7回目の月命日
昨日は7回目の月命日だった。
雨が酷かったので、何もしてやれなかった。
……さすがに半年を過ぎると、胸を絞られるような苦しみはあまり沸いてこなくなったけれど、それは慣れたというより蓋をするのが上手くなっただけのような気がする。
相変わらず、泣こうと思えば秒で泣けることに変わりはない。
綱渡りほどシビアではないものの、道路の脇の「理性」という名の縁石の上をなんとか歩いているイメージの日々。
縁石だからだいたい渡れるけれど、時々なんかの拍子によろけて感情の波に攫われる。
でも、蓋をしすぎたせいか、最近は娘が居たこと自体がぼんやりとした思い出になりつつあって、彼女の存在に実感が伴わなくなってきた(少し病んでるのかもしれない)
それはある意味とても楽なのだけれど、親としてこれで良いのかと思うし、もっと苦しまないといけないんじゃないかという後ろめたさもある。
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