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【子育て主婦】未経験からWebライターになった話

Webライターの「かいすみれ」です。現在、小学生と幼稚園児の2人の子育てをしながら、在宅フリーランスとして活動しています。

わたしが未経験からWebライターの道に進んだのは3年前。コロナ禍まっただ中のころでした。この記事では「未経験・ノースキルの子育て主婦」がWebライターとして収入を得るまでの体験談をお伝えします。

「PC1台、家にいながらパート代を稼げたらな…」と考えている方の参考になれば嬉しいです。


きっかけは「パート面接撃沈…」ブランク5年の子育て主婦は途方に暮れていた

Webライターになったきっかけは、パート面接でことごとく打ちのめされたから。というのも、当時子供たちはまだ小さく、上の子が幼稚園、下の子は0歳という状況。母に預けたとしても、パートに出る時間は限られるため、選択肢はとても狭かったのです。

わたしが面接を受けたパートはこんな感じ。

✔社員研修施設の掃除【時給900円】
✔近所の農家のお手伝い【時給1,000円】
✔弁当チェーンの早朝勤務【時給1,100円】

いずれも条件が合わなかったり、先方の希望に沿わなかったり。会社員を辞め、ブランク5年。未就学児2人を抱えて「自分は社会から求められていないのか…」と軽く絶望しました。

そんなとき、ふっと「PC1台、家で仕事ができたら最高なのにな…」と思いつきました。何気なく「主婦 在宅ワーク」で検索してみたところ、あるインフルエンサーのYouTube動画にヒット。「Webライター」の存在を知りました。

インフルエンサーいわく「Webライターなら未経験スタートでも月収3万円くらい稼げる」と。「わたしが求めているのは、これだ!!」と興奮したのを覚えています。

Webライターの第一歩は「クラウドソーシングサイト」

YouTubeの情報をきっかけに「Webライターに挑戦してみよう」と思い、次に取った行動は「クラウドソーシングサイトの登録」でした。

クラウドソーシングとは、不特定多数の見知らぬ他人同士が集まる場です。
その場で行われるやり取りは、個人間の取引です。
物やサービスの売買ではなく、主に仕事の取引を行います。

こんな仕事をしてほしいという案件を提示するクライアントと、
案件を受ける受注者の集まりの場を取り持つサイトの総称です。
※個人間に限らず、企業対企業や企業対個人の取引もあります。

出典:クラウドワークス

クラウドソーシングサイトに登録し、「ライティング案件」へ応募することから始めました。

わたしが登録したクラウドソーシングサイトは、以下の2社です。

  • クラウドワークス

  • ランサーズ

上記2社に絞った理由は、有名で案件数が多いからという単純なもの。利用者が多く安心感があったし、体験談やSNSの口コミも参考になりました。さらに自他ともに認める「ズボラ主婦」のわたし。多くのクラウドソーシングに登録しても管理できないと判断したからです。

個人的には、初心者が案件を獲得するなら「クラウドワークス」と「ランサーズ」の2社で十分だと思います。

クラウドソーシング登録から1週間目で初案件獲得

ドキドキしながらライティング案件に応募。5社くらい応募したところ、意外にもあっさり初案件に採用されました。クラウドソーシング登録から1週間足らずのことです。

クラウドソーシング案件の多くは「応募→仮採用→テストライティング→本採用」のステップがあります。応募から本採用までの期間は、案件によってマチマチ。わたしの経験上、応募から本採用までの期間は、

  • 長くて1~2ヶ月

  • 短くて1週間

こんなイメージです。

とにもかくにも、初案件を受注できたわたしは、Webライターとして初めての執筆に取り掛かることとなりました。

Webライター初月の収入は…3,000円!完全に下積み時代

結論からいうと、Webライター初月収は3,000円でした。完全に下積み時代です。

というのも、初案件の報酬条件は「文字単価0.3円」。1記事3,000文字と仮定すると、報酬は900円です。4記事納品して、ようやく3,600円の計算です。

さらにクラウドソーシングサイトの手数料(10~20%)が差し引かれるため、実際には約3,000円の手取り。そんなに甘くないのが現実でした。

それも当然です。最初はマニュアルに沿って記事を書くことで精いっぱい。たった3,000文字書くだけで丸二日かかっていましたから。子育てや家事の合間はもちろん、寝る間も惜しんで取り組みました。

自分の力でお金を稼げた喜びは想像以上だった!

二日で3,000文字(つまり900円)ですから、時給換算したら目も当てられません。時給100円未満?!の世界です。

「そんなにがんばって、月収たったの3,000円??」って思いますよね?

しかし、意外にも、当時のわたしは満足度100%でした。「すごい!!家にいながらPC1台でお金を稼げちゃった!感激~」という感じ。というのも、過去にアルバイトや会社員の給料しか経験が無いわたしにとって、Webライターの収入は「新たな道への第一歩」だったのです。

初のライティング案件~その仕事内容とは~

わたしが応募したライティング案件は、こんな感じ。

  • 主婦・初心者・未経験歓迎

  • 応募資格は「PCとネット環境がある方」

  • マニュアル完備

  • 文字単価0.3円

  • 特別なスキルや資格は不要

  • ワード・エクセル初級レベルでOK

  • 出社無しの完全在宅OK

クライアントはトレンド系WEBメディアの運営会社。担当ディレクターは3名ほどで、とても丁寧に指導してくれました。

初心者向けマニュアルが神だった

未経験者用にマニュアルが完備されていたこともラッキーでした。マニュアルのおかげで、

  • タイトルの付け方

  • 見出し・構成(目次)の作り方

  • WEB記事の書き方

  • リサーチの基本

  • 画像の加工&挿入方法

  • CMS入稿方法(クライアントのサイトに記事を入力する)

上記のような「Webライターの基礎」となる部分を徹底的に学ぶことができました。

クライアントのフィードバックは学びの宝庫

マニュアルと同じくらい有難かったのは「経験豊かなディレクター陣からのフィードバック(FB)」です。

書き上げた記事を提出すると、

「結論から書きましょう」
「こんな風に装飾するとスマホでも読みやすいですよ」
「もっとペルソナ(想定読者)を意識しましょう!」
「1文は短く!60文字前後が読みやすいですよ」

上記のようなFBを次々といただきました。まさに学びの宝庫。初めて知ることばかり。一日でも早く戦力になりたいという思いで、夢中になって吸収しました。

とはいえ、すべての案件でマニュアルやFBが期待できるかといえば、そうではありません。なぜならクライアントはお金を払って仕事を発注する立場。ライターを育てることが目的ではないからです。

ただし、なかには、わたしが体験したように、ライターを育ててくれるクライアントも存在します。そんなクライアントに出会えたら、学べることはすべて吸収し、成果物として恩返しできれば良いですね!

月収3万円を目指して~Webライター2ヶ月目以降の体験談~

初めて採用してもらったクライアントの案件を進めつつ、別のライティング案件にも応募し続けました。なぜなら、とにかく経験値を積み、報酬をアップしたかったから。目標は「パート収入を超える」こと。まずは3万円を目指していたのです。

目標の「月収3万円」を達成したのはスタートから4ヶ月目

初案件の経験を元に、さらなる案件に応募し続け、2ヶ月目に採用されたのは「文字単価1円」の仕事でした。文字単価1円で3,000文字執筆すれば、単純に収入は3,000円。10本納品すれば3万円の計算です。

専門知識が必要なわけではなく、入念にリサーチし、マニュアルに沿って執筆すれば対応できる案件でした。

そして、2ヶ月目にはなんとか1万円を超え、4ヶ月目に目標の3万円を達成できました。

スタートから7ヶ月目に月収10万円を達成できました

紆余曲折ありながらも、Webライターを始めて7ヶ月目には、大台の10万円を達成しました。

当時の収入推移はこんな感じです。

未経験からスタートして4ヶ月後、ようやく目標だった「月収3万円」に到達。その後は、おかげ様で受注も安定し、「パート代を超えるくらい」の収入をいただいています。

まとめ~在宅ワークにWebライターという選択肢はあり!~

今回はわたしの実体験を紹介しました。子育てしていると、なかなか外で働くことが難しいですよね。わたしも悩んだ時期があったから、よくわかります。

一方、現代はPC1台でお金を稼いでいる人もたくさんいます。わたしが学生のころには考えられませんでした。まさに選択肢は無限大。

Webライターは選択肢のひとつにすぎません。まずは、あなたが気になること、やってみたいこと、興味がもてそうなことから始めてみてはいかがでしょうか。

あなたの第一歩を応援しています!

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