2024年5月感想まとめ

5月に見たもの遊んだものまとめ


動画『アパシー ナポリの男たち in 学校であった怖い話』

2024/05/01

「学校であった怖い話」は自分では遊んだことはなく、イナババさんの実況で数話見た程度。動画で見ているだけなのに自分でやっているくらいぞくぞくさせられて怖かったけど、ナポリが好きという好奇心に勝てずようやく見た。

ストーリー随所にある違和感によくこの人たちは気付けるな・・と思った。結構しっかり聞いていたつもりだけど、時系列の矛盾とか全然わかっていなかった。
hacchiさんの朗読のうまさにはかなり驚いた。普段の声と全然出し方が違うなと思いながら聴いていたが、なにか意識的なものなのか、それともそういうスイッチを入れやすい環境にある人なのかが気になる。

話としてはshu3のやつがおもしろくて好きだった。「そんなうまくいく?」と思いはしたけど、案外巻き込まれてしまうときってあっという間なんだろうなと思ったりした。笑っちゃうがその油断が命取りになるのかもという強さが好みだった。

映画『オッドタクシー インザウッズ』

2024/05/05

ドラマの「RoOT / ルート」がおもしろいなと思って追っているが、結構オッドタクシー本編を忘れているのと、登場人物が映画版に出ているというのを聞いて見直した。

アニメで一番好きだった「田中革命」の話がないのが残念だけど、オッドタクシーの全体ってどんなだったっけ?を思い出すにはちょうどいいな~と思っている。見るとアニメを見直したくなっちゃうのがこの映画のよくないところだ・・(映画が悪いとかではなく、作品が好きだったことを強烈に思い出してアニメを見る時間を確保してしまう)

「RoOT / ルート」もどんどん面白くなっていってるので、どう着地するか楽しみ。

映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』

2024/05/05

ここ5年くらいはなんだかんだ毎年コナンを見ている気がする。
最初の登場人物紹介すくな~と思った。シンプルな話かなと思ったけど、かなり謎解きが脱出ゲームじみているというか、一つの答えからどんどん発展していって、最後になんと・・・!?みたいなのが「スクラップみたいだな」と思ってしまった。
もっと自分の頭がよかったら一緒に謎解きしながらできるんだろうな~と思うと悔しさがある。
一緒に行った友人がある登場人物が出たとき「!!!!」を息を呑んでいた。そういう体験があるのもすごくうらやましかった。

映画『ヴィーガンズ・ハム』

2024/05/06

嫌な映画を見たいな、と思って気になっていたやつを見た。
結構「ヴィーガンをどんどん殺して売っちまおう!」に行くまで時間がかかったなという印象。でも舵がそっちに切れてからはすごい早かった。
主人公たちの友人夫婦は「いやなやつ」として明確に書かれていたけど、ああいうマウントの取り方とか嫌味な感じの出し方って意外と世界共通なんだな・・とも思った。(翻訳のちからもあるだろうけど)

そこまで深くも考えなくていいし、短いし、「ああ~嫌な映画だったな!」という気持ちになるのにちょうどよかった。

映画『パプリカ』

2024/05/19

ネトフリで配信終わるというのを見て見直した。
昔見たとき全然ぴんと来ていなかったのだけど、今回はすごくおもしろく感じた。
こういう「前はそんなだったけど、今見るとすごいはまる」という作品に出会える瞬間って良いなと思う。
そして今更原作が筒井康隆だと知った。大学生の頃短編はよく読んでいたけど、長編はそんなに読んだことがないなと思うので、この機会にいろいろ読み直してみたい。わりと映画では描かれていない部分もたくさんあると言うし。

映画『ソナチネ』

2024/05/25

文芸坐で見た。
ヤクザたちに追い立てられている債務者がクレーンで釣られて海に沈められるところしか知らなかったので、前編そんな感じの暗くてギスギスした映画なのかな~とか、古い映画なので音声聞き取りづらいな~やっぱり「古い映画」で、当時見た人しかよさがわからないタイプなのかな・・と思っていたが、沖縄に行ってから終始うっとり見てしまった。

陳腐な言葉だけど、全体にあるのんびりとしたからっぽな感じの空気が、楽しいけどずっと物悲しく、「この人たち死んじゃってるみたいだな」と思いながら見ていた。
見終えてから何度も思い返しているし、いろいろな人の感想も見ているし、今年一番見て心に刺さった映画かもしれない。

映画『マッドマックス フュリオサ』

2024/05/31

『マッドマックス:フューリーロード』の方が好き。好きではあるけど、フュリオサがあってよかったとも思う。見てよかった。
見てよかった・・・けど、やっぱりウォーボーイとかが車でわいわいやってるシーンとかにめちゃくちゃテンションあがってしまったので、ずっとああいうのが見たいって思っちゃったのはある。物語よりも映像の麻薬を欲してしまった。作品にあんまり真摯に向き合えてなかったなと思う。

アニャ・テイラー=ジョイはなんかずっと「小娘」というイメージがあるんだけど、強い女性役もめっちゃいいなと思った。
あとジャック役のトム・バーク良すぎないか?あんなところで脱落していいキャラクターじゃないだろと思うくらい本当によかった。一番よかった。

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