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今年の振り返りと、来年のこと。

今年最後の授業が終わりました。

思えば、今年は

未だかつてないほどの激動の年でした。


1月〜3月は小学校3年生の担任でした。

3月に退職。
やりたくないことを手放せて幸せ。

4月〜8月私立学校建設に向けてスタッフ活動。
驚くほど多忙。

8月に突然の脱退。
色々あって不安定。

9月〜10月仕事探し。
オルタナティブクールスタッフ体験。
焦らないと心に決める。

11月からオンライン家庭教師スタート。
自分にピッタリが見つかってハッピー!

12月フリースクール勤務依頼。
感動で震える。



風の時代だと聞いてはいましたが、これはもう嵐でした。

強すぎる風に飛ばされそうになりました。

落っこちてダメージを喰らいました。

落ちたところは暗くて、先が見えなくて、不安でした。

でも、よく見たら綺麗な花も咲いていました。

花の美しさ、自然の豊かさに目を向けて、そこを楽しむようにしました。

すると光が見えました。

光の方に進んでいくともっと明るい場所に出ました。

花は色とりどり、鳥や小動物がいます。

楽しいことをできそうな気がしました。

より楽しく素敵な場所にするために、私はいろんなものを作り出しました。

そして、どんどん楽しくなっていきました。

さらに進むと、空の青さと明るさが目に飛び込んできました。

村が見え、新しい仲間たちがいました。

あたたかく素敵な仲間が、私を歓迎してくれました。


来年からは、新しい仕事が本格的に始動していきます。

いよいよ、自分が本当に望んでいたこと、場所に辿りつくことができました。

これまでは、納得いかない、おかしいなと思うことに、目をつぶって歩いてきたけれど

だけどもうそれをしなくていい。

こうした方がいいと思うことがあれば、自分で発言ができるし、ちゃんと聞いてもらえる。

当たり前にあるべき形だと思うけど、もしかしたら日本にはまだ少ないのかもしれないです。

子どもにも、そうでありたい。

規則だから、守りなさいと押し付けるんじゃなくて、どうしたいの?と聞ける場所をつくりたい。

聞いて、変化させることができると体験させてあげたい。

失敗し、学びにすることも体験してほしい。



一つはオンライン。

一対一の関係の中で、インプットとアウトプットの繰り返しの中で学び、自己肯定感を高め、コンフォートゾーンを広げていく。

少し広くなったコンフォートゾーンを使って、オンラインコミュニティに参加して、繋がりを作る。
ここでは、また関わりの中でコミュニケーションの喜びや失敗を繰り返し、またコンフォートゾーンを広げる。

関係性は一対一というものから、一つのコミュニティの中で居場所をつくることで一対多との関係性も構築できるようになる。
コミュニティのしんどさを感じたときにはいつでも一対一に戻ることができる。

コミュニティの中であたたまりを感じた子どもたちは、コミュニティの活性化に向けて動き出す。イベントを企画したり、ルール作りをしたり、コミュニティのオーナーシップを握っていく。

こうして、自信に溢れた子どもたちは、もっと大きな社会へチャレンジをしていくようになる。


もう一つは、フリースクール。

ここはこれから。

だけど大きく違うのは、場の作り手が人だけじゃないということ。

自然。

この役割はまだ私には捉えられていないのだけど、なんだかすごいパワーがあるように思う。

スライドも何も用意しなくても、材料は全てそこにあって、子どもたちは勝手に夢中になっていく。

さらには、人が発する肯定する言葉とか態度とか以外にも、「あたためる」みたいな部分をごっそり引き受けてくれるような力があるんじゃないかと思っている。

オンラインで、一つ一つ私たちが作っていかなくてはならないところを、そこに集いさえすれば、自然は全部、自動的に担っていってくれるんじゃないかと。



私はこの相反するような、二つの居場所にいられることをとても嬉しく思う。

場所としては、相反していて、存在としては、全く同じ方向を向いている。

おもしろい。
とても。


来年は忙しくなります。

だけど、今年の振り返りよりも、来年のことをたっぷりと書く年末は経験したことがない。

大掃除をして、すっきりと年神様を迎えたいです。







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