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今日 一歩踏み出します。

これまでは・・・

50歳を目の前にした、中小企業で働く平凡なサラリーマンです。
これまでひたすら仕事に精を出し走り続ける日々。
社内でもそれなりのポジションにつき、実績を積んできました。
組織を任されつつも、日本全国、時には海外など月の半分は出張という生活を15年ほど続けてきました。全国各地の美味しい食事と美味しいお酒を楽しみつつ、お客さんにも恵まれながら成果を出すという充実した日々を過ごしてきました。家庭も決して円満というわけではありませんでしたが、家族3人微妙な距離を保ちつつ、それぞれが日々充実した人生を歩んでここまできました。一人娘も4月から晴れて社会人になります。
これからの人生もこんな感じで普通に続いていくのかなって思い始めていました。・・・が、

急劇な変化がきました。

世の中の変化とともに、会社の業績も厳しくなり始め、コロナが追い打ちをかけました。会社はぴりぴりした雰囲気となり、経営者も会社の舵取りに迷走しはじめ、自分を含めた50歳前後である幹部たちも日に日に追い込まれ、会社に行くのが辛くなってきました。こんなはずじゃなかった・・・という気持ちと、このままではいけない・・・という気持ちが日増しに強まり、このまま会社にしがみつき、それなりの給料をもらい安定した生活を続けるのか?(会社が倒産すればそれも無理なのですが。)それとも自分自身納得がいく人生を歩んでいくべきか?一年間悩み続けた結果、やはり納得のいく仕事をして、納得のいく人生を歩んでいきたい、そのために今の立場を捨て、新たな環境に向かって行動を起こそうという結論に達しました。

これから何をしていくか


しかし、これまでサラリーマンという立場しか知らない自分にとって、どのような選択肢があるのか、転職するのか、またはフリーランスで生きていくのか?何かスキルと呼べるものは?自分の強みは?営業しか知らない自分に一体何が出来るのか?結局自分は何も無いのでは・・・と暗い気持ちになりました。書物に救いを求め本を読み漁っては、翌日仕事に行き現実に戻されるという繰り返しのなかで、ある時、自分のこれまでの人生を振り返り、自身の人生の棚卸しをしてみました。振り返えるとたしかに平凡な歩みの中でも、悲しかったことや辛かったこと、楽しかったことや嬉しかったこと、そこにはそれなりの経験を積んできた自分がいました。何かの本で、人間の幸せはその人が死ぬ時の喜怒哀楽の総量で決まるという言葉がありました。何もないと思っていた自分も、これまで生きてきた中で、喜怒哀楽の総量はそれなりの量になっているんだと思ったとき、決して何もなかったわけではないと気が付きました。
これまで仕事以外で、自分自身のことを伝える、発信するといったことを経験したことがないので、noteという存在を知り、ネットで調べながら恐る恐る書いてみました。これまでSNSで発信したこともない自分にとっては新鮮な経験です。
これからは、まだ今後どこに向かっていくか定まっていない状態ですが、自分が思うことを発信しながらも、これ!という沸き立つ想いが出るまで発信していきたいと考えています。

というわけで、今日 一歩踏み出しました。




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