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"Art Blakey Fes.2023"出演者紹介

旧ツイッターにて行き当たりばったりに書いてたやつをザザッとまとめました。ほんとは各ツイートにハッシュダグを付けるつもりだったのだけど、どれも140文字いっぱいになってしまったので。

Art Blakey Fes.2023までもうあと少し…! 今回もステージ/フロア/ラウンジのトリプルステージにて、お昼過ぎから真夜中前まで全23アクト! てことで恒例の出演者/バンド紹介をタイムテーブル順、ターン毎にやっていきます。当日のイメージを膨らませてもらえると幸いです。

当日の流れについて少し説明を。3ステージを同時にセッティングしまして、その3アクト間はインターバルなしで続きます。それを1ターンとして、そのターンが終わると次の3アクトがセッティング〜ライブへ。それが9ターン(1,2,8,9ターンはラウンジ無し)。我々が開発した高度に洗練されたシステムです。

予約/問合せなどは、各出演者及び下記までお気軽にどうぞ。

ナバロメール
ticket@navaro.info
特設サイト
https://artblakeyfes2023.mystrikingly.com/




ターン1

1. yard rat / フロア
もはや熊本や九州を越えて若手ジャパニーズエモの筆頭と言っても過言ではないヤードラットがオープニングを飾ります。先日のPOINTでも観る人皆んなが堪らず拳を上げ一緒に歌う様に感動してしまいました。この日もスタートから心を熱くしてくれること必至。どうかお見逃しなく。

2. aldo van eyck(福岡) /ステージ
続くアルドファンアイクも福岡若手筆頭、というかもう全国的に早耳の音楽好きに大注目されている彼ら。ジャズやブルースをグツグツに煮立てたクールさと破滅的パフォーマンスが同居する最高のライブアクト。新譜も超話題!いきなりヤードラ〜アルドの流れは激アツ。



ターン2

3.shazzan /フロア
元ナバロスタッフでもある大河君率いるシャザーン。何気に10年の活動歴がある彼らだがここ最近のライブが本当に素晴らしくていきなりトゥルーエモの筆頭に!大人になって色々あって、でもバンドをやりたい!そんな強い思いの尊さを実感させてくれました。今こそ彼らに注目して欲しい

4.ノイエサンスーシ(長崎) /ステージ
長崎が産んだミュータントスカムポップが久々に来てくれます!前にライブを観れたのは確かコロナ前?その時はこれまでのキテレツさにソウル風味なボーカルの魅力も加わってノイエの音楽的深さも感じさせられるライブでした。今回はどうなっているのか!?超楽しみ。



ターン3


5.futurina /ステージ
シアトルのSSWとのスプリットと自身のカセットep.を同時リリースというカッコ良すぎるデビューを飾ったフューチュリナ。繊細さとダイナミズムと胸締め付けられる儚い歌、そしてソングライティングの確かさと飾らない佇まい。日常の延長からこんな素晴らしい音楽が生まれるなんて。


6.I WANT CITY(福岡) /フロア
アイウォントシティが来てくれる!これが僕らにとってどれだけ嬉しいことか。ドラムとベースと歌だけで生み出される革新性と圧倒的音楽強度。ポストパンク/ニューウェイヴ〜エキゾ〜アフロの土着的な響きすら感じさせられるフューチャーミュージック。貴重な機会を是非に。

7.ミワサチコ(福岡) /ラウンジ
そしてこの流れからラウンジでミワさん!九州を代表するSSW、僕はLOOP01時代からのただのファン。ミワさんの素晴らしさとは何というか日常の暮らしそのものが持つ尊さや美しさがまるで祈りのように歌われるというか。ラウンジのインティミットな雰囲気で観れるのは至高。



ターン4


8.Cynicalsmileisyourfavorite /フロア
夕方に差し掛かるこのターンから次第にカオスが濃くなっていきます。その狼煙を上げるのがシニカル。大人の諸々で暫く休眠していた彼らですが昨年の復帰以降急速に勢力を取り戻しています。このカオスの場こそ彼らの主戦場。グチャグチャにブチ上がるしかない。


9.来来来チーム(東京) /ステージ
そしてこの流れからの来来来チーム!彼らの標榜する「商店街ポップ」の通りのんびりとしたムードを纏いつつも洗練されたソングライティングとビルドアップされたリズム隊、鋭いギターの絡み、ユーモアを纏いつつ哀愁と詩情を湛えた歌。ポップとはかくあるべし。憧れる。


10.gn8mykitten(福岡) /ラウンジ
来来来の多幸感からのグッドナイトマイキトゥン!福岡が誇る詩人/ラッパー。無音を切り裂く余りにもリアルな言葉。今はギターを携え更にエッジーな表現へ向かっています。で、お前はどうなんだ?と喉元に突き付けられる鋭利な言葉に僕らはゼロ距離で対峙する。



ターン5


11.デュビア80000cc /フロア
グッナイさんに切り刻まれた我々はナバロ最高傑作デュビアが放つグルーヴに一心不乱に踊らされる。ライブイベントだけでなく所謂クラブイベントでもフロアを沸かせてきた彼らだからこそのイビツなのにダンサブルなパフォーマンス。その首謀者が辻くんというのがまた最高。




12.FLUID(京都) /ステージ
そして遂にFLUIDがナバロに!まさに念願!15年以上前?当時まだナバロはなく流浪のイベントだったArt Blakeyにて、ステージと機材があるマグロ居酒屋という謎の店でライブしてもらいました…。強烈なジャンクサウンドとポップネスが危険に融合した衝撃のライブ。お見逃しなく


13.N'ko /ラウンジ
デュビアで踊らさFLUIDに打ちのめされフラフラとラウンジへ赴くと妖しい姿でカオスの奥の方へと誘なうN'koのノイズが蠢いている。僕はかなりの回数N'koのライブを観てるのだけど、それでも毎回観る度に引き込まれてしまう。最高のライブが毎回更新されるなんて。本当に天才だと思う



ターン6

14.Mul-Let-Ct2 /フロア
さぁ後半戦です!地響きのようなノイズをアウフグースのように浴びる最高のエクスペリエンス。熊本を代表する癒しキャラ、ボンボンボーイが荒ぶり、怒髪天を突いたクラハラ君が喉を引き絞り、射手さながらにビートを撃ち抜くMt.Moo。マジで今のマレットは最高のコンディション。


15.POWER(横浜) /ステージ
本当に実現するなんて!ゼアイズやZの大ファンだった僕にとってネモジュン氏は正にヒーロー。20年?前に熊大で観たゼアイズの衝撃を今だ覚えています。POWERはまさにオブスキュア!僕的にはペルウブ+メイヨ、初期ラフトレ、flyingnun辺りが想起する得体の知れなさ。震える。


16.荒川淳(郡山) /ラウンジ
これまでにReddTemple、ジャンプスで来てもらった荒川君に今回はソロでお願いしました!スタジオtissue⭐︎boxやレーベルASCのオーナー、そして様々な名義/形態で活動する彼の音楽は初期衝動的な実験性と自由奔放なアイディアに溢れていて尚且つどこかキュート。大好きです。



ターン7


17.tika!sui /ステージ
さて7ターン目を迎えそろそろ終盤戦です!その導入を担ってくれるのがチカスイ。練り上げられた構成力とリリカルでエモーショナルなダイナミズムで空間を鳴らす力は若手随一。自主企画も重ねキャリアハイを更新し続けています。まだ若い彼らですがこの時間帯でこそ映えるはず。


18.Mira(山口+北九州) /フロア
ここ数年での一番大きな出会いは、フロム名古屋で小倉在住の只者ではないドラマー十三さんです。テクニックは勿論キレも想像力も激ヤバで桁違い、既に様々なユニットで引く手数多な彼が今日本で一番ヤバいバンドAyatoのケイキ君と組んだのがMira。もう期待しかないです。


19.ヒラオカテツユキ(田川) /ラウンジ
今回のラウンジのトリを飾るのがヒラオカ君フロム田川。この深い時間、おそらく彼は一度潰れて泥酔から復活したのちに冴え渡った素晴らしいライブを見せてくれるでしょう。繊細なスリーフィンガーとロマンティックな歌に酔いしれましょう。



ターン8


20.Doit Science /フロア
日が変わる頃を迎えおそらく僕は既にボロボロでしょう。お酒を飲み過ぎない。しっかりストレッチをする。その場のノリにかまけてセッティングを適当にしない。出来るだけフロアにいる一人一人を意識する。MCは起承転結をはっきりと。落ち着く。撤収は迅速に。忘れ物をしない。


21.worst taste(東京) /ステージ
熊本地震でナバロが今の場所に移転して一発目の企画で来てもらったのがワーステでした。それ以来なので7年振り?今回は昨年リリースされた新譜ツアーも兼ねて来てもらいます!超ハイテンションで音スカスカなままオーバーロードしていく様はこれぞオブスキュア。最高。



ターン9


22.メシアと人人(京都) /フロア
遂に最後のターン!おそらく僕ら皆んなもう仕上がりきっているはず。そんな我々取ってまさに福音!メシアと人人フロム京都!前回ナバロに来てくれた時は確か機材が盗難にあった直後?だったのですが、それはもう素晴らしいライブでした。彼らの歌を目一杯浴びましょう!


23.石頭地蔵 /ステージ
さぁ来ました大トリの地蔵パイセンです!もう深夜!この時間に観る地蔵はもはや神事。神主は白装束の芥川さん。命のやり取りのごとき爆音で繰り広げられる殺陣。血の滴るその鋭い切先に我々は目を奪われ、ただただ音に身を任せるのです。音が鳴り止んだ瞬間僕らは何を思うのか。


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