見出し画像

キャリアダウン その後の構想

キャリアダウンを行う目的と具体策

先日キャリアダウンについて、思うところを書きました。

内容は、人生の局面においては、キャリアアップだけではなく、戦略的にキャリアダウンを行う必要も出てくる。
仕事の目的を、キャリアアップによる収入増加と捉えるのではなく、ある一定の年齢になると、社会貢献、仕事のやりがい、自分や家族への時間の使い方、などに重きを置いてやることも、人生の選択肢のひとつとしてアリではないかというものです。

具体的に言うと、私は現在50歳、一般的な中小企業に勤め、営業の管理職という役割で日々仕事をしています。
管理職なので、会社全体の業績向上のための結果を出すことと並行して、会社の未来を支える若手の育成も大事な仕事となっています。

しかしコロナの影響をまともに受けた業種でもあり、会社内はピリピリした緊張感に覆われ、この一年間で落ち込んだ業績をいかにして回復させるか?
待ったなしの状況となっています。当然経営者からのプレッシャーもすさまじいものがあります。

勿論、会社の存続のため、自分としてできることは何でもやっていく気持ちはありますが、20年にわたり業績向上に向けて(会社も、自分自身も)走り続けてきた身としては、これからの不透明な時代に突入するにあたり、そろそろ自分のことだけ考えてもいいのでは?という気持ちが大きくなってきました。

20代や30代のころに比べて、生きていく上でのリスクが限りなく小さくなっている現状で、(子供も社会人になった。住宅ローンの完済も見えてきた。)働く目的が

働く=お金のため から 働く=やりがい 

に完全に変わってきました。残りの人生、悔いのないよう、自分に正直に生きたいと思う気持ちを抑えられなくなってしまいました。

また現実問題として、年金のみに頼るというのも大きなリスクです。(中小企業なので大企業のような手厚い保証はありません。)
おそらく75歳までは、自分の力で稼がなければいけません。

どのように試していくか

かといって、早期に退職し次のステージに移るといっても、そのための準備ができていません。
何年後に、どのような形で働き、どのようにして自分らしさを取り戻すか、ここを明確にしたうえで、そのための準備をしなければいけません。

何か特別な強みがあれば、フリーランスとしてやっていくのですが、会社から給料をもらうという「サラリーマン」を長年続けている自分にとつては、「自分で稼ぐ」という経験がありません。

そこで3つのパターン(構想)を考えてみました。

1 収入が下がるのを承知で、他の企業へ転職する。

一番オーソドックスな方法ですが、年齢もありますし、転職先でやりがい優先で仕事をすることができるか?考えると微妙なところです。

2 今の会社を退職してほかの企業へ契約社員として転職し副業とかけもちで仕事を行う。そして3~4年をめどにフリーランスとして独立する。

契約社員と副業の時間配分や、力の入れ具合によってうまくいくかどうかの部分がありますが、悪くない働き方だと思います。
転職先の理解は必要になってくるとおもいます。

3 今の会社との雇用形態を変える。一度退職して、個人事業主として契約して、自分自身一番強みを発揮できる分野で契約をする。これと副業(できれば2つぐらい)を兼務させ仕事を行う。

今まで培ってきた自分の強みや経験を無駄にせず、かつ自由な働き方が可能である、よい選択だと思います。
条件としては、退職までモチベーションを落とさず、会社からは有益な人物のまま、惜しまれながら退職するということが必要になります。

まとめ

冒頭に、「生きていく上でのリスクが限りなく小さくなっている」云々と書きましたが、実際は住宅ローンの残債もありますので、すぐにというわけにいきません。リアルに申し上げると、あと3年は今の会社で、今の給料を維持しながら働く必要があります。

この3年間の時間の使い方が、非常に重要になってきます。
3年後に、現代段階では一番いいと思われる「パターン3」を実現することを明確にして、そのための計画を立て、実行していこうと思います。

最後までご視聴いただきありがとうございました。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?