「やらないことを決める」という考え方
最近、「やらないことを決める」ことの重要性を感じています。
今日はそれについてお話していこうかと。
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人間は好奇心を持った生き物なので、
「やりたいこと」「やってみたいこと」を見つけるのは難しくありません。
人生の大きな目標の話だけでなく、「あのラーメン屋行ってみたい」とか「今日は掃除したい」とか日常の「やりたい」「やってみたい」のレベルまで掘り下げると簡単に見つかると思います。
そして、この社会で生きていると、
必ず「やらなければならないこと」が纏わりついてきます。
自分が望んだわけでもないのに、自分の手で握りしめてるものも多いでしょう。
こうして、現代人は「やりたいこと」と「やらなければならないこと」で埋め尽くされた生活を送っています。
全員とは言いませんが、これに当てはまる人は多いのではないでしょうか。
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さて、タイトルにも書きましたが、
「やらないことを決める」ことは重要なことであると最近気が付きました。
「やらないこと」とは、文字通り自分自身が選択しないことです。
「やらないことを決める」ことの利点は2つあると考えています。
①自分の時間を奪うものを排除できる
②努力の方向性を定められる
①に関しては、"時間を作る"という行為の前に必要なステップです。
自分の一日の生活を振り返り、なくてもいいものに時間を奪われていることが意外と多いと気がつきました。
いわば無駄な時間です。
無駄な時間を過ごさないためには、視界に入れないことが一番。
やらないことを決めることで、自分の意志に反した時間が少しづつ減っていくのではないかと思っています。
②に関して、「なりたい姿になる」ために必要なステップです。
人生設計をするときに、「○○をやりたい」よりも「○○になりたい」と願ったほうが具体的に設計できている気がしませんか?
それは、なりたい姿を定めて、それに対するアプローチが紛いなりにも描けているからです。
なりたい姿が決まってくると、どうすればそうなれるかを考えるようになります。
そうすると、必要な知識や経験が見えてきて、そこに向かって努力をし始めるでしょう。
「やらないことを決める」ことは、自分に必要な努力を見極めるということに繋がるのでしょう。
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①②にも共通して言えるのですが、「やらないことを決める」ことは「無駄を削ぎ落とす」ことであるということです。
贅肉を蓄えてフルマラソンを走るのは厳しいと思います。
贅肉を減らすため、贅肉を増やす可能性をなくすためには、何かを増やすのではなく減らす必要があるのです。
自分で「やらないことリスト」を作ってみてるのですが、
「やらないことを決める」ことは超難しいと感じました。
なぜなら、今やってる全てのこと、今持ってる全てのものは一度は必要だと判断したから。
それを削ぎ落とすには、やはりなりたい姿を決めて、それに必要ないものは手放していくという勇気が必要になるでしょう。
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やらないことを決めるということで、僕自身も一つ行動に移しました。
仮住まい中のレオパレスに備えつけのテレビをはずして、押し入れにぶちこんでおきました。
なんとなくテレビを見てる時間が一番もったいないと思ったので、まずテレビを外してそのもったいない時間を削除することにしました。
人生有限なので、なるべく自分のやりたいことで生きていたいと思います。
そのために、無駄を削ぎ落とす行為がどうしても必要になってきます。
無駄を削ぎ落とすための「やらないことを決める」という考え方。
やりたいことのために、時間を作ってやらないことをやらない努力をしましょう。
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