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住岡孝輔個展〜Ocean hair&life〜

#ばちくそ長文
#10分ほどお時間ください

とはいえ時間の無い方のために、結論から申し上げます。笑


◆ 美容室をクリエイターの挑戦の場として意味変
◆ 僕の絵は次回作のポスターとして意味変
◆ お客さんの言い値によって、僕の絵の価値を決めてもらう


というような内容の理由や下心を長々と書いてます。
 ご興味ありましたらどうぞ◎

↓↓↓

西野亮廣エンタメ研究所に所属している皆さんはよくご存知だと思いますが、

これからの時代は【人検索】や【意味変】が重要になっていますよね。

僕もそれはなんとなく解っているのですが、それを実践してみないと腑に落ちません。

さらに、それをしっかり理解した上で次世代に伝えないといけない!と、なんか焦っています。笑

なので、定期的に自分のスキルを活かして様々な【意味変】【価値ずらし】を試したいなと思っていました。

そんな時に、賀満さんと知り合い、コラボという形で意味変の個展をさせて頂く運びとなりました。

まずは、賀満さんの美容室【 Ocean hair&life 】の意味変です。

美容室は【美容のメンテナンス】【スタッフさんと会話】をして心身ともにリフレッシュできる場所だと思います。

そんな美容室内にはオーナーのこだわったインテリアが置かれるのですが、そこに一つの文化を創る可能性があるなと思いました。


「 絵の観賞 」です。


日本は、圧倒的に美術や芸術に対して引け目がある気がします。
絵の見方がが判らないとも言い換えられます。
「絵を観る機会が少ない」からそういう意識が根付いたのかもしれません。

なので、美容室の鏡の横に絵を飾り、「半強制的に作品を観る時間を作る」ことにしました。

「髪を切るギャラリー」に意味変です◎
#じっとしている美容室ならではの活用法


さらにこのモデルが確立すると、美容室オーナーさんが気に入ったクリエイターさんに依頼することで、定期的に美容室のインテリア(作品)が変わり、お客さん的にも「新しい作品を観に来る」という美容室へ行く理由が1つ増えるかもしれません。

作品が気に入れば、髪を切りに来たお客さんからそのクリエイターさんに依頼して絵を描いてもらうとか、クリエイターさんのお仕事に繋がる可能性もあります。 #クリエイター支援


そして次に、僕の絵についてですが、【意味】と【売り方】にある工夫を施しました。

これは2 年くらい前からずっと模索してたことでもあります。

今現在の答えとしては「言い値」販売です。(Pay What You Want モデル)#言いたがり

言い値販売に行き着いた 2 つの理由を説明します。


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1: お金は信用の貸し借りであって個人差もある

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今回の個展のお客さんのことを想像してみました。

来るまでに電車賃往復で 500 ~ 1,000 円くらいかかり、ポストカード 800 円も買ってくれるかもしれません。
すでに 1,000 ~ 2,000 円消費したという潜在意識が働きます。
そこに「10,000 円の絵」とか目の当たりにすると、

(ほんとは絵が欲しい。。けど、先月使い過ぎて。。3,000 円くらいだったらイイけど。今回は諦めよ。。。)

という残念な感情を持ち帰ることになります。
そうならないようにしてもらう仕掛けです。 #機会損失防止策
この想像上のお客さんは10,000円というこちらが提示した金額なら届かないが、自分がこれくらいならイイよという3,000円(言い値)であれば、作品を家に飾ってくれるということです。

ただし、値段を決められない!という方もいると思います。 #お金教育の呪縛
なので、上限と下限も設けてみます。

【¥1,000 ~¥30,000】の幅で好きな値でご購入頂きます。

これは、

「作者へのカンパ」
「期待値」
「自身のお財布事情」
「審美眼の個人差」

などが複雑に絡み合って出した答えです。

もちろん、個人差があるので、誰がいくらで買ったという情報は無暗に開示しません。 #支払い時に提示して頂ければOK

例えば、
僕の絵を少額で購入された方は、多少の申し訳なさが働き(#僕は全くそんなことないけど)、何か違う形でそれを返そうとするかもしれません。
僕の絵を高額で購入された方は、僕から大きな信用を得ます。#僕はそのヒトの一生奴隷になります

というように、絵を介して信用の貸し借りが行われるというのが、なかなかオモシロい結果をもたらしそうです◎

そしてさらに、言い値の面白さは、僕のことを全く知らない初見のお客さんが持つプレッシャーです。
純粋に絵のクオリティを高めないといけない。笑
#1000 円で買われないよう頑張ります


まとめると、お客さんの状況に憑依して考えると、値段はお客さん個人に任せた方が、僕の作品は届きやすいということです。


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2: 絵の意味を変える

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実は僕の絵、マジで全部 1000 円でも良いんです。

決して僕の絵に価値が無いと言っているわけじゃなく、僕は絵にお金的価値を与えていないからです。

詳しく説明します。

絵は、現代では「装飾インテリア」として機能していますよね。
しかし僕は「次回作のチラシ」として機能させます。
ですから、必ず絵を部屋に飾ってもらい、その人の生活に入り込むことが重要なんです。
だから何円で売れたかは問題ではなく、その人が家で飾るかが問題となります。
そういう意味では言い値システムは相性がイイんです。


「自分の状況に応じた好きな値段で買える」#届く率アップ
 ↓
「絵を必ず飾る」#しかも自分が価格を決めたから思い出もたぶん強い
 ↓
「観るとスミオカを思い出す」#これ大事 


と、もっともらしく語っていますが、ここまでは実は普通に絵を買う行為と変わりません。笑

しかし、例えば 2 年後、買った作品が絡んだ別の作品をまた僕は作ります。 
そうすることで、その買った作品がインテリアとは別の機能を持ち始めます。
2 年間ずっと「僕の作品を宣伝してくれてた広告」としての機能です。#次回作のチラシ

通例、作家さんは絵の工数をお金に換算して利益を生みますよね。
しかし、それだと「絵を描く→売る」で終わるんです。#しかも売れるか分からない
ただ僕は、とにかく採算取れなくていいからヒトに届けたいんです。 


これからの時代は、確実に届け、全てを繋げたり、持続させる仕掛けを施さないと難しい気がするんです。#僕が西野サロンで学んでいる核

不特定多数のいろんなヒトに向けて広告するより、以前作品を買ってもらった人をまた呼び起こす仕掛け。

成功すれば、ファン作りの基盤になると思います。


まとめると、絵を絵として売らず、次回作のチラシやポスターとして、観に来てくれた人に渡すことが後々に活きてくるということです。

今回の個展の絵を買って頂いた方には、なるべく郵送せず、展示会終了後、額装し、改めてお会いする機会を作り、手渡しで届けたいと考えています。#迷惑でなければ
そこでまたじっくりとお話しし、お相手のことも知り、互いの信頼関係を築けたらイイなと思います◎


以上。

僕の今回の個展に対する構想と下心でした◎

13日、会場でお会いしましょう。



https://chouseisan.com/s?h=af44308cb6a546609ede7567d892e318&fbclid=IwAR1bxtVZ1jaS8U81VL0UiTfPjQtI5Im-3O4UK5OGT2rKeUPGbza2oVBKZw8



こちらは僕の偏愛を遺憾なく発信するFacebookグループ(無料)です。
僕の作品への想いや、西野さん作品の深い考察、ノロケダr、、、などについて投稿していこうと思います。
こちらも興味ある方はぜひ◎

↓↓

https://www.facebook.com/groups/1327058227643910/about?locale=ja_JP


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