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オンラインスクール構想 その②

オンラインスクールには、職員室もある。

いつもいる先生たちは、自分の授業づくりをしながら気軽に交流している。

ときどき子どもが話をしたくてくることもある。
話せるなら話したらいいし、ちょっと今は難しいというときは離席していれば大丈夫。

子どもたちは、ひろばで話したり遊んだり、本を読んでいたり、ぼーっとしていたりする。

みんなで交流する時間もあって、参加したい子は、時間になったら集まって先生とわいわいやっている。

それから、お母さんたちの場所もある。
カフェみたいな場所で、いつでも気楽に誰とでも話ができる。

お昼には、みんなでおしゃべりしながら食べたい人たちのために、ランチルームがあって。
大人も、子どもも、先生も、混じり合いながら、食べている。

それってもう、スクールという括りを超えているように思う。
だけど。
それがいいかもしれない。

一つのスペースであり。
一つのコミュニティ。

統合。
いろんなコンテンツはバラバラにあるのではなく。
人も。
隔てた中に存在するのではなく。
バラバラなものたちがゆるりとした空間の中に集まっているような感じがいいと思う。

足りないものは、触れ合うことと自然。
これを補うように、自然のフィールドで、人と人が触れ合うものが欲しい。
全国に存在するそういう存在のネットワークがそれらを補ってくれるのではないだろうか。



ここまで考えておいて。
私は、いったい何がしたいのかと思ったりする。

こういうものは、朝とか夜中とかに目覚めたときに、頭の中をかけめぐるので。
とりあえず、文字に起こしておこうとして書いているのだけど。

オンラインスクールがつくりたいのか。
現実のフリースクールにいたいのか。
このままでいいのか。


でも、それはもう決まっているようにも思う。
ひらめきはいつも。
どこからか降りてきて。
何かがタイミングを見計らっていて、今!というときに、現実化したりする。

学校みたいなものを作るということの前振りは、私の中に随分と前から存在していた。
大学のとき、学校教育コースを選んだのは、学校の運営に関心があったから。
退職してからは、新しい学校をつくりますといって、説明会のチラシまで作っていた。
私の中にはきっとストーリーがあって。
順調にそのストーリーを生きているのだと思う。

よく行く美容院の方に経営のことについていろいろと話をきいたことがある。
すると、
「自分が経営しているというよりは
 〇〇(お店の名前)っていう存在がいて。
 ぼくがその授業員って感覚です。」
って言われていて、なるほどとおもった。

今はまだない、スクールか居場所みたいなもののエネルギーがすでにあって。
それが生まれる前から、自分のストーリーを確実に進めている。みたいな。
自分の感情とはちょっと離れたところのものが動いていくような。
わたしは、その動きに乗っていけばいいだけ。
そんな感覚を夜中に覚えた。

もしかしたら実現しているかもしれないし。
そうじゃないかもしれない。

どちらにしても。
私は、今とても幸せだし。
あれこれ考えこむよりは。
これからも、心ゆたかに、委ねて生きていこうと思う。


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