アコムの一括返済で注意すべきポイント!端数を残さないための方法とは?
残りの借入残高が少なくなってきて、あと数ヶ月で完済できそうなら、そろそろ「一括返済」を考えてみましょう。
一括返済してしまえば、あなたのアコム利用状況も晴れて「完済」となります。
完済すればもう返済日のたびにATMに出向く必要はありません。
返済利息を取られる事もなくなりますし、クレジットカードなどの審査も通りやすくなります。一括返済すると多くのメリットが得られるのです。
この記事ではアコムで一括返済する方法と、注意点について解説しています。
アコムで一括返済できる4つの返済方法
アコムで一括返済のために「返済日当日の借入残高」を調べよう
一括返済する時は、まず「返済日当日の借入残高」を正確に調べてください。
借入残高は利息によって毎日少しずつ増えています。例えば4月1日に10万円ちょうどだった借入残高は、翌日には1日分の利息88円が加算されて以下のように変わります。
※金利が18%の場合
4月1日の借入残高 100,000円 → 4月2日の借入残高 100,088円
借入残高とは毎日変動するものなのです。一括返済する時は、面倒でも返済日当日の借入残高を確認するようにしなければいけません。
返済日当日の借入残高を調べる方法
一括返済当日の借入残高を調べる方法はいくつも用意されています。
会員サービス(会員サイト)
アコムプッシュホンサービス24(0120-134-567:24時間対応)
アコムATM、提携ATM
自動契約機(むじんくん)
参考:方法
これらの方法であれば正確な借入残高を知ることができます。
逆に、「前回の返済時にATMで発行された明細に書かれた借入残高」は不正確な借入残高です。
なぜなら明細発行から1日経過しただけでも、利息によって借入残高は増えているからです。面倒でも必ず返済日当日の借入残高を確認しましょう。
アコムで借入残高に1,000円未満の端数がある場合の対処法
一括返済は通常の返済とは違って、返済額がちょうど1,000円単位にはなりません。たいていの場合は「4,632円」といった中途半端な金額になるでしょう。
ではATMのように紙幣しか使えず、1,000円単位でしか返済できない場合はどうすればいいでしょうか?
方法は3つあります。
多めに返済して「マイナス残高」にする
1,000円未満の端数を残して「無利息残高」にする
1円単位で返済できる方法を使う(最もおすすめ)
それぞれ解説していきましょう。
多めに返済してマイナス残高にする
3,500円の借入残高に対して4,000円を返済すると、500円分多く返済したことになります。完済した上で、アコムに500円預けている状況です。
これはいわゆる「マイナス残高状態」と呼ばれます。もしATMで一括返済するなら、マイナス残高の状態にすることをおすすめします。
なお、多めに返済した分は返金されるので安心してください。
解約するならアコムから返金されますし、また借入をしてアコムを利用し続けるなら利息分から相殺されます。多めに返済したからといって損をすることはありません。
無利息残高の状態にする
アコムでは1,000円未満の借入残高は「無利息残高」という特殊な状態になります。
[重要]アコムの無利息残高とは?
1,000円未満(1円~999円 )の借入残高のこと
利息が発生しなくなる
返済日が来ても返済しなくてもいい
つまり1,000円未満の残高になると、その状態を何年も放置していても延滞にはなりません。
ほとんど完済と変わらない状態と言っても差し支えありません。
しかし、端数とは言え借入残高が残っている事に変わりはありません。無利息残高のままにしておくと2つの点でデメリットが生じます。
アコムを解約できない
他社からアコムで借入中と見なされて、ローン審査に悪影響を及ぼす
どうしてもATMで一括返済せざるをえない場合は、多めに返済してマイナス残高にしておくべきです。
無利息残高の状態で放置しておくのは避けましょう。
銀行口座への振込みでアコムへ一括返済する方法と注意点
銀行振込での一括返済は1円単位で返済額を指定できるため、端数が残らないメリットがあります。
最大の注意点としては、土日祝日や平日夜間に振込みしても、アコム側の口座に振り込まれるのは次の営業日になってしまう点です。
その間にも利息はかかりますので、借入残高は増加します。1円単位できれいに一括返済したつもりが、結局端数が残ってしまうことになりかねません。また、振込手数料がかかる事も忘れないでください。
悩んでいるならチェック!アコムの一括返済のメリット・デメリット
一括返済には以下のように多くのメリットがありますが、その一方でデメリットは全くありません。
信用情報機関の借入残高が0円になり、他のローンやカードの審査に通りやすくなる
解約しようと思ったらすぐにできる
毎月の返済日に振り回されなくて済む
無理して一括返済してその後の生活に困るようではいけませんが、もし現金に余裕があれば積極的に一括返済してしまいましょう。
▼アコムの一般的な返済についてはこちらで詳しく解説しています。
アコムの返済システム詳細:端数返済と過剰返済の取り扱い
アコムの端数返済については、いくつかの具体的な制約がありますが、それには明確な理由が存在します。まず、アコムATMを利用した際には、1,000円単位での返済が基本となっています。これは、ATMの取扱いや管理を効率化するためであり、硬貨での返済は受け付けていません。そのため、小額の返済をしたい場合にはこの点を考慮する必要があります。
また、借入残高よりも多めに返済することは可能ですが、その場合、支払い超過分はマイナス残高として一時的に記録されます。このマイナス残高は、後日返金されるため、過剰支払いによる直接的な損失は発生しません。このシステムは、ユーザーが誤って過剰に支払うリスクを最小限に抑えつつ、適切な返済を促すための措置です。
これらの規定は、利用者が計画的に負債管理を行うことを支援し、返済過程をより透明かつ管理しやすくするために設けられています。利用者はこれを理解し、自身の返済計画に合わせて適切な方法で返済を行うことが求められます。特に、過剰に返済した場合の返金処理には時間がかかることがありますので、返済計画は慎重に立てることが重要です。
このように、アコムの返済システムは利便性と効率を考慮した設計となっており、利用者が自己の財務管理を適切に行えるようにサポートしています。返済プロセスの理解を深めることで、よりスムーズな借金返済が可能になるでしょう。
注意
返済額は「返済当日の借入残高」を必ず確認
完済するなら1円単位で返済できる方法を選ぶ
端数が残ると無利息残高扱いになり、返済の必要はないがデメリットがある
無利息残高にするぐらいなら多めに返済してマイナス残高にする
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