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感情が揺れることが苦しいのではなくて

感情が揺れることが苦しいのではなくて、感情をコントロールしようとして、うまくコントロールできなくて疲れてしまうのではないかな?と思います。
顔で笑って心で泣く!みたいに、社会の役割を立派に演じることを、無自覚に身につけてきました。
立派な社会人になるように、教育されてきているんですね。
それは誰が悪いという話ではなくて、ざっくり明治時代から続いてきたわけですよね。
一説によると、イギリス海軍の訓練法をベースにしているらしいですが、戦う前提かーいってズコーっとなります。
何か危険を察知したらアレコレ迷っていないで、サッと行動しないとバーン!ですからね。
その良し悪しはさておき「今は仕事中だから!」と抑えることは、私たちとても得意です。

若い頃、電話口でボロッカスに言われて涙が溢れた時に、女性上司に「そうやって職場で泣くから、女は仕事ができないって言われるんだ!」と言われたことがあります。
こえ〜🤣
つえ〜🤣
無理無理無理〜🤣
「立派な社会人になるのは苦行だなー」と思って、その後も色々な職場で働きましたけれど、だいぶ無理しないとできないですね。
それが苦にならずにテッペン獲ったる!で行ける人はどうぞどうぞ、ですけれど。

今書きながら、ふと思い出した小話を挟みましたけれど、これがまさに反応的な思考です。
感情を抑圧する話をしていることをキッカケに、記憶(思考)から勝手に出てきた小話。
これ、すみれいどはコントロールしてません。
この話をしようとして、書き始めたわけじゃありませんし。

それで何を言いたいかというと、感情はコントロールできないですねーということです。
しなくていいです。
なんなら反応的な思考も、さっきの小話がいい例で、勝手に始まりますし止められないですよね。
コントロールできません。
そこをあーだこーだして、コントロールしようとすることに疲れてしまうのではないかな?と思います。
怒りをガンガンぶつけられたら、それなりの反応が起きるのは当たり前です。
そして、それはただの反応です。

怒りをぶつけられたら、辛いのがフツーです。
正常です。
でも、立派な社会人になるために訓練を受けているので、気丈に振る舞う反応が起きるんです。
風が吹いたら、前髪が乱れるのは当たり前ですよね。
それと同じなんです。
せっかくのスタイリングが風で崩れるのがイヤだったら、ハードスプレーでガチガチに固めてもいいんです。
でも、髪が傷みますね。
そんな感じです。

自分を大切にするというのは、せっかくのスタイリングを保持しようとすることではないと思います。
前髪はボサボサでいいということでも、ないんですよ🤣
ハードスプレーを使うな!とか、風を止めよう!ということでも、ないんです。
(自分にとって)良い状態をキープしようとすることこそが、苦しみになっていませんか?ということです。

悲しい時は、悲しいのが完璧です。
素直に悲しくて大丈夫ですよ😊

写真は、あんまり上手にできたから載せたくなった餃子。
米粉で皮を作ったんです〜めっちゃ綺麗じゃない?
こんなノリで、これ良くない?と思うことを伝えたい時にただ伝えるだけの散文ですが、お気に召したらまた来てね😊

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