接続方法によってイヤホンの音質は変わるのか?

■結論
イヤホンの音質は接続方式によって変わってくる。
ただ、最近発売されているものに大きな差異はないので、業務利用のみであれば、どの接続方式でも大きな問題にはならない。
音質よりもクライアント端末の接続端子の数を気にしたほうが良い。

■接続方式による音質の差
音質が良い順に接続方式を並べると…
1.Wifi接続
1.USB端子接続
2.ミニプラグ端子接続
3.Bluetooth接続

■音質差が生まれる理由
イヤホン=アナログ信号である音の出力装置
業務で利用しているPCや携帯電話=デジタル信号として音を記憶
PCからイヤホンを利用して音を聞く場合には、デジタル信号からアナログ信号への変更が必要。

〇USB端子とミニプラグ端子の差
イヤホンジャック型=PCに内蔵されているDAC(Degital to Analog Converter)で変換
USB型=イヤホンが持つDACで変換
➡変換機能をイヤホン側に分離したことでPCのノイズの影響を受けなくしたため、USB型のほうが変換効率が高く、音質が良い。

〇無線と有線接続の差
Bluetooth接続時はデバイスからイヤホンに信号を伝送する際に、データ圧縮を実施している。
➡細かな音質はデータ圧縮されたときにわからなくなる。
 cf:周波数1.0と1.1と1.2の違いはすべて1となる

そのため、音質はBluetooth接続をした場合に有線接続より劣る。

Wifi接続の場合は、伝送帯域が広いため、上記のような圧縮による音質低下が発生せず、有線接続と同様の品質が可能。
ただし、Wifi接続を採用しているヘッドホンで廉価なものは現時点で少ない…

■今後の調査対象
・Bluetoothの世代間による音質や伝送方式の差
・会社でおすすめできる5000円以下のイヤホン

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