君の虜

誰とでも仲良くできる八方美人な君
多趣味でなんでもできる器用な君
すべてに全力で笑顔が絶えない君
君から香る匂いはミツバチも寄ってくる
ハープより強い花

初めて出会った時から 崩れた君が見たい
特別になるために 君を知りたい
甘い蜜に誘われて 罠にかかった

「だまされたね」 苦い顔
誰も知らない 君をみれた
僕だけのものにしたい 
「知られたくない」 暗い顔
誰もわからない 君は逃げる
僕だけにみせて 手を握り 腰を寄せる
甘い蜜が濃くなっていく

誰もいないところで泣いてるさみしがりな君
行き詰って落ち込んでる努力家な君
0か100しかできないおちゃめな君
君から溢れるやさしさは水のような
やわらかい聖水

初めて出会った時から 仮面を被る君がいた
特別になりたいから 君を知った
流れに身を寄せて 君をおいかけた

「だまされたね」 苦い顔
誰も知らない 君をみれた
僕だけのものにしたい 
「しらないくせに」 暗い顔
誰もわからない 君は逃げる
僕だけにみせて 手を握り 腰を寄せる
君の仮面がめくれていく

「はなれないで」苦い顔
甘える君 頬が緩む
僕だけのものになってゆく
「自信がないの」 不安顔
抱きしめても 君は逃げる
僕だけを見て 手を握り返した

君は僕のもの 僕は君のもの
(君の笑った声)


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