは保護メガネ。
通常眼鏡をかけている人はそれでもいいですが、切りくずなどで汚れたり時には傷ついたりするので、お気に入りのおされメガネはやめた方がいいかも(眼鏡大好き
結構木くずや切子が飛んできます。まじでした方がいいよ。

次点でほぼ必須なのがわしの場合はマスクでした。
狭い室内で壊す切るをしまくるわけで、しかも家は築50年なわけで。
すっごいホコリ、カビ、木の粉です。
箱で買っといて作業前につけるといいと思います。

靴とか服は常識の範囲内で汚れてもいいものを着用してください。
下は長ズボンのがいいと思います。
ズボンの折り返した部分はけっこう物に引っかかりやすいので注意してください。
当たり前ですが、服も靴も全部汚れてよいモノを選んでくださいね。



次は工具です。
使用した電動工具はこちら。
工具文字有

メーカーですが、マキタ、リョービ、HiKOKI、BOSCHあたりの有名どころを選んでおけばいいと思います。
ここは好みで好きなものを選んでください。
今回ジグソーとグラインダーは借り物なので適当メーカー品です。
なんか倉庫に転がってたのを拝借しました。


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さて、先ず絶対に必要なのが、インパクトドライバー
描いてないですが、充電器とバッテリーの予備もセットです。
電動ドライバーとなんか違うんかい?って感じですが、違いはパワーです。
電動ドライバーは極端に言えばただ回るだけ。
穴や溝があれば入っていきますが、何もない所を貫通させることは出来ません。
インパクトドライバーは、木やボードにビスを打ち込むだけの力があります。
家具の組み立てならともかく、DIYはインパクトドライバーでなければ話になりません。

さて、ちょっと調べると、電圧が14.4Vとか18Vとか出てくると思います。
電圧が高い方が基本的には大型で、電池の持ちがよく出力がでかいです。
18Vのものが現在の主流みたいなんですが、わしにはこれがまぁ重いんですよね。
家具とか小物を作る分にはいいのですが、リノベでは壁とか天井とかにひたすらビスを打ち込みます。
今回のリノベでは2千本くらいビスを打ちました。
画像のマキタの18Vインパクトは約1.6kg。
これがずっと作業するにはきっつい。
天井なんて段々腕が上がらなくなってくる。
なので、結局10.8Vの小さいやつの方が圧倒的に使いました。
バッテリーの持ちは悪かったので、頻繁に交換していましたが。

重さとトルク、バッテリーの容量や持ちやすさ等、自分の筋肉と相談して選んでみてください。
ホームセンターで試せますし、貸出とかもあるので使わない手はないですね!
ビス打ち以外にも、ホールソーアタッチメントで配管を通す丸穴をくり抜いたりで使いました。


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次は丸のこ
主にコンパネをひたすら切るまっしーんです。
なんかね、今調べてたら丸のこガイドを使うのが一般的みたいね。
知らんかった。。。
ガイドも何もなしでまっすぐ切れるようになってましたわ。。。。
最初はうまく使えなかったが、気が付いたら何でも切ってやるぜってなってた。
精度がいるところは早々にホームセンターでカットをお願いしていたし、家自体かなり傾いていたので、現物合わせの斜めカットがほとんどだったのもあるかもしれない。
まぁこの程度の知識でもなんとかなるってことです。大丈夫です。安心です。
でも次はちゃんとガイド買います。


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ジグソーは、丸のこの刃が入らないような細かい所の加工に使いました。
振動が大きいし精度が出ないのでのでわしはあまり好きじゃないです。
転がっていたのでまぁこれでいいかと仕方なく。
コンセントの穴を四角くカットをするときは泣く泣く使いました。
使用頻度は高くないです。
でもたまーにないと困るんだよなぁ。
電動のこぎりも検討してみてもよいと思います。


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サンダーは木の表面をきれいにしたり、塗装をはがしたり、下地を整えたりですかね。
リノベそのものよりも、家具とか作る工程での出番の方が多いです。
紙やすりを挟んで使います。
本来ならば集塵袋がついているんですが、面倒なので使っていなかったです。
クズなんてどうせ後で掃除するんだから放り出しとけってしてました。

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最後にディスクグラインダー、これは使用頻度高かったです。
と言っても主にタイルの加工です。
タイルカッターが安くて2万円とかするので、けちってグラインダーで切ってました。
えー。。。だってタイル切るだけだよ、、、超限定されてるじゃん用途。。。
ってわけでひたすらグラインダーに5千円のタイル用刃で挑みました。
.......くっそきつかったです。
実際タイルカッターってどうなんですかね、本当に楽なら買ってもよいかなと今は思っています。。。。
グラインダーの活躍どころはDIYでは主にコンクリート等の石系や金属相手です。
木はいくらでも方法がありますが、それ以外を切断する術は持ち運びできる工具ではほぼグラインダ一択じゃないかな。
リノベの装飾にそう言ったものを多く使えば、使用頻度はかなり多い工具になるかと。
タイルカッターを使って切っても、バリがでたらグラインダーで落とすのが楽だと思います。
ディスクは金属刃から研磨スポンジまで様々。
金属を切ったり、サンダーよりも強く削ったり、磨いたり。あって損は無い工具です。


次にその他はこちら・・・
と言いたいんだが、細かいのを全部上げてたらキリがないし、なにより工具を描くのに飽きたので、道具はその時々に作業別でまた紹介します。
なんか次から次に工具が出てくるんじゃぁ...

一応、全体通して絶対にあったほうがいい道具を紹介しておきます。
それが作業台1mものさしです。
作業台って何って?

作業台1

こんな風に石膏ボードを積んで置いたり

作業台2

あるいは物置にしたり

作業台3

板を切ったりするのにもう常時使います。
(↑この写真は床下収納の箱ででっち上げたやつですが雰囲気だけ

どういうものかというと、コンパネを切って十字に組み合わせただけのものです。
高さは40cmくらいから70cmくらいまでお好みですが、コンパネを載せて中腰で作業するのを考えると45cmほどがいいのではないかと。
コンパネが約900x1800mmなので、この1枚で十字が2set作れます。
その上にコンパネ置いて完成です。
ペケ台とか呼ぶみたいです。

ぺけ台

え?作る自信がない?
ご安心ください。ホームセンターでよりかっちょいいのが数千円で売ってます。
買っちゃえばいいんです。楽をしていきましょう。


あとは1mものさしですかね。このくらい長いのが使いやすいですね。
わしはたただの定規でしたが、取っ手がついてるやつがいいですよ、絶対。
石膏ボード切るときに定規に当ててカッターで切り込みを入れたり
普通に線を引くのに、ぜひ一本。
コンパネの大きさが大体900x1800mmなので、50cmとかだと不便を感じると思います。

あとはわしが使わなかっただけで、墨ツボも必須品レベルです。
わしは絵を描くときとかも定規ばりばり使うので、その流れで最後まで定規だけでやってしまいました。
墨ツボもあったらあったで便利だったと思うのですがね~。


さしがね、メジャー、鉛筆、延長コード、脚立等を通しで使いましたが、上げるとキリがないので終わっておきます。
質問や間違いがあったらコメントください。



ここまで書いておいてなんですが、丸のことかグラインダとか普通に危険な工具です。
『コンセントを入れる前に電源のOFFを確認する』 
『刃が安定するまでは切り始めない』 
『刃の進みに抵抗があったら手前からやり直す』 
『ワーク(加工する部材)に対して適切な刃を選ぶ』 
普通にできるよって人はいいですが、電動工具持ったことないですって人は指導者や経験者がいた方がいいと思います。

別に資格こそ要りませんが、誰でもできるからどんどんやろう!Let'S DIY!
みたいなことは決して言えないです。
誰にでも簡単にできるよって言う人の事は、わしはどんなジャンルでも信用しないことにしています。
ものづくり系の趣味は何を作るにしても、そこそこ時間も体力も金も必要です。
そこに気力と根気、熱意を乗せていくことで初めて形になります。


疲れている時は本当に普段ではありえないミスをします。
作業慣れ、現場慣れていうんですかね。
『モノを3回落としたら今日の作業はやめる』とか
『加工に2回連続で失敗したら休憩を入れる』とか
自分なりの作業の目安、わかっておけるようになりましょう。
マインドと体力のコントロールは重要です。
そこんとこだけ覚えておいてもらえると事故の確率がぐっと減ると思いますよ。

というわけで今回はここまで。
次回はいよいよ壊していきますよ~。
またね。

旅の費用にさせていただきます!