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同時に誕生する

今日は、毒舌注意案件です。 
子育てネタですが、全ての人間関係に通じる話じゃないかな?と思います。
結果的に、自分と向き合うところに着地します。

子どもをどう育てていいか?子どもとどうか関わっていいか?わからない!という話を、ちょいちょい聞きます。
親が子どもを育てるという観点だと、人の一生を左右する、とても重大なことになってしまいますし、どうしたらいいか?と悩むのは当然ですよねぇ。

子どもは褒めるのがいいよ!
叱るのがいいよ!
言葉のかけ方次第だよ!
全部を受け容れてあげることだよ!
意思を尊重することだよ!
個性を伸ばすことだよ!
などなどありますが、どれも間違いじゃないと思うんです。

むしろ大事なのは、親がどういうつもりでそれらの教えを採用するか?だと思うんですよね。
その姿勢は、親が親自身に対する姿勢そのものと言っても過言ではないです。
どの姿勢が正解か?ということではなくて、そのままですねーということです。

子どもと親は、同時に誕生するんです。
彼氏と彼女、兄と弟、夫と妻、先生と生徒、上司と部下、師匠と弟子などなど、関係性は同時に誕生するんです。
全ての人間関係について言えることです。
ウチの娘は11歳ですから、親としてはすみれいども11歳です。
何人子どもを産んでも同じで、第二子が3歳なら第二子との関係性においては親も3歳です。
11歳の親としては、未熟なところが山盛りあります。
今はそれでいいんです。
背伸びしても仕方ないですからねぇ。

立派な大人としての自分を装って、子どもにアレコレするというよりは、ポンコツ11歳母ちゃんと一緒に育っていきましょうねーという感じです。
成長しなくてはいけない!ということではなくて、その時が来たらちゃんと大喜利のお題がくるので、爆笑とったら勝手に成長しちゃいますよねーということです。
何度も同じようなお題が来るなら、同じ轍をいつまで踏むねん?というツッコミです🤣
見て見ぬふりして楽しいことに逃げると、逆にコンフォートゾーンから出られなくなってしまいます。

子どもとの関係性に悩むということは、それだけ自分について悩みや迷いがあるということです。
子どもの成長を、自分の育ち直しとして授かった機会だと思えば、こんなにありがたいことはないです。
育児だけではなくて、仕事でもなんでも同じなんですよね。

悩みを解決しようとするのではなくて、悩みを生じさせているところを観るんです。
解決法が欲しくなるのはとてもよくわかりますが、前に書いたように問題と回答はセットです。
回答が、次の問題を連れてきます🤣
なので解決法を探すのではなくて、問題を成り立たせている観念に気づくんです。
自責や他責に走るのではなくて、この観念が反応していたんだな!なるほどな!という感じです。

ここから、前半とは矛盾する話ですが。
なんでか知らんけど🤣昨日LINEでのやりとりからの流れで、吹奏楽界のレジェンドの動画を観て、号泣したんですよね🤣
ちゃんと叱ってくれる大人ってありがたいな!と。
信頼関係があることは大前提なんですが、思春期の子どもって、叱られるべき時に叱られないと、結果的に傷つくと思うんです。
社会的善悪の判断は、もうつくので。
後ろめたさがあるのを誤魔化している自分に、大人が触れなければ、叱られなければいいんだ!バレなければいいんだ!と解釈したり、上手に叱られないように小賢しくなってしまう気がします。
誤魔化しを隠すことに慣れて、嘘をついていることにも麻痺して、薄っぺらい世渡り上手になっていくというか。

まず親の側が、自分との信頼関係を築くというか、どれだけ嘘や誤魔化しを無自覚にしてきたか?に目覚めていくことで、結果的に次の世代は、同じ轍を踏まなくなるんじゃないのかな?と思うんですよね。
社会が悪いとかシハイシャソウガーとかではなくて、長らく違和感なくそれらに無自覚に従ってきた、大人たちみんなグル🤣
誰のせいでもないとも言えるし、必然的にこうなっていますので、犯人探しはホント不毛なんですよ。
快楽欲求を刺激する情報やツールは溢れかえっていますし、忙しくしていると「なんかやってる感」はあって表面的に満たされたような気にはなります。
でも、それでは満たされきらないから、次の快楽情報を求めるわけです。
いつまでやるねん?ホンマにそれでええのん?
一見めんどくさいように見えても、自分と向き合うと腹を括る方が、結果的にお気楽だと思いますよ😊
「足りない」が錯覚なんですから。

レジェンドの動画はこちらです。
https://youtu.be/FmeorZK7iSM?si=C4gIzVAXqWiESsj6

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