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【日本と違う】アメリカの銀行口座と送金方法

アメリカに移住になれば、身の回りのセットアップを行う中で「銀行口座の開設」が必要になってくることでしょう。
アメリカでの銀行口座の種類や、送金方法の種類などについて紹介したいと思います。

銀行口座の種類

口座は大きく分けて2種類
Checking Account
Saving Account

◆Checking Account
名前の通りCheck(小切手)の振り出し口座で、日常生活において頻繁に引き出しを行う場合に必要になってくる口座です。生活する上でよく使う口座になるので、必ず開設が必要になってくるでしょう。日本でいう当座預金口座にあたります。Personal Checkでの支払い、クレジットカードやデビットカードの引き落とし、ATMでの現金での引き出しなどに使用する口座です。貯金用の口座ではない為、金利はほとんど付きません。

◆Saving Account
こちらは日本でも馴染みのある普通預金口座のことです。ただし、名前の通り貯金(Save)をするための口座なので、日本の普通預金口座と違い頻繁に引き出しを行うための口座ではありません。ATMでの引き出しに制限があったり、そもそも出金するためにはChecking Accountに移してからではないと出来ない場合もあります。預金口座に対して金利が付くので多く貯金をする方は生活費以外をこのSaving Accountに預けることをお勧めします。銀行によって金利が異なるので確認が必要です。

送金方法の種類

アメリカでの送金方法
Wire Transfer
ACH

◆Wire Transfer
Wire Transferとは2つの銀行間で行われる送金のことで、特定の通信手段を用いて当事者の銀行間で送金に必要なコミュニケーションや手続きを経て行われる送金のことです。日本でよく使う「振込」にあたります。後述するACHとの違いは、どの銀行間でも取り扱い可能ということ、国内であれば即座に送金ができるということ、海外送金ができること、手数料が数十ドルかかるということです。

◆ACH
ACHとはAutomated Clearing Houseの略で、ACHという特定の送金ネットワークを使用する決済方法です。電子小切手決済とも呼ばれており、公共料金の支払いや給与振込など、小切手に替わる決済方法とされています。Wire Transferとの違いは、送金には2-3日かかるということ、手数料が安いということです。アメリカ国内のみのシステムなので、海外送金はできません。

以上口座と送金の種類についてご説明しました。
預金口座の金利や引き出し手数料などは、銀行によって違いがありますのでご注意ください。

ちなみに私が使用しているのはU.S.bank(旧ユニオンバンク)


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