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僕の考える「人脈」

5/11のジャムカの新歓第2部で「音楽家の仕事の作り方」というテーマでのトークセッションの中で、「演奏家はいかにして人脈を増やすべきか」というような議論がありました。トークセッション自体が短かすぎて、結論がぐちゃっとしていたので、僕が考える「人脈」について、noteに記録しておこうと思います。(*あくまでも僕の超個人的見解です。)

人脈とは

では最初に、おそらくこの「人脈」という言葉は、定義が人それぞれで違うように思われるので、まず「人脈」を定義しようと思います。
まず「人脈」を調べてみると、"ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり"
と出てきました。人と人とのつながり、はその通りなので、この定義で問題はないかと思いますので、「人脈」とは、「人と人との繋がり」と解釈することにします。
単に繋がりを増やすことでしょ?と思われるのは嫌なので、次のステップに行きたいと思います。
それは、「人脈」を獲得する「目的・手段」を、しっかりと考えなければいけないということです。

「人脈」を獲得する「目的と手段」

つまり、

①何のために「人脈」を作りたいのか(目的)

②人脈を作るためにはどんな行動が適切か(手段)

の2つです。

例えばイメージしやすいのは、大学生が、とりあえずいろんな友達を作りたいという”目的”があり、ありとあらゆるサークルの新歓に参加してみる、飲み会に参加してみる、ということが手段としてあるという感じです。

ここで、トークセッションのテーマが、「音楽家の仕事の作り方」でしたので、 仕事を作るという①目的に絞って、「人脈」について考えたいと思います。つまり、その場合の最も適切な「人脈」を作る②手段は何かということを考えます。

ここで、今、誤解を恐れずに、人脈を「作る」という言い方をしましたが、僕は「人脈は作るものではない」と思っています。(矛盾のようで矛盾ではない笑)

「人脈」は「自然につながるもの」

結論から言うと、「人脈」は「自然につながるもの」と思っています。

仕事を「作る」ということは、簡単に言えば、自らが主体的になって、事業をするということです。これは音楽家に限らず言えることだと思いますが、音楽家も立派な事業者です。(演奏家が音楽で飯を食っていきたいと言ってる割には、この辺の認識がそもそも甘すぎる演奏家が多すぎるように思えます。というのは一旦置いておいて・・・)

さて、ちょっと僕の話になってしまいますが、稲垣は、結構いろんな人に「行動力があるね」とか「よく色んな企画を思いつくね」とか言われますが、自分で事業をやる人が、行動力がなくて、企画が思いつかなかったらどうなるのでしょうか、多分、死にます(笑)

では、僕は、自分の仕事の活動の幅を広げるために、どんな人と知り合いたいか、ということになるのですが、

「すでに行動していて、何らかの事業を動かしている人で、自分より多くの実績を残している人」

ということになります。(これはどんなに仕事レベルのステージが上がっても変わるものではないと思います)

こんな人が、その辺の飲み会にいるかと言われれば、いるわけがありません(たまにいるけど、これを手段にするのは違うのはわかるはずです。)

では、どうすればいいか。

かと言って、いきなりすごい社長とかの集まりに参加できるわけもないのです。

そこで、考えるべきことは、いかに人脈を増やすか、という手段の話の大前提として、

セルフプロデュースと、情報発信

この2つに限ると考えています。僕はこれを2つまとめて「行動する」と言っています。

どういうことかというと、僕が会いたいような人(前述)に猪突猛進に突っ込んでも無視されるだけで意味がないので、その会いたいような人が欲しがる情報やメリットを提示しないといけません。(だって、わけもわからん人とあなたは話したいと思いますか?ということです。そう思うなら仕事という観点から見れば大したことがない人ということになってしまいます。)そのためには、自分自身が何者であるのか、自分は何を得意にし、何を発信できるのか、ということを考え(セルフプロデュース)会いたい人に何とかアピールしようと、発信していかなければいけないことに気がつきます。(情報発信

つまり、何をすればいいかというと、「行動する」ということです。(笑)

ここで、「私何者か自分でもよくわかってないから、行動できない」という人が必ずいます。

自称行動力がある僕から言わせると、行動しているうちに、何者かなんてすぐ変わってくるし、一度決めたところで、それを貫き通すことの方が少ない

ということです。

トライアンドエラーを繰り返していくうちに、何者かを決めていくスタイルが、僕のスタイルです。そもそも到達点という意味での何者かを決める必要すらないと思っています。(実は僕も最初からこうだったわけではなくて、むしろ全然行動しない人で、準備万端じゃないと進みたくない人でした)

行動することといい人脈に恵まれることはほぼ同義

ちょっと話を戻してまとめますが、

人脈が自然とつながる状態を作り出すには、行動して、自己アピールをし、より行動している人に知ってもらわないと、いい人脈は作ることができないということです。

じゃあ音楽家の場合はどうすればいいか。例えばですが、

自分はどんな音楽を演奏するのか、そしてどんな思いを持って活動をしているのか、くらいは最低限ないとかなり厳しくないでしょうか?

ヴァイオリニストならば、どんな音楽が得意で、自分の特徴は何か、そして、どんなことが他の人と違い、魅力的なのか。

この辺をセルフプロデュースし、発信し、行動していく(演奏していく)必要があると考えます。

(今の社会だと、これをやってもかなり厳しいです。Youtubeでタダで音楽が聴ける時代を考えればわかると思います)

いわゆる音大では、演奏していく、という技術の部分しか、教えてくれないようで、これでは、人脈どころか、人知られず消滅していくのがオチではないでしょうか。

もちろん、従来のように、演奏するという部分に特化した超一流が食っていけるのは、超一流だからです。演奏さえ磨いていれば、セルフプロデュースが自然と完了し、他に人が勝手に発信してくれるからです。(もっとも超一流も業界から見放されて終わる人も多いですが)

逆に言えば、演奏が微妙でもセルフプロデュース、行動力さえ担保されれば、食っていける素晴らしい下克上の時代でもあります。(*演奏家がプロとしての自覚を持てというような議論はここのような気がします。演奏技術がないのに売れているとはどういうことか、というタダの嫉妬にしか僕は思えませんが。と言いつつ、僕はある程度耳が肥えているので、有名で仕事になっている演奏家で、微妙な演奏家のは絶対に聴きに行きませんが笑、これは大多数ではないでしょう)

ちょっと長くなってしまいましたが、

これからの音楽家が考えなければいけないこと

は、まず第1に

「自分が何者かを考える」(どう生きたいのか)(セルフプロデュース)

第2に

ある程度(ここ大事)考えたら、自分の魅力を伝える努力をする。(情報発信)

第3に

興味を持ってくれる人は必ず出てくるので、その人にお会いして、お話を聞いてもらう(人脈の自然な拡大)

この繰り返しではないでしょうか。もちろん僕もこれに気がついたのが、半年くらい前ですので、これからどんな出会いがあるのだろうとワクワクしています。

僕は行動した結果、音大生でもないのに、音大生と一緒に音楽できてしまったり、今まで雲の上の存在だった社長さんとお話しさせていただいたり、一緒に事業までさせていただいたり。たった半年間だけど、マジで劇的に人生が変わりました、と言っても過言ではないです。

もちろんこれが正解ではないし、メリットもデメリットもたくさんあるとは思うけれども、今、どうやって行動したらいいか悩んでいる人にちょっとでも役に立てたらいいなと思い、書いてみました!

多分、半年後にはまたこの考えも変わっているんだろうな(笑)

でもそれが楽しい。

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株式会社タクティカート代表取締役。芸術や文化、アイディアや実現したいことをノートにまとめています。
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