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絵描きの腐女子が字書きの腐女子と「推しCPインク」を作ってみた

蔵前の文房具屋、カキモリ/inkstandさんで、フォロワーさんとオリジナルのノートとインクを作ってきました!蔵前の文房具屋、カキモリ/inkstandさんで、フォロワーさんとオリジナルのノートとインクを作ってきました!

メチャクチャ楽しかったよっていう自慢と布教!
それとまた遊ぶときのための覚え書き。
興味が湧いた方の参考にもなるといいなと思います。


ーはじめにー

⚠️このnoteでは、今現在実在している人物のBLカップリングについての言及があります⚠️

今回インクを作った推しは、タイの同性愛ドラマで主演を務めた2人の俳優さんです。タイでは、ドラマでカップルを演じた俳優2人を所属する会社が"その2人"としてコンビで活動させたり、それをファンがオープンにBLとして愛でたりする文化があります。
日本での芸能人などに対するそれよりも敷居が低い雰囲気があり、現状、日本から彼らを応援しているファンもそれに倣って盛り上げながら楽しんでいます。
「具体的にどう推しているか」は本題から逸れるのでこのnote内では割愛しますが、この場では2人の名前までは出させていただくことをご了承ください。

とにもかくにも「2人のことを"そういう意味で"推している腐女子によるレポ」になっております。
どこかで苦手だ、と感じた方は速やかにブラウザバックをお願いします。


では!はじまるよ!

今回の目的!

・推しCP2人を1人ずつ担当してインクを作って、推しCP色のインクとボールペンを手に入れる!

・そのボールペンを使うための、お絵描きと文字書き用の推し活ノートも作る!


まずは完成品を。

今回作ったのは、それぞれオリジナルのノート1冊、インク1瓶、ボールペンが2本です。

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作ったインクをノートに試し書きしたもの

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人物紹介

今回レポ内で名前を出させていただく人です↓

炭火 絵描き
KristSingto※が好き Singto君のインクを作りたい人 Aさん 文字書きさん
KristSingtoが好き Krist君のインクを作りたい人 

Singto(シントー) Prachaya Ruangroj
タイの俳優さん 今回異国の腐女子に勝手にイメージインクを作られた人
Krist(クリス) Perawat Sangpotirat
タイの俳優さん 今回勝手に異国の腐女子にイメージインクを作られた人②

※KristSingtoとは
タイの連続ドラマ「SOTUS(ソータス)※」で主演を務めたKrist(クリス)とSingto(シントー)のCP呼称。
※「SOTUS」…タイ独自の大学制度"SOTUS"を行う大学を舞台に、この制度を率いる三年生と反発する新入生、そして2人をとりまく仲間たちの恋愛や学生生活を描いた小説原作の実写ドラマ。
2016年放送の全15話が大ヒットし、後に主人公たちの2年後を描いた第2期「SOTUS S」、スピンオフ「Our Skyy」を放送。今年8月にも全世界に向けたオンラインライブが行われた、今も長く愛されている作品。

気になった方は、とりあえず2人のサイコーなドラマを見てみてください↓




お店の紹介

カキモリとinkstand、2つの姉妹店をハシゴしました。歩いて10〜15分くらいの距離にあって間にカフェや公園もあるので、とても遊び歩きやすい立地です。

こちらはノートを作ったカキモリ

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おしゃれな文房具屋さんで、ノートやペン、万年筆、かわいい便箋にアイデア文具など、「書くこと」「文房具を集めること」などが好きな人にはたまらないお店。

ここではノートの表紙や中紙、リングの色など、全てのパーツを自分好みにカスタムして一冊に組んでもらえるサービスを利用しました。


続いてinkstand

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inkstandオリジナルのインク、それを入れられるペンなどを置いているショップと、インクを作るサービス用のカウンターのお店の2店舗が隣り合って建っています。

このズラっと並んだインクを混色してオリジナルのカラーインクを作るというサービスを利用しました。自分の手で調色する"SELF"コースと、店員さんにイメージを相談して調色してもらえる"WITH"コースがあります。


当日の流れ

カキモリ/inkstand両方に行ったことのある共通のフォロワーさんに「オリジナルのノートとインクが作れるお店があるよ」と教えてもらいました。

カキモリとinkstandの"WITH"は予約無し、"SELF"は土日のみの予約制です。
すぐに「「行きたい!」」となったのでその日のうちに予定を相談して、2、3週間後の日曜日、12:30にinkstandの予約を入れました。

はじめはインクの後ノートを作る予定でしたが、そのフォロワーさんにざっくり予定を伝えると「日曜のカキモリは混むよ!開店すぐ行った方がいい」とのこと。
カキモリのメール問い合わせでも相談してみたところ、やはりノート→インクの順でまわるお客さんが多いとの回答だったので、予定変更して待ち合わせを前倒しに。

ノートを作るカキモリの最寄りは蔵前駅のA1出口、午前11時に待ち合わせしました。
正確には「都営浅草線」蔵前駅の「A1a」出口だったのですが、炭火は「東京メトロ大江戸線」蔵前駅に着いた挙句、徒歩で向かった先は「A1b」出口でした……。
行かれる方はお気をつけください。
(といっても大した距離はないので、蔵前で待ち合わせをするのでなければどこから出ても割とサクッと行けます)

だいたいのタイムスケジュールはこんなかんじでした↓

11:00 集合 カキモリでノート作り
12:30 inkstandでインク作り
13:30 カキモリで店内散策&ノート受け取り
14:30 お昼休憩の場所が見つからず街を散歩
15:00 inkstandでインク受け取り&ボールペン詰め
16:00 ファミレスで遅い昼ご飯&試し書きタイム
18:30 解散

当たり前ですがノートの製本にもインクの瓶詰めにも待ち時間があるので、その間を埋め潰すように重ねて予定を組みました。
天気は台風の予報でしたが、運良くほとんど降られずに済みました。紙やインクを触ったり持ち帰ったりするし、近いとはいえ屋外を行き来するので、空模様の荒れやすい季節に予定を立てるなら天気予報が出てる範囲で予約を取った方がよかったかもしれない
それと休日はやっぱり飲食店が混み合うので、ノートだけ、もしくは"WITH"でインクを作るのであれば平日に休みを作れる場合は平日に行く方がゆっくりできてベストなのかな、と思います。


1.カキモリ-ノート作り-

駅から交差点を渡って10分ほど一本道を歩くとお店があります。開店すぐのはずなのに既にそこそこ人がいて、午後に戻ってきたときにはかなり賑わっていました。

ノート作りでは一箇所に人が集まるので早く来て大正解。空いていないとかなり選びにくいです。なんなら開店ぴったりに着くくらいの気合いでもよかったかも。

選び方の書かれたアルミトレーを手に持って、表紙、中紙、オプション(封筒や仕切り紙、角金など)、留め具の順で棚から取った素材を乗せていきます。
中紙は付箋大の試し書き用紙が並んでいるデスクがあるので、そこで実際に書いてみて感触を確かめました。

素材は全てそれぞれ単価が設定されているので、最後にカウンターで総額を出して、完成品を受け取る時に支払いをします。

作っている間は夢中だったので、写真を一枚も撮っていませんでした……。2人で来たのに会話も一言もありませんでした。それくらい没頭していました。
表紙と裏表紙を選んだ段階でAさんのトレーをちらっと見たら、自分もAさんも紺の無地と落ち着いた柄の地の2枚を持っていて「被った……!」と思ったことだけ覚えています。

最後はカウンターで、店員さんと一緒に組み合わせを確認しながら合算。
2人一緒に注文を受けてくれたので、ここで初めて相手がどんなものを手に取っていたかをちゃんと見ることになりました。
自分は柄の地を表紙にしたけどAさんは裏表紙に使っていたし、お絵描き帳は横向きだけど文字書き帳は縦向きでした。こういうのを見比べるのが結構面白い。
色の好みが近いくらいでは全く違うノートが出来あがるようです。

完成品!

画像18表は青のヒヤシンス柄。

画像18裏。紺はやめて黄土色にしました

画像8中のページもこだわりました。

毎日のお絵描き帳なので、前半にはクロッキーなどがしやすそうな薄くて量のある紙を、後半にはちゃんと描きこめるページもほしいので画用紙を入れました。
リングや留め具の色形も全て選べるので、リングは手が当たりにくい上下留めで、金具の色は全て銅色に統一。物がカバンの中でぐちゃぐちゃになりやすいたちなので保護を第一に、ゴムバンドと角金をつけました。
封筒やカラフルな仕切り紙も入れられるので、バランスは取りながらもついアレコレ詰め込んでしまいます。

完成品を受け取るとき、ノートに収まるひとまわり小さい下敷きがついてきました(裏表紙手前の茶色い紙)。

事前にネットで読んだブログなどでは、めいっぱい安くおさめて800円、相場はだいたい1000円〜2000円と書かれていましたが……お財布から目を逸らしてつけられる物は全部つけたので、3000円近くかかりました。
角金が表裏合わせて700円したのが大きかったかな……まぁ、必要経費必要経費(暗示)

最後の注文確認のとき、店員さんが目の前でカルテのような注文票に記入していくんですが、店員さんご自身もモスグリーンのかわいいインクを入れたカキモリのボールペンを使われていました。
あ、今ここって"これ"が好きな人しかいない…!と感動しました。

インクもノートも、一度作ったものは繰り返し使えるサービスが用意されています。
使い切ったノートはお店に持ち込むか郵送で本体はそのままに中紙を新品に交換してもらうことができます。
インクは調色の「レシピ」を2年間お店で保存してもらえて、その間何度でも同じ色を注文できます。

「もったいないから使えないなんて言わせない」とでもいうような、ある種の気迫も感じました。


2.inkstand-インク&ペン作り-

12時頃にノートを作り終えて、カキモリから歩いて10分ほど、姉妹店のinkstandに来ました。
予約の時間まで20分ほどあったので、隣接しているショップでペンやインクを見たり、スタッフの方にインク作りのことをちょっと聞いたりして過ごしました。

そのときのお話によると、作りたい色に近い物が原色の瓶にあればそれをベースに調整を、無ければ離れた色を混ぜて色探しをするとスムーズにいきやすいそうです。
青緑が作りたかったらブルーとグリーンの比率を研究する、グレイッシュな複雑な色にしたかったら補色のオレンジとブルーを混ぜてみる、みたいな。
後者の混ぜ方で挑戦しましたが、使うインクを入れ替えるだけでも魔法みたいに色が変わって面白かったです。

12時半、いざインク作りへ

カウンターは4席。紺色の白衣(カッコイイ)を着たスタッフさんに混色の説明を聞いてから開始します。
14+3色の原色と「薄め液」のボトルが並んでいて、これを一度に3種類(+薄め液)まで、一滴ずつカップに落として色を作っていく。
作った色は、ガラスペンや、混色に使ったガラス棒に取って紙に書いて確かめます。

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タイトルででかでかと「推しCPインクを作ってみた」などと書きましたが、実は事前にはなんの相談もしていませんでした。
Aさんからは「Kristで作る」と聞いていて、自分も「Singtoで作りたいな」と思っている、以上の具体的な打ち合わせは無く、作業中もまたもや無我夢中だったので、写真撮影も会話もほとんど無く……。
だいたいできてきてフゥ〜、と顔を上げてみたら、隣もなんだか決まってきている、みたいなかんじでした。
というかシンプルに作業に必死で雑談している余裕なんてなかった。45分をナメてかかると、死ぬかお店に迷惑をかけます。私たちはお店に迷惑をかけてしまいました。快く待っていてくださいましたが、10分以上オーバーしてしまっていたので多分ああいうのダメだったと思う…本当にすみませんでした。
⚠️「時間超過してでもいいもの作った!」という話ではなく「頑張ってもヤバいので超頑張ったけどヤバかった」という経験談です。同じようなことを助長する意図は一切無いので真似しないようにしてください。


作ったインクはこちら

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サムネとアイコンにも使った写真。
左がAさんの作ったKrist君、右が炭火の作ったSingto君のインクです。黄色みの強い爽やかなグリーンと、赤紫っぽい甘いブラウンになりました。

ところで、Krist君のオフィシャルなイメージ動物は亀、Singto君はライオンなのでなんとなくKrist=緑、Singto=茶色のイメージは前々からあったりしました。

そうなると逆に「ただ茶色、よりは一捻り入れてやろう」みたいな天邪鬼が働いてしまうんだけど、素直に「推し君っぽい!」と思えるものにもしたいジレンマ。
最近ピンクの衣装が多いな、とか今出てるドラマの一つはドロドロの恋愛劇だったな、なんてことも踏まえて、今回はピンクめの茶色を目指して作りました。

Aさんの方も「どうするんだろう、やっぱり緑かな、ずらすかな、はたまた全然違うかな…並べたときしっくりくる色だといいな」なんて気になってはいたけど、2人で相談してすり合わせて作る、みたいな発想はお互いにありませんでした。
蓋を開けてみると「ぱっと見の色相は補色だけど、並べるとなんだか噛み合う落ち着いた色」と仲良く収まる奇跡の展開。推しCP〜〜!!!

画像18作り終わった頃に店員さんに「お二人の今日のお洋服と同じ色ですね」と声をかけられました。2人とも全く気がついていませんでした。

案外素直に"好きなものを好いて"いるんだな、と目から鱗。小っ恥ずかしいような辻褄が合ったような。めちゃくちゃ面白かったです。
「多分好みと彼ら(KristSingto)の見方が似てるんだと思います」とはAさん談。ほんとうにそう。

推しCPでインク作ろ!と言いつつどんな色にするかほとんど事前相談しなかった理由も完成してから後付けで考えてみたのですが、大前提としてコンセプトがセットだろうがお金出して各々作るものにそんな口出しするもんじゃないということは思っていたのと、それぞれの頭の中にあるイメージが具現化する過程がただただ楽しみで、結果が上手くいくか不透明なことにすらワクワクしていただけなのかな、とも思いました。

ある程度解釈や好みが信頼できるお友達であれば、「共通のテーマだけ設定して、具体的な相談はあえてしないで作る」は全然アリな遊び方だな!と思います。


3.作った後は

一刻も早く使ってみたい。そうですよね。

13時半過ぎ、まずはノートを引き取りにカキモリへ向かいます。
受け取った後は気持ちがそれのみに向かってしまうことは明白だったので、先に朝見て回らなかった店内をぐるっとまわりました。

ノートの受付とレジを合わせたカウンターを中心に、壁面には所狭しと文房具が並んでいます。
紙束をメモ帳にする専用の革紐だとか、黒地の封筒の中を覗くと星空が広がっていたりだとか、珍しくて面白いアイデア文具もたくさんありました。

個人的に素敵だと思ったのはこれ

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inkstandオリジナルのインクの棚に、店員さんが実際に使って描いたのであろう絵が貼ってありました。これやってみた〜〜い!と思った。近々やってみます。
※棚が歪んで見えるのは、一列ずつ撮った写真を加工で繋いでいるからです。

ワクワクしながら見てまわったあとは、ついにノートの会計。完成品と初めて対面します。
レジカウンターで2人揃って「フワァ〜〜〜!」と声を出してしまう。リアクションすることに対して恥ずかしいとかそういうのは頭から消し飛ぶ嬉しさでした。
の、ノートだ〜〜〜〜〜〜!感動。

この後時間調整と休憩を兼ねてダンデライオンというカフェに行きましたが、日曜の午後の混雑&お目当ての品が売り切れで断念。他にお店をリサーチしていなかったので、あたりをうろうろ散歩していました。


15時少し前にinkstandへ。
インクの受け取りと会計はショップで行います。

ここでは作ったインクを詰められるペンも販売していて、瓶から繰り返し補充できる2〜3千円の万年筆やローラーボールペンと、使い捨てで税込440円の「カラーライナーKIT」というペンやマーカーのシリーズがありました。

Aさんの作るインクもどうしても欲しかった炭火のお願いで、今回はそれぞれカキモリのローラーボール(0.5)と一緒にカラーライナー(0.5)も購入。
お互いの作った色を詰めたライナーを交換こしてもらいました。+500円弱でもう一色手に入るので、これはかなり良かった。
どちらもインクそのものを見せるシンプルなデザインが気に入りました。

インクはおろか万年筆すら使ったことのなかった私たちは、インク補充を自分たちでやるのが少し心配でした。
店員さんに伺ってみたところ、そのときお店が空いていたのもあってその場でインク補充をやって見せていただけることに。

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ペンの中のコンバーターをインク瓶に挿して、インクを吸い上げます。カラーライナーの方はフィルム巻きの脱脂綿のようなものが入っているので、それを瓶の中にぽんと入れて吸い上がるのを20秒ほど待つかんじ。

注意点などを丁寧に教えていただきながら、流れを見ることができました。この補充の仕方はペンの説明書にもついているのと、YouTubeにもレクチャー動画があるんだとか。

ペンの準備も(他力本願で)完了しました!
そろそろお喋りしたり少し長居しても気にならないところで、ゆっくり試し書きがしたい。なによりこの時点で15時をまわっていましたが、お昼ご飯はまだ食べていません。お腹空いた。

蔵前には何故かファミレスがやよい軒しかありません。
浅草方面のサイゼまでてくてく歩きました。

本当にお腹が空いていたのでご飯の写真はありません。
1円値上がりは割り勘会計がしやすくていいですね。


お腹も満たしたところで開封!
お店に迷惑をかけない程度にテーブルの上で撮影会。

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日頃"映え"を追求していない自らを悔やみつつ、2人分の物が揃っての記念撮影はこの時間限りだったので、一生懸命机を片付け、物を並べ、画角を探し、机を片付け……落ち着いたのは17時頃でした。

そこからは1時間ほど試し書きタイムを設けて、各々ノートを開きました。

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タイでは一般人・芸能人ともにInstagramの利用がとても活発で、毎日のように新しい写真がポストされます。趣味になったインスタ写真の模写を作りたてのペンで!楽しい。

ぴかぴかのノートに、出来立てほやほやでまだ発色の薄いインクを恐る恐る置いていく。

どんどん楽しくなってきて、この日何度目かの無言の作業時間が再び訪れました。
どの時間でもあえて喋らないようにする気などは全く無かったのですが、マルチタスクが苦手なので気付くと口数が減っている……。

書き終わってからもう20分くらいお喋りをして、お開きになりました。すごく楽しかった。
個人的にやりたいと思っていたことは全部やれました。


制作にかかった総額

一通り遊んでしまった後ではあまり深く考えたくないところですが、行く前に一番調べたのもこれでした。当日変にケチらないためにも予算はちゃんと見通したい。
今回購入したものと金額を一覧にしてみました。

カキモリ
オーダーノート ¥2,830

inkstand
オーダーインク ¥3000
カキモリ ローラーボールペン ¥2,200
カラーライナーKIT ¥440
持ち帰り用手提げ ¥50

計:¥8,520

ちなみに交通費やご飯代など、他諸費用はここには計上していません。


これが上記の金額分、全部終わってから一緒に並べて撮った戦利品たち。
カキモリで作ったノートと、inkstandで作ったインクとペン×2 が2人分です。

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これだけアレコレ作ればまぁそんくらいはするよね、むしろお値段以上!って印象。しょっちゅうできる遊びではないけど、そのぶん今回作ったものは大事に大事にしたいなと思いました。

帰り道は2人とも「豪遊した…」「そう、これぞ正に"豪遊"」「貴族の遊びだった〜〜」「贅沢した……」と恍惚としてました。

すごいことしちゃったな。でも楽しかった……。


その後ちょこちょこ描いてみたのがこんなかんじ

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楽しい!インクもノートも推しもかわいい!!最高!


最後に

今回は「好みの似てる2人」で作ったので自分と相手の共通点や違いを見るのがとても面白くて楽しかったです。一方で、もし1人で来ていたらもっとわき目も振らず集中出来たかもしれないし、好みの全く違う相手と行ってもまた違った発見がいろいろあったかもしれない。
作ったインクも「今回炭火とAさんが作ったKristSingtoインクはこれ」だったけど、2人の推し方が違う人が作ったらきっとまた別の素敵な色になるかも。

次は他の人と遊びに行ったら、違うテーマで作ったら、どんな物になるだろう?
一通り遊んでみて、また行きたいし、いろんな人の遊んだ感想やオリジナルノート/インクのコンセプト語りを聞きたいなと思いました。

これからもお店を訪れるお客さんと、たのしいレポがいっぱい増えますように。twitterのフォロワーさんとか、どうか遊んだら教えてね!



一緒に行ってくれたAさん、アドバイスをくれたフォロワーさん、お店の方々、最後まで読んでくださった皆様、お付き合いいただきありがとうございました。
炭火