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令和3年8月の大本営発表

17日の記者会見で、国民の半数が少なくとも1回の武漢ウイルスワクチン接種を終えたと発表があった。

同日、勤務先の終礼で、接種を終えた人はと挙手を求めると、いやはやなんとも手を挙げたのは13人のうちたったの2人だった。
半数=50%には程遠く、15.3%の割合だ。
気になって、他部署の状況を伺うと、どこも似たり寄ったり。
しかも接種の目処が立たない。予約が取れないのだ。

国民の半数とは老人、基礎疾患者で、働く世代や、若者は含まれていない。
感染を本当に止めるのであれば、老人は自宅で待機させ、我々が先にワクチンを接種すれば、状況はまた違ったのだろうか。

人流をおこす世代が、予約もままならない現状を踏まえると、今の感染爆発は推して知るべしだ。

会社で1名の陽性者が出た。
濃厚接触者の定義に沿って、検温の後、4人に自宅待機を命じる。ひとりは38度を超えていた。
PCR検査の結果を待つ。
高熱のひとりは陰性、胸を撫で下ろす。
残りの3名からPCR検査を受けさせてくれないとの報告があった。
5日間様子を見て、それでも体調が思わしくなければ受検をしましょうとのこと。
陽性者数を少なく見せる意図が見え隠れする。

子息が陽性になった社員には、濃厚接触にもかかわらず検査は不要との保健所の指示だ。
無症状の子どもは19日から外出しても構わない。親はその日が最終濃厚接触とし、そこから9月1日まで自宅で待機だ。
何ごともなければ、何の検査もせずに普段通りの生活をしても良いのだそうだ。

そんないい加減でいいの?

総務省に首根っこを掴まれているテレビ局、親会社の新聞社の報道は鵜呑みに出来ない。
頼るは週刊誌か、いやSNSか。
いずれにせよ、新しいギリシア文字を覚えるのにそう時間かからないだろう。

今のカス内閣と比べると、311後のアカン内閣の対応のほうがまだマシに思える。
政治はクジではないのだからスカを引くのは懲り懲りだ。
ドロンジョ様ならこう言う。「このスカポンタン!」



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