2021/8/4(Wed.) すみかわむしとり合宿 DAY1
真夏日が続く札幌。
雨からもだいぶ遠ざかり、暑さ満点!札幌らしからぬ夏を過ごしています🥵
クーラー、扇風機から離れられない今日この頃ですが、すみいきでは北海道の短い夏をフィールドで楽しんでいます♪
今日は「すみかわむしとり合宿DAY1」👀
平日の日中の活動ではありましたが、参加くださる方がいて何より!
お父さん・お母さんから離れ、森の中で過ごした時間が夏休みの貴重な経験となっていることを期待するのでした!
それでは、DAY1のレポートお楽しみください😀
自由研究の課題提出ためではない
今回参加してくださった方は、職場で実施していた「自由研究イベント」に過去参加くださっていた方でした。
本人覚えていたかはわかりませんが、僕自身名前や顔はバッチリ記憶済みです(^^)
「今回は自由研究のために参加したの?」の問いかけに、「違うよ、うちの小学校は製作物はダメなんだ」とのこと。
ほほう、僕らが経験してきたような工作的な自由研究は、今やられていないのかも!?と勉強になるのでした。「探究」の言葉が学校現場に降りるようになって、自由研究の認識もだいぶ変わったのかもしれません。
どうやら純粋に昆虫標本作りに興味を持って参加してくれたことがわかりました。
「今日はバナナトラップとホールトラップを設置します!」と話すと、駐車場にも関わらずすかさずカバンから取り出したノートにメモしています。モチベーションの高さを感じます😲
準備を終え、いざトラップを仕掛けるフィールドへ!
トラップを設置する場所
「トラップをくくりつける木を探しといでー」の声かけで合宿参加者の3名が森の中の捜索スタート!
小3、年長、年少のそれぞれの行動見ていると、発達段階を反映しているようでとても面白かったです😀
木を選んだ後はホールトラップの設置場所を選定。
根掘りを忘れてしまうという重大なミスありましたが、こちらはふやかした煮干しを入れて明日を待つことに🐟
大学生の頃、自分がかけたホールトラップにトガリネズミが入っていたことを思い出していました🤔
定期活動の中でもシデムシはものすごくたくさん目にするので、何も入っていないことはないでしょう...たぶん。
じーーーーっと待てるかどうか
7/28にホタルを見た池付近にオオルリボシヤンマっぽいトンボを目視しました。
もちろんみんな獲る気満々なわけですが、トンボが移動するたびに池の周りを虫網片手に追う姿に、いつか落ちるのではないかとヒヤヒヤ😅
「トンボがどこを通りやすいかよく見てみよう」と伝えた時は我慢してじーっと見ていますが、やっぱり我慢は難しいですね。
いつだか虫とりは魚釣りと同じと話されていたことを思い出します。
なんだかかんだみんなうまいもので、参加者全員トンボを捕獲することができました!
そして人生初めてであろう三角紙へのトンボ収納も済ませ、明日の標本作成の準備が進みます。
今日はしっかり冷凍庫で保管をお願いしましたー!(ここの理解がないと難しい!!)
森ゾーン、池ゾーン、そして草原ゾーンへ
トラップ設置場所は「森ゾーン」、トンボ獲った場所が「池ゾーン」。それぞれ見られる昆虫が違うことに気付きます。
最後は、駐車場付近の草原ゾーンへ。
ターゲットはバッタ・カメムシ!あとは、紅櫻のフィールドではあまり見かけない蝶の仲間(幼虫は見られるので成虫がどこかに移動してる?のでしょうか)!
時期もあってかバッタの仲間は取り放題!
といっても乱獲はいけませんので、とりすぎることでの影響なんかもミニレクチャー📖
標本作成のために昆虫の命は犠牲になります。ただ、当時のそこにそのいきものがいた!という証拠を繋ぐことも重要な視点です。
この標本作成をコレクティング以外の観点で捉えることができれば、より素敵な活動のなっていくのだろうなぁと感じるのでした。
豪雨、トラップの状態は??💦
昼過ぎパラパラと降り始めた雨は、雷を伴う豪雨となりました☔️
トラップどうなったかなぁ...と心配しつつ、最近の雨不足解になってよかったなぁとも思いつつ。バナナトラップは人生初なので、なんやかんや楽しみが勝ってます^ - ^
明日のDAY2は、AMトラップ回収、PMいよいよ表品作成です。素敵な標本箱ができることを期待して♪
↑この幼虫の先が気になる!そんなに食草密集してなさそうですが、何齢までここで生きていくのでしょう?
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