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シナリオライターが率先して営業すれば大型案件もスムーズに受注~納品まで完遂できるか?

はじめまして、動画シナリオライターをしております、須未亘と申します。私は26年テレビ番組の地上波放送をはじめ、たくさんの有名企業の営業案件、PV(プロモーションビデオ)制作に携わってきました。

その中でいつも感じていたことは介在者が多すぎて無駄なやり取りが多過ぎるということです。

図で示すとこんな感じ。
 


映像制作現場には私たちシナリオライターとは別に印刷系広告代理店の営業担当、映像系広告代理店の営業担当、制作プロダクションのプロデューサー、ディレクターらが間に入って仕事をしています。

そして、私たちシナリオライターが企画書やシナリオ作成を行い、予算が最終的に確定。ようやく映像制作が実行に移ります。
 
基本的にシナリオライターが個別に予算や意図までをクライアント様から直接聞く機会は少なく、制作会社のプロデューサーやディレクターが、ライターの窓口になります。

しかし、この場合、
「交渉したが予算が合わない」
「意図していたことが誤って伝わっている」
「そもそも狙いが見当外れ」
などの経緯で書き直しを余儀なくされたり、企画そのものが流れてしまうことがあります。
 
ライター側としては
「おいおい、初めからクライアントの話を聞いてれば、こんな食い違いは起きなかったよ」
「予算が分かっているなら、こんなシナリオは作らないよ」
というシチュエーションがしばしばあります。
 
まさしく無駄です。
 
そこで、間の介在者を一切排除し、シナリオライターが第一段階からクライアントと交渉をすれば、映像制作において効率化が図れるのではないかと考えました。
 
図にするとこんな感じ。
 




クリエイター自身が営業をかけ、プロジェクトの全体像を作れば、クライアント側にとっても時間的・費用的節約になります。
 
また、プロのクリエイター同士が横につながることで、映像制作だけでなく、取材記事作成オウンドメディアの構築、ECサイト構築など、さまざまな創造的取り組みが広がっていきます。
 




企業側メリットとしては、
・費用の節約
・時間の節約
・製作者に意図が伝わりやすい
・自分たちも参加して成果物を作っている気持ちになれる
・様々な方面で事業の可能性が広がる
などが挙げられます。
 
一方、ランサーズ側のメリットは、
・修正やお蔵入りの確率が減る
・ランサーズ手数料以外の中間マージン不在なので、報酬額が増えることが期待される。
・時期や内容が自身の仕事に沿わない場合は断ることができる
 
などが挙げられます。
 
しかし、もちろん、デメリットもあります。
 
【企業側デメリット】
・手間が増える(予算管理、人材管理、スケジュール管理)
・担当者の負担増
・担当者が広告代理店の接待を受けられない(笑)
→(笑)と書いていますが、大型案件の場合、けっこうここが重要ポイントだったりします(#^^#)
 
【ランサーズ側デメリット】
・営業に費やす時間的ロスが発生する
・トラブル時に精神的疲労、時間的ロスが大きい。
 
などが考えられるでしょう。

とはいえ、営業活動をクラウド上、ランサーズ上のみと限定して考えれば、営業活動に伴う時間的ロスはそこまで深刻なものではないとも言えます。
 
そこで、2022年6月中旬から2022年12月10日までの間、ランサーズ上で活発な営業活動を行ない、大型案件の獲得から納品までが可能かどうかを研究します。
 
もちろん、その際、クライアントの課題を聞きつつ、映像制作はもちろんその他の分野でもチームとして請け負える仕事があれば受注につなげていくことも視野に入れます。
 
そして、クリエイティブ業界に根強くはびこる「無駄」「無理」「無情」を無くし、みんながHAPPYになれる世の中を作ります。

 


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