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潤す「水(津液)」

こないだの雪が降ったあとにパシャリ。
今は溶けたのですが、今週末から札幌は本格的に雪が降りそうです。


さて、東洋医学の「気・血・水(津液)」編、
最後は「水(津液)」をお伝えします💡

「水」は津液(しんえき)とも言い、
人体を構成し生命活動をするのに大切な基本物質で体内の全ての液体のことを指します。

例えば、唾液や汗、涙なども当てはまります。




主な働きは、
皮膚や粘膜、臓腑などを潤し、関節液として関節運動を円滑にする作用があります。



「水」の主な病証は2つ。

①津液不足
津液が不足すると軽い脱水状態となり、
口やのど・皮膚の乾燥、尿量減少、便秘、ほてりなどの症状がでます。
脾胃(胃腸など消化や吸収を行う臓器のこと)による水分の吸収がうまく出来ない場合や
また下痢や嘔吐が続く、大量の発汗によりそのような症状が出ます。
炎症や発熱を伴う慢性病なども一つの原因です。

乾燥感やほてりなどの熱感を伴いやすい津液不足は、陰虚(いんきょ)という状態になりやすいです。

イメージでいうと、やかんの空焚き状態です。
段々水分がなくなり、巡りが悪くなると身体に熱を生じるようになり顔や手がほてるなどの症状がでます。
気や血、水(津液)がバランスよく体に巡っているとよいのですが、何かが足りなくなるもしくは過剰になりすぎるとそのバランスは崩れ不調のサインが出てくるのです。


先程、陰虚と言いましたが
水(津液)は陰と陽の関係でいうと陰にあてはまります。

夜の時間もこの陰に関係します。
夜は体を休める時間なので、
寝る1〜2時間前くらいにお風呂につかる、
寝る前にストレッチを行うなどすると
睡眠の質が高まり体の疲労がとれやすいです。

逆に朝や昼は活動の時間なので、
早寝早起きして夜は休めるよう朝や昼は活動時間にあてましょう☀️

また水を適度に摂取(1.5〜2.0ℓが目安)すること。
ちなみに私も水がなかなかとれなく、
職場のキッチンに500mlの水をペットボトルにいれこまめにとっていました。
やはり水をとれていると、調子よいですよね!
※お茶やジュース、コーヒーなどではなく、あくまで水がいいです

②「水液停滞」
余分な津液が体内に停滞する状態。
水湿などもほぼ同じ意味を持ちます。
水分代謝を行う臓腑(脾・肺・腎)の機能が上手く働かなくなります。
胃に水分が溜まった場合は痰飲、他に水腫(浮腫、むくみのこと)、関節が動かしなくいなどがでてきます。

食べ過ぎは脾胃が上手く働かなくなり、水分代謝が機能しなくなります。※塩分、油分取りすぎも注意
よく噛んで食べるようにすることで、過食を抑えられます。
他には運動して汗をかくのもおすすめですので、
実践してみて下さい😊

最後までご覧いただきありがとうございました!
今後も身体やアロマのことをお伝えしていきますので、ご興味ある方はお付き合い下さい🙇‍♀️


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