「発達障害児育児のヒント」をマガジンで配信します
発達障害児である息子と13年付き合ってきました。自分の知識不足により最適な対応ができなかった回数は、数え切れないほどあります。
子供の特性自体は大きく変わらない・多少改善しても、特性が原因で起こる問題って成長とともに変わるんですよね。環境と求められるものが変わるからね。
その時は自分なりに工夫して何とか乗り越えたつもりだったけど、後から別の知識を得て「あの時こうしてあげれば良かったのかも・・」と反省することが山のようにあるんです。
今回、自分は発達障害児支援士の資格取得に向けて、発達障害児育児について一から学び直し、この発達障害児育児の知識を「ヒント」としてnoteで提供したいと思いました。
発達障害児育児法ではなく「ヒント」と書いた理由
発達障害児は同じ名前なら同じ特性があるのかと思いきや、程度も方向性も全然異なります。
こだわり部分は似ていることが多いから「わかる〜」くらいの気持ちはあるんですけどね。
それに、適した対応も子供ごと・年齢ごと・環境ごとに違うんです。
だから、発達障害児育児の参考書のようなものを読んでも「うちの子、そんなアプローチ絶対無理!!」と落ち込みます。
人間だから当たり前だけど、発達障害児が十人十色であるように、ぴったりのアプローチもそれぞれ違う。だったらいろいろ試してみて効果が感じられる・自分と子供が継続できるものを探すしかない!
答えは一つや二つじゃない・・現段階(子供の成長段階)では答えがない場合もある・・そんなわけで、発達障害児育児法ではなく、「ヒント」と表現しました。
ヒントをもとに、お子様に適したアプローチを探ったり試してみたりしてもらえればと思います。
何度も書きますが、特効薬はありません
これね・・一番辛いところです。
発達障害は病気じゃないから、飲めば治る薬や一発で解決するアプローチは存在しません。
息子は多動を抑えるためにインチュニブを服用していた期間もありますが、副作用に対して十分な効果があるとは思えませんでした。そのことは、今度記事に書きますね。(もちろん個人差がありますよ)
さらに、発達障害児の困りごとを全部解決してくれる薬はないと言って良いでしょう。
そして、定型児のように数回〜100回くらいの言い聞かせで行動が改まることも難しいです。
効力ゼロか・・というくらい言い聞かせが効かない。年単位でほんの少しずつ困りごとが改善していくのをなが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い目で見守るしかありません。
さらに、子供ですから、その見守りの過程で未就学児が小学生になり、低学年から高学年になり、中学生になっちゃいます。
周囲の子は定型児として着々と成長していくので、求められることも増えていきます。だから、一つ壁を乗り越えた頃には三つ四つ新しく高い壁が増えている感じです。
放置すれば二次障害になる可能性もあるし、やっぱりずっとサポートが必要になる子が多いんじゃないかな・・
二次障害についての記事は、こちらです。
まとめ:このヒントが誰かの役に立つと嬉しいです
うちの子は13歳。だから13歳までの発達障害児子育てについてしか、実体験は書けません。
年々悩み事の内容は変わるけど、一番発達障害児育児につまづいていたのは、小学校低学年の頃でした。
このマガジンでは、私が「あの頃の私に教えてあげたい」と思うことを主にまとめていこうと思います。
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