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一口馬主DMM2022募集考察(後編)

アルギュロス2021

価格3400万円  募集口数2000口  一口1万7000円
7650円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り
1月30日生まれ 体重520kg 管位21.3cm  
セリ価格3740万円(2021セレクト当歳) 生産・育成牧場 ノーザンF

父ハービンジャー 評価B
2021年産駒が10世代目。種付け料は400万→250万→600万→400万と推移している。リーディングが一桁から10位台とやや下降気味。勝利は8割以上芝で、洋芝に強い印象。

牝系評価 A
母9歳時出生の4番仔。母の現役成績は良くないが、兄姉は両方馬券圏内かつ片方勝ち上がっている。祖母からの産駒にシルバーステートがいるものの、競走馬として日本で活躍した馬は祖母の仔にヴィクティファルスがいるくらい。

配合評価 B-
母父はドイツ血統のマンハッタンカフェ。シックスセンスに寄せた配合なのはわかるが、欧州で活躍しそうな血統が集められており、早熟性や日本の芝への適性に不安。2022年産の牝馬(父サトノクラウン)は今年のセレクトセールで4290万円だった。

厩舎:宮田敬介 評価A-
2020年開業。既に重賞勝っているが、良くも悪くもノーザンと相性良い印象。

タミーン2021

価格2800万円  募集口数2000口  一口1万4000円
6300円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り
1月24日生まれ 体重479kg 管位20.5cm  
庭先取引 生産牧場:下河辺牧場 育成牧場:ファンタストクラブ・木村牧場

父ダイワメジャー 評価A+
2021年産が13世代目。リーディングは一桁で推移している。短距離に強い一方で、2000M以上の重賞勝ち馬はいない。

牝系評価 C+
母13歳時出生で7番仔。曾祖母から活躍馬多数いるが、輸入された母からは条件馬だったり勝ち上がれなかったりと良くも悪くも普通。

配合評価 B+
母父シロッコ(モンスン系)。母はかなり欧州で活躍している血統に寄っているため、芝短距離での先行には向いている配合。ダートはあまり向かないか。

予定厩舎:今野貞一 評価:B-
2012年開業。OP馬は何頭もいるものの、重賞はまだ未勝利。リーディングは半分より少し上くらい。ダートが得意な印象。

パセンジャーシップ2021

募集価格2600万円  募集口数2000口  一口1万3000円
5850円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り
1月23日生まれ 体重514kg 管位20.5cm  
セリ価格2860万円(2022セレクト1歳) 生産牧場:白老F 育成牧場:社台F

父エピファネイア 評価A+
2021年産は5年目産駒。勝ち上がり率19年産駒は40%あるが、種付け料が1800万にしては物足りない。ムラがある分爆発力もあり、歴史に名を残すような馬も生まれている。母のシーザリオは日本が誇る名牝馬。

牝系評価 C+
母9歳時出生で3番仔。母は現役時代2勝上げているが、祖母の繁殖成績は酷く、曾祖母まで見ても平地OP馬2頭。ルーラーシップ産駒の半姉はこの前引退したが、そのまま乗馬になったらしい。

配合評価 A
母は短距離で活躍。母父ダイワメジャー、母母父クロフネで芝短距離を見込んだ配合。

予定厩舎:戸田博文 評価B-
重賞馬は割と輩出しているが、昨年・今年とリーディング3桁台。在厩仕上げが多いらしい。

ヴィラ2021

募集価格1800万  募集口数2000口  一口9000円
4050円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り
4月26日生まれ 体重419kg 管位20.2cm 
セリ価格1980万円(2022セレクト1歳) 生産・育成牧場 ノーザンF

父ニューイヤーズデイ 評価B+
2021年産が日本初年度産駒で種付け料は300万→250万。父ストリートクライはダートも芝短距離も出すが、ニューイヤーズデイは2歳ダートg1勝利、産駒もケンタッキーダービー1着入線とダート早熟傾向があるか。

牝系評価 B+
母10歳時出生で6番仔。曾祖母より前は少し地味だが、祖母は英重賞馬で、半兄にはルークズネストがいる。

配合評価 A
母父はディープインパクト。兄姉が早熟なところを見せており、父ニューイヤーズデイの傾向をより特化しようとしている印象。

予定厩舎:茶木太樹 評価:B
2021年開業。7月末時点で既に昨年の勝利数こえ、リーディング20位台と上げてきた。

ルナティアーラ2021

価格800万円  募集口数2000口  一口4000円
1800円CB(キャッシュバック)キャンペーン有り
4月15日生まれ 体重368kg 管位19.2cm  
自家生産 生産牧場:オリオンF 育成牧場:板東牧場

父サトノクラウン 評価:B+
2021年産が3年目産駒で種付け料は150万→100万。持ち込み馬で欧州に寄った血統。キングカメハメハと血統的には似ているという声もある。

牝系評価 C-
母5歳時出生で初仔。母は現役時惨敗だったが、もともとセレクトSを4000万で主取されていた。祖母からは7頭中4頭勝ち上がり、2頭は1600万下まで到達。曾祖母から米2歳牝馬王者出ており、祖母以前は普通の繁殖牝馬より若干良いか。

牝系評価 A-
母父ディープインパクト。牝系が米に寄っているので、芝で走るためにサトノクラウンをつけたのだろう。

予定厩舎:奥村豊 評価B
2015年開業。リーディング50位くらいで重賞勝ちもしたが、ノーザンF系強いらしいのは注意点。

ファイナルドリーム2021

価格2800万円  募集口数2000口  一口1万4000円
既に募集中 キャッシュバックキャンペーンなし
1月17日生まれ 体重462kg 管位21cm
自家生産 生産牧場:辻牧場 育成牧場:ファンタストクラブ・木村牧場

父モーリス 評価B+
2021年産駒は4世代目。初年度産駒からピクシーナイトは出たが、先行・短距離・道悪等主流血統とはやや離れたところで活躍している。

牝系評価 B
母5歳時出生で初仔。母は現役時惨敗だったが、祖母からg1馬や重賞馬多数生まれている名牝系で幼駒セールで2億2000万で落札された。

配合評価 C+(※個人的評価)
母父フランケル。個人的にはSSやキンカメのサイアー種付けないとスピード足りないと思う。一方で、欧州重賞には向いた配合をしており、母馬出資した人は夢の続きを見ることができる気はする。

予定厩舎:池江昌寿 評価A+
リーディングや大物を輩出していた。2020-21年はスランプ気味も、今年は7月末時点でリーディングトップ。

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