【ADHD反抗期育児】感情的な息子と話し合いをする時のコツ
息子は衝動性が強いADHDであり、些細なことでプツッと切れます。年々ほんの少しずつキレるポイントが減る・我慢できることが増えてきたものの・・
もちろんゼロにはなりません。
娘とは、テレビやゲームの順番・娘が息子のテリトリーに侵入すること・娘が息子を諭そうとすることによくキレてしまいます。娘は特に口が達者なのでね・・・相性が悪いです。
私は息子の大半のキレポイントを把握しているつもりです。でも、キレるのが分かっているからと言って躾を避けるわけにはいきません。
これ言ったらキレるだろうなぁ〜・・でも話し合いが必要だな〜というタイミングには、いかに彼を感情的にさせずに話を進めるかが重要になります。
特に今息子は、デバイス関係の指摘に対してとても敏感で、デバイス中毒気味だからこそ感情的になります。
息子とデバイスの関係にはずっと悩まされており、1ヶ月のデバイスデトックスを実施したものの、さほど大きな効果は得られませんでした。(現在は制限付きでデバイス利用中)
息子とデバイスの関係はまた別の記事にしようと思います。
効果を感じて実践中:ADHDの感情的な息子と話し合いをするコツ
感情的になると、ただキレていたのは思春期前まで。今は私が本当に嫌がる・傷つくことを選んで言って、こちらの感情も揺さぶってきます。とても悲しい言葉を投げつけられるんです。
しかし、2人で感情的になると正直もう地獄状態。何の話し合いも進まないし、お互い言葉で傷つけ合う羽目になります。
そこで私は、まず息子を感情的にしない方法ではなく、自分が感情的にならない方法を考えました。
思いついたのは、シナリオ作戦。
話し合いのシナリオを事前に書き出しておきます。具体的には、次のようなポイントをまとめます。
今回の話し合いのテーマ(問題)
私は彼の味方であるという点
問題を解決しなければいけないと考える理由
最終的に導き出したい結論または選択肢
その結論または選択肢を提示する理由
話し合いの順番と流れ
途中で、意見を聞く時間・結論までに時間が欲しいという場合は次回の話し合いの日時を設定します。
ビジネスみたいですよね。そう、ビジネスライクに進めた方が、誰も感情的にならないんです。
必要であれば、その根拠になるデータまで用意するし、特に複雑な話し合いでは視覚的に話し合いの内容が理解しやすい図まで用意します。
下準備なしでは話し合いに挑みません。
結果的に、息子が感情的になる要素が含まれた話し合いも、2人で冷静に進められるようになりました。
彼が妥協案を提案してくる機会も増えてきたため、妥協案には可能な限り寄り添えるようにします。妥協案の妥協案を私も出したりしますけどね。
この方法は、ADHD反抗期に限らず感情的になりやすい反抗期の子供との話し合いに有効なんじゃないかな・・・
何を言われても菩薩のように受け止められるママさんには必要ないかも・・
娘との話し合いは自分の考えを丁寧に伝えれば良し
娘は9歳で反抗期でもないし定型発達女子です。そのため、一般的なママと子供の話し合いの仕方で普通に話を進められるし、本人の意見も聞けます。
反抗期になったら何か変わるのかもしれないけれど、シナリオ作成のプレゼン形式は息子との話し合いの時のみ実施しています。
本心で言えば、家族なんだし丁寧な話し合いで分かり合いたいですよね。しかし、今の息子にはなかなか通用しないため、仕方がありません。
まとめ:シナリオ作成にも慣れてきた
はじめは、どうやったら彼に通じるのか・聞いてもらえるのか何ヶ月も悩みました。
今でも簡単な話し合いは普通にできます。しかし、彼が不利益だと考えるデバイス制限や勉強に対する姿勢の話になると、途端に瞬間湯沸かし器みたいになってしまうんです。
それでも、デバイス・勉強の話は今後の彼の人生を左右する重要な項目だと考えているため、放置できません。
シナリオ作成のプレゼン形式は、他の家から見たら笑っちゃうかもしれないけれど、今の我が家にはぴったりの手段です。
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